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ヤマハのピアノ・幼児科を途中退会。辞めた理由と個人教室の感想

ヤマハの幼児科を途中退会。辞めた理由や個人教室の話

こんにちは、とはのです。

今回は子供(幼児)の習い事のひとつ、ピアノについてお伝えしたいと思います。

今回紹介すること

  • 習い事で「ピアノ」選んだ理由・きっかけ
  • ヤマハの幼児科を選んだ理由
  • 3歳児~5歳児までのコースの様子
  • 辞めた理由や時期
  • ヤマハの幼児科を辞めて後悔したか
  • 辞めたあと、個人教室に移った感想

これらを順にお伝えしたいと思います。

女性アイコン(困り顔)
ヤマハについては、合う合わない・人それぞれあると思うので、ヤマハの幼児科が満足している人にとっては、あまり気持ちの良い記事ではないと思います。
あくまでわが家のケースなので、いろんな人のケースを知りたいと思った人のみ、ご参考ください。
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以下は下の子が年中(4歳)から、音楽経験ゼロなのに個人レッスンのピアノ教室に通い始めた話です。

習い事で「ピアノ」を選んだ理由

習い事でピアノを選んだきっかけや理由

まずピアノを習ったきっかけですが、子供がピアノに興味を持ったからです。

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ピアノ弾いてみたいな

そう希望したから、ということが第一。さらに親側も

  • ピアノ教育は脳科学的にも良いと言われていたので、気になっていた
  • 子供が3歳になったころだったので、年少になるタイミングでなにか習い事をさせてみるのも良いかもと思っていた

といった理由がありました。

一応子供にも、「ピアノ、習ってみる?」と聞くと、「うん!」と快諾。
習い事の意味はあまりわかっていないかもしれませんが、やる気があるし楽しく通えるならと、習い事のひとつとしてピアノを入れることを前向きに検討することにします。

ヤマハの幼児科を選んだ理由

次にどこで習うかです。

子供がピアノを習いたいと言ったのが、3歳くらいのとき。

  1. 個人教室のピアノレッスンだとハードルが高そう
  2. ヤマハには週末の通いたい時間帯にレッスンがあった
  3. ヤマハが負担なく通えそうな距離にあった
  4. 「ヤマハ」というネームバリューから、一定の安心感があった

こうしたことから、自然とヤマハを選ぶことになりました。

3歳(年少)からの入会なので、まずは「おんがくなかよしコース」となります。
そのまま継続すると、4歳(年中)・5歳(年長)「幼児科」に進むことになります。

ヤマハの音楽教室に入会。おんがくなかよしコースの様子

ヤマハに入会。体験から3歳児のコースまで

まずはヤマハの体験レッスンへ

3歳(年少)からヤマハのピアノ・音楽教室に通う場合は、「おんがくなかよしコース」になります。
コースに入会できるタイミングは、4月と9月でした。

ヤマハを検討したのは1月くらいだったので、4月開講前に一度体験を申し込みします。

この年齢は、音楽に慣れ親しむのが目的とされているので、手拍子したり音のイメージを膨らませたり。

なんとなく、リトミックみたいな感じかな?子供も楽しそうでした。

3歳からの「おんがくなかよしコース」に入会

ヤマハは幼児はピアノを習うというよりも、音楽に触れて耳を鍛えることが目的とされています。
また、ヤマハの口コミなどを見て、ヤマハは音符を読まないということも知っていました。

それでも別にピアニストを目指すわけではなく、子供が楽しくピアノに触れ合えればいいと思っていたので、とりあえず入会することに。

ちなみに私は音楽知識はまったくありません。音符は「ドレミファソラ」くらいはパッと読めるくらいでしたが、それ以外は順に読めばなんとかわかる程度です。
鍵盤もパッと見てすぐに、どの音がどの鍵盤か答えられないほど。

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これがのちに悲劇となる…

「おんがくなかよしコース」のレッスンの様子

先生は若い方で、ヤマハに入って2年~3年めくらいの印象。
入会時に受付の方も「若いですが、人気もある先生ですよ(^^)」と言っていました。

レッスンでは室内に設置された数台のエレクトーンごとに親子が座り、そこでテキストに沿ってCDを聞いたり、時には手拍子や音楽からイメージを膨らませたり。
後半になると鍵盤を触ったりもしますが、弾くというより音を出すことを遊ぶ感じかな?
「子供は楽しそうだけれど、ピアノ習っている感覚は正直あまりない」というのが正直な感想でした。

すこし気になるところもあるけれど、辞めるほどではなかったし、ほかにあてもなかったので、このまま「幼児科」に進むことになります。

(幼児科のレッスンの様子は、次の「ヤマハのピアノ・幼児科を途中退会」でお伝えします)

ヤマハのピアノ・幼児科を途中退会。ついていけない?理由やレッスンの様子

ヤマハの幼児科を辞めた理由やレッスンの様子

新年度・年中からは「幼児科」クラスになります。
ある意味、ここからようやくピアノ(エレクトーン)を弾く段階になります。

そして私は、この「幼児科」クラスの2年めに辞めさせました

ピアノ教室・「幼児科」のレッスン内容とストレス

「おんがくなかよしコース」から「幼児科」へ。
このとき先生は変わりましたが、前回と同じ、もしくはそれよりか若いくらいの先生でした。

幼児科に進むにあたり先生が変わると言われたので、受付の人にどのような方か聞いたところ

「経験がまだ少ないですが、しっかりやってくれる先生ですよ(^^)」

そう言われました。でもこれ、前回も同じようなことを言われたような…。
経験が浅くても子供に合う先生であればよいかと思い、幼児科のレッスンに通いましたが、前年度以上に気になるところが出てきました。

  1. 決められたカリキュラムを進むことだけに集中している印象
  2. グループレッスンで11人と人数が多かったため、生徒一人ひとりへのフォローの粗さが目立つ
  3. 説明が早くて、理解する前に先に進んでしまう
  4. 子供へのフォローが手慣れていない
  5. 時間がむだに長い

あえていうならどれか、といわれると、上記まんべんなくなのですが、たとえば「説明が早くて、理解する前に先に進むところ」について。
(正直私の不満話なので、あまり気分の良い話ではないと思います。開閉ボタンつけたので、読みたい方だけどうぞ…。「+」ボタンを押すと情報が表れます)

不満に思ったレッスンの進め方

音がすこしのころはマシでした。
しかし、少しずつ弾く音符の数が増えるにつれ、レッスンの内容・スピード感がつらくなってきました。

新しい曲を習いはじめる、先生は見本や音符の指示を出しますが、子供がそれを弾けているか一音一音を確かめながらいくわけではありません(グループレッスンですしね)。
子供は音符も読めないし、鍵盤もどこに指を置いてよいのか、まだしっかりと把握もしていません。
なので、先生がさらっと音符の指示を出しても、いっきに覚えきれないし、楽譜を見てもわからない状態です。

そこで付き添いしている親のフォローが必要かと思いますが、私も(先ほどもお伝えしましたが)音楽知識はまったくありません。
音符は「ドレミファソラ」くらいは知ってましたが、それ以外は順に読んでいけばなんとかわかる程度ですし、鍵盤もパッと見てすぐに、どの音がどの鍵盤か答えられないほど。
「最初は、こことこことここに指をおいて、その次はこうだよ。次は、ちょっとまってね(音符を読みつつ)…」などとと、先生がいっていたことを子供に教えているところで、早々に「じゃあ、曲を一回流すから、それに合わせてみてね」といって話す先生…。

子供はわかっていない、もしくはできていないのにどんどん先に行ってしまうことに、ほぼ毎回泣いていました。

女性アイコン(うーん)
新しい曲を習うたびに子供に「ママ、どこ弾くの!わかんない!(CDの曲がかかっていて)先にいっちゃっているのに、弾けない…!」と泣いて訴えられ、急いで音符を読んで鍵盤を教える(しかも遅い…)ことが、私自身ストレスでした

しかも子供は一回泣くと、泣き止むまで時間がかかり、その曲はほとんど練習できない状態…。

ちなみに、付き添いが夫だったときも同様。夫のほうがピアノはわかるので、音符をすぐに読めます。
それでも子供に「こう弾くんだよ」と伝えている間にどんどん先に行ってしまうため、子供はやはり泣いてしまっていたらしいです。

結局はじめて習う曲に対してはついていけず、家で復習することでようやく理解する感じでした。
毎日の練習も欠かさず、次のときには弾ける状態にしていっていたので、初めて習うところについてはつまづきますが、それ以外のところは授業の遅れを感じることはありません。
しかし、教室で習うことってなんだろうと感じていました。(音楽用語の説明もいまいちわからず、家でググってようやく納得していたし…)

もちろん、泣いていないお子さんもいたし、私の子供はよく泣く子だったので、こうしたレッスンの進め方で泣いてしまうかどうかは子供の性質にもよると思います。
ただ、新しい曲を習い始めたとき、ほとんどのお子さんが先生のスピードについていけていない気がしたし、ほかの付き添いの親御さんもお子さんたちにフォロー入れることに忙しい感じでした。

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音や音楽を楽しむというより、先生の話についていくのに必死な感じ…

他にも上に書いたとおり、気になる部分はあるのですが長くなる&あまり気分の良い話ではないかと思うので、ここでは割愛します。

「幼児科」を辞めたい。途中退会した2つの理由

幼児科を辞めた理由をあえて一言でいうなら、「先生が合わなかったから」です。

上記のような不満が行くたびに積み重なり、私の中で「辞めたい」気持ちが強くなっていきました
その結果、子供に「ヤマハのピアノ、楽しい?」とたびたび聞いたこともあります。
しかし、それに対して子供は毎回「楽しい。ピアノ好きだよ」と言っていました。

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ほぼ毎回泣くことがあるのに、楽しいのほうが勝つのか…。先生も一生懸命やってくれているんだろうし…、辞めると申し訳ない気もするし…。辞めるほどではないのかな…

そう感じながらズルズルと続けていたある時、2つのあるきっかけを通して「ああ、ここは合わないんだ」と確信して辞めました

※ちなみにあとになってわかったことですが、子供が好きといった理由は「レッスン前に名前呼ばれて返事するのが好き」だったらしいです…。

きっかけの一つは、代理の先生のレッスン

幼児科1年めの後期ごろ。
初めて代理の先生がレッスンをしたことがありました。

その先生は今までの先生と比べると若干年齢は上でベテラン風でしたが、ひと目で親しみを感じる印象を受けました。
それでも、初めての先生にどうなのかなと思ったのですが…

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え…こんなに違うもんなの…!

あきらかに今までと違う、楽しい・わかりやすいレッスンでした。
グループレッスンですが、先生が全体に目を配っている様子も感じとれたし、飽きてしまっているお子さんや親御さんが手を焼いているお子さんに対しても、フォローを入れたり。
今までの授業ではほぼ使わなかった音符マグネット(年に1~2回使ったかな?くらいだったのに、毎回持って来るよう言われていた)のもちゃんと活用した説明も入れたりしていました。

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やっている授業量もいつもと同じくらいの量なのに、音楽知識がない私でもわかりやすく、ついていける。60分という長い授業時間も中だるみしたり、疲れたりしない…

先ほど挙げたヤマハの不満となる部分が、薄れるくらいのレッスン内容でした。

もう一つのきっかけは、レッスンの質が変わらなかったこと

代理先生でのレッスンの感動を思い出すと、やはりいつもの先生のレッスンは色々と思うことがありつつ…。
子供が楽しい、という限りは、幼児科を卒業するまでは居ようと思い、幼児科2年めに突入。

このとき、クラスの人数が半数くらいに減りました。

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人数が減った分、もうすこし余裕が出て良い方向に変わるかも

そう思っていましたが、まったく変わりませんでした。
むしろカリキュラムをこなすことに一生懸命の印象ばかり強まっていて、一向に授業の内容が改善されない状況に疑念がたまる一方です。

子供たちにもホームワークや、一人づつ弾いたりするときは、褒めることもあります。ただ、それは流れ作業的です。
また、子供たちがどんなに練習して、次の授業で追いついても、その成長や頑張りに気づく余裕もないし、声をかけることもありません。

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いくらグループレッスンとはいえ、子供たちのことを個人としては見ていないし、印象も薄いんだろうな

「幼児科」クラスの2年めに途中退会

その日も泣いてしまって、すこししょんぼりしていた子供に「ピアノ、楽しい?」と聞いた私。

「うん。泣かないように、また家で練習する…」

前述しましたが、別に子供にはピアニストになってほしいわけではありません。
子供が楽しくピアノに触れ合えればいいと思ってヤマハに入ったのだし、もっと楽しくピアノを習ってほしいのに…。今まで何回もそう思っていました。
そして、なにより私自身が毎回のレッスンの様子や家での練習にストレスが溜まって限界になっていました。

子供が挫折したというより、私が挫折。

そして

「ねえ、今度ほかのピアノのレッスン行ってみようか」

そう誘いかけました。
幼児科2年にあがる前に、再度ほかでピアノレッスンをしているところを探して、個人レッスンできる教室を見つけていたので、そこに体験で行くことにしたのです。

子供は「ヤマハがