赤ちゃんもベビーバスを卒業。そろそろ一緒にお風呂に入ろうかと思ったとき、赤ちゃん専用のお風呂マットを買おうとする方もいるかもしれません。
しかし結論から先に書くと、赤ちゃんを寝かすためだけのお風呂マットであれば不要です。
買うならば、赤ちゃんだけでなく、『子供・大人も使える滑り止め機能があるお風呂マット』です。
今回はその理由や、今も使うほどお気に入りの滑り止め機能があるお風呂マット(浴室用、浴槽用それぞれ)をご紹介します。
お風呂の滑り止めマットを選ぶときの条件もあわせて書いてあるので、検討中の方はご参考にしてください。
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バスチェアよりもお風呂の滑り止めマットをすすめる理由
- ベビーマット・バスチェアは子供が大泣きする
- 浴槽からの出入りのときに滑りそうになるのを防ぐ
- 立てる子供が浴槽で安心して遊ぶことができる
- お風呂タイルに直接座るのは、固い・危ない・冷たい。この悩みを解消
赤ちゃんのバスチェアやベビーマットは、お子さんの特性にも合うのかもしれません。
わが家ではバスチェアを第一子・第二子、それぞれに試しましたが大泣きでした。
また、浴槽に入るときは大人が抱えて出入りしますよね。お風呂の滑り止めマットなら、そんなときに滑りそうになるといったヒヤリ・ハットを、防ぐこともできます。
赤ちゃんや子供のお風呂マットはどれが良い? おすすめと選ぶ条件
滑り止め機能があるお風呂マットは、いろいろ種類があります。
お風呂に苦手意識がある赤ちゃんや子供の場合は、好きなキャラクターのもの。
とくにこだわりなく、単純に安さを重視など、さまざまな理由で選んだりするかもしれません。
その際、以下に挙げる項目もチェックして買うと、その後の管理が楽になるので、おすすめです。
滑り止め機能付きのお風呂マットを選ぶときの条件
私がお風呂マットを選ぶうえで重視した条件は、以下の内容です。
条件リスト
直立できるもの | 使用後どう片付けるかも視野に入れた条件。できれば、使用後にお風呂場で乾かせることもできるもの |
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抗菌・防カビ | お風呂場は、ただでさえ菌やカビが発生しやすい場所。手入れ次第ではカビも生えるかもしれないが、いちおうその性能があるものを優先 |
クッション性 | 赤ちゃんや子供が座っても痛くないもの。また、万が一転倒しても、怪我を軽減できるもの |
そこで私が買ったのは、以下の商品です。
おすすめの滑り止めお風呂マットは『パタッとスノコ』。浴室用として最適
わが家で浴室用として購入し、現在も使っているお風呂マットは『たためる風呂マット「パタッとスノコ」』。
これがかなりの優れもの。
おすすめポイント
- やわらか素材で、軽い
- 厚みもあり、クッション性が高い
- 冬場冷たくない(お風呂場が寒ければ、当然ながら寒いですが、直接床に触れた時の冷たさ・寒さとは段違いです)
- お風呂の大きさに合わせて、好きな位置でカットが可能
- 3つ折りできるので、使用後はコンパクトにできる
など。
パタッとスノコのサイズは、以下のとおり。
レギュラー | 60×90 |
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ロング | 60×120 |
ダブル | 85×120 |
私はダブルサイズを買って、お風呂に合わせてハサミですこしカットしました。
これを使ったおかげで、子供を直接床に座らすには危ないし、(お風呂暖房もないから)冷たい!といった悩みを解決してくれて、本当に助かっています。
また、沐浴を終えて、お風呂デビューする赤ちゃんにもおすすめです。
上にも書きましたが、バスチェアでは大泣きした子供も、これを使えば大丈夫でした。
実家にはレギュラーサイズを購入し、帰省時に使うほどお気に入りです。
ちなみに、パタッとすのこは防カビ加工ありでしたが、やはりお風呂に濡れたまま放置していたら、カビが出てしまいました。
買い替え検討しましたが上記のとおりパタッとすのこはかなり値上がり。
