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年長5歳・ピアノの個人レッスンの様子【ヤマハ幼児科退会後】

個人レッスンのピアノ教室の様子

こんにちは、とはのです。

以前ヤマハのピアノ教室(幼児科)を退会した話をお伝えしました。

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個人レッスンのピアノ教室に移ったことにも触れましたが、もうすこし詳しく、といった声があったので、以下のことを順不同にてお伝えします。

今回紹介すること

  • 個人レッスンのピアノ教室について
  • 通ったピアノ教室とレッスンの様子
  • 子供がレッスンで苦戦していたこと
  • 年長で使ったテキスト

個人レッスンのピアノ教室の特徴

一般的に個人レッスンのピアノ教室は、「料金が高い」「敷居が高い」といったイメージがあります。

実際にそのとおりの部分もありますが、

  • 一人ひとりにあわせたペースでレッスンを受けることができる
  • 個人のクセや苦手部分を、随時修正してくれる
  • 教師が横についているため、横ですぐに見本を見せることができる

などのメリットがあって、実際には料金に見合うレッスンをおこなっているといえます。

子供が通った個人レッスンのピアノ教室

子供が通っている個人レッスンのピアノ教室について、改めてお伝えします。

音楽教室が運営

子供が通っているのは、ピアノの個人レッスンもおこなっている音楽教室です。

小さな年齢ならグループレッスンもありますが、年長くらいであればピアノの場合は個人レッスンになります。

女性アイコン(困り顔)
個人運営のピアノ教室は少し離れた場所のところや、希望時間帯も平日の夜しか空いていないところばかりで、除外しました

料金は割高

音楽教室なので、個人運営のところに比べたら割高だと思います。

ただ、ヤマハの幼児科は施設料を含むと60分グループレッスンで月8,000円以上。
また、年齢によって料金も上がっていくと聞きます。

こちらの音楽教室は時間単位。
30分個人レッスンでヤマハの幼児科と同じくらいの価格でした。

それなりに高いですが、得るものは大きいと感じます。
また、一応窓口もあるので、先生とトラブル(?)があったときに第三者が入ってくれるといった安心感があります。

今も現役で活躍する教師陣

通っている音楽教室には、楽器ごとに何人か先生が在籍しています。

先生たちの経歴や活動について確認できるのですが、今も現役で活躍している人や立派な経歴の持ち主ばかり。
正直音楽知識ゼロの親と、音符が読めない子供が申し込んでいいレベルなのか戸惑うほどです。

ちなみにどの先生になるかは、希望の時間帯・曜日によって変わってきます。
どうしてもこの先生が良いというときは、先生が空いている時間帯を希望すればOKでした。

個人レッスンの様子と使ったテキスト【体験談】

年長の途中でヤマハから移ったときのレッスンの様子や、使ったテキストをお伝えします。

テキストは3冊

入会にあたって、先生にはなにか習わせたいものはあるか、テキストなど希望はあるかと問われましたが、ピアノの知識はなかったため、おまかせしました。

「ヤマハで使っていた教材があるのであれば、そちらをお持ちください。足りないと思ったら、ご提案しますね(*^^*)」

そう言っていただき、「ぷらいまりー3」を持っていきました。
その後、子供のレッスン様子を見ながら、レッスン2回目のときに追加テキストを提案されました。

  • バーナム ピアノ テクニック ミニブック
  • はじめてのギロック(GILLOCK)

 バーナムピアノテクニック ミニブック

ピアノの個人レッスンテキスト・バーナムピアノテクニック ミニブック

幼児にもわかりやすい内容で、ピアノ初心者向きのテクニックブック。
指の置き方から、弾き方までが学べます。

たとえば「3 右手でまりをつこう」では、跳ねるように弾く「スタッカート」を意識しながら

「ここでは手首を下げて、ここでは手首を上げて」

そう言いながら見本を見せ、耳で聴かせてくれました。

それまで手首を気にして弾いたことがなかった子供。
手首を上げる動作ができず、肘ごと上に上がってしまうこともしばしばでした。
また、指も平行に弾く弾き方だったため、指先を動かして弾く弾き方は苦手だった様子。
スタッカートでも同じように苦戦していました。

はじめてのギロック(GILLOCK)

ピアノの個人レッスンテキスト・はじめてのギロック(GILLOCK)

一番最初の楽曲「さあ、ワルツを踊ろう」。

「ぷらいまりー3」で習っていたところより、音が少なくすんなりと弾けました。
そのわりに楽曲がとてもきれいで、個人的にぷらいまりーの曲よりも落ち着いていて好み。

楽譜には「ワルツのリズムにのって」と書かれています。
そのとおり、気持ちを入れる弾き方を学ぶ第一歩となりました。

「やさしく」「なめらかに」「かるく」「かわいく」など随所にメモを書き込む先生。
単純に音符をなぞらえるのが重要ではないと、自然と子供に教えてくれたような気がします。

「さあ、ワルツを踊ろう」の次は、23ページの「サーカスのピエロ」。
ページを順に進むのではなく、子供のレベルや時期に合わせて曲を教えてくれました。

ぷらいまりー3 → 新 こどものブルクミュラー

ピアノの個人レッスンテキスト・新 こどものブルクミュラー

「ぷらいまりー3」が終わったあとは、「新 こどものブルクミュラー」を追加。
子供にとって難易度はあがり、1曲1曲を確実なものにする形でゆっくりと練習しました。

レッスンで苦戦したこと

レッスンで最初苦戦したことは、以下のとおりです。

  1. 譜面が読めない
  2. 鍵盤を押す力が弱い
  3. ピアノを弾く姿勢が備わっていない
  4. 弾く前後の意識が備わっていない

譜面が読めない

それまで譜面を読む機会がなかったので、当然ながら読めませんでした。
ヤマハのときも家で練習のときに、すこし読めるようにと教えていましたが、ヤマハでは習っていなかったし、まずは弾くことが第一だったため本人が泣いて進まず。

ただこれも先生と読んでいくうちに、家でも自分で意識するように変わってきました。
おかげで徐々に読めるようになりました。

鍵盤を押す力が弱い

個人レッスンでは本物のピアノを使用します。

しかし、それまでヤマハではエレクトーンを使用。
家でも電子ピアノ(しかも安くて小さいやつ)だったため、ほとんど押す力を考えずに弾いていました。

おかげで鍵盤を押す力が備わっていないため、当然ながら思ったように弾けず。

女の子アイコン(うーん)
あれ?おかしいな…

そう言いながら、何度も鍵盤を押し直す場面もありました。

ピアノを弾く姿勢が備わっていない

家でももうちょっと指導すべきだったのだと思いますが、手の置き方、椅子の座り方、背筋の伸ばし方、いろいろと指導されました。

  • 「手は広げないでね」
  • 「背筋は伸ばして」
  • 「足をもうちょっと閉じてね」
  • 「肘は上げずに。手首をあげて」

などなど。

また、弾いている最中手元の音のみに集中しがちだったので、

「ピアノの鍵盤じゃなくて、奥(弦があるほう)を意識して聞いて」

などと言われることもありました。

弾く前後の意識が備わっていない

弾くときは、かならず心のなかで「なん拍子」か数えてから弾きはじめてね。
たとえば4分の4拍子だったら、1・2・3・4数えてから弾きはじめよう。

そう言われました。
また、「弾き終わりは指をゆっくり上にあげてから、お膝にそっと戻してね。」といった部分も注意されました。

最後に、ピアノの個人レッスンを始めてみようと思っている人へ

  1. 敷居が高い
  2. 料金が高い
  3. ハードルが高い

そんな印象があるピアノの個人レッスンですが、

  • 授業の濃度が濃い
  • 満足度が高い
  • レベルに合わせたスピード・適切なレッスンを受けることができる

といったメリットもあります。

もちろん、先生が合うか合わないかが一番のポイントだとは思いますが
もしも気になる個人レッスンの音楽教室や個人の音楽教室があるのであれば、一度試してみるのもおすすめかもしれません。


女性アイコン(通常)
今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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