そこで次は「オーエ ラバーすのこ アクアムーブ ブルー」(Amazonで1枚1,200円くらい。プライム会員なので送料無料)を2枚購入しました。1枚をカットして使っています。
前回のカビの件もあるので、オーエ ラバーのほうは毎回面倒ですが軽く拭いて浴室外に置いています。
パタッとすのこのようにたためないため多少横幅はとりますが、それでも値段差を考えるとこちらでも良いと感じています。
赤ちゃん・上の子との使い方
- あぐらをかいた中に、赤ちゃんを座らせる
- そのまま洗ったり、シャワーをしたり
赤ちゃんも体勢が安定するし、ママに触れていて安心するのか泣きませんでした。
なお、ほぼワンオペで乳幼児を育てていたので、当然ながら赤ちゃんと一緒に幼児も入れていました。
上の子を浴槽に入れるときは、一時的に赤ちゃんをマットの上に寝転して、さっと上の子を抱えて浴槽に入れてあげて、その後すぐに赤ちゃんを抱っこすればOK。
一瞬のことなので、赤ちゃんの機嫌を損ねることもありません。
出るときも同じです。すぐ外に赤ちゃんが寝っ転がることができるバスタオルを敷いておいて、赤ちゃんをそこに寝せたあとに、上の子を回収。
浴槽内の滑り止めお風呂マットも、ぜひ用意しておこう
体などを洗う場所以外に、浴槽の滑り止めマットも赤ちゃんや小さい子供がいる家庭には必要となるもの。
私が選んだ時の条件と、買ったものをお伝えします。
お風呂・浴槽内の滑り止めマット。選ぶときのおすすめ条件
ずれにくい | 子供が浴槽内を歩いたりするので、そのときにズレないもの |
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手入れがカンタン | 設置や使用後の片付けに時間がとられるのは避けたい。子育てで慌ただしいときに、時間をとられるようなものはNG |
抗菌・防カビ | 浴室内の滑り止めお風呂マットと同じ条件。菌やカビが発生しやすい場所なので、できるだけその性能があるもの |
おすすめのお風呂・浴槽内の滑り止め・お風呂マットは『オーバルリンク』
大体吸盤があるものが一般的ですが、いろいろ調べた結果、私は吸盤がない『オーバルリンク(浴室用マット)』を購入しました。
オーバルリンクのサイズは、以下のとおり。
Mサイズ | 縦×横×厚さ:38cm×55cm×0.2cm 重さ:0.8kg |
---|---|
Lサイズ | 縦×横×厚さ:38cm×70cm×0.2cm 重さ:1.3kg |
上の表を見てわかるとおり、オーバルリンクは重さがある滑り止めマットで、吸盤がなくても機能を十分に発揮してくれます。
おもに気に入ったことは
- 斜めに力を入れたり、踏ん張ったりしてもずれにくい。赤ちゃんや子供を抱えながら浴室の出入りしてもズレにくいので安心(これ重要!)
- マット自体が重いので、浮かび上がったりしない。お湯がはっている浴槽に入れても、マットが自然と落ちていってくれるため、設置がカンタン。(吸盤型マットだと、お湯がはっているところに入れるのは大変?)
- 片付けるのも、とてもカンタン(吸盤型だと外すのが大変?)
(吸盤型は買ったことがないので、レビューなどの意見を参考に気になった点を書いています)
オーバルリンクの難点は、すこし値段が高いこと。
一般の吸盤型お風呂マットに比べたら、3倍くらいのお値段です。
介護用にも使われるもので、製品自体がしっかりしている分、お高いのかもしれません。
(2019/5/6追記)
なぜかLサイズのほうが安くなっています。
価格は時期やカラーによって異なるのかもしれません。ご検討のかたは、こまめにチェックされると良いかもしれませんね(^^)
赤ちゃん用のお風呂マットは、ご家庭にあった製品選びを。
今回は、おもにベビーバスから普通のお風呂に切り替わるタイミングでおすすめしたいものを紹介してみました。
もしベビーバスを使わず、赤ちゃんが1か月たたないタイミングからお風呂場に入れたいのであれば、赤ちゃん専用のお風呂マットを用意しても良いかもしれませんね。
しかし、どちらにせよ、これも「パタッとすのこ」など、クッション性の高いお風呂マットの上に置いて使うことをおすすめします。
赤ちゃんが2か月くらいになれば、パタッとすのこだけで十分だと思います。
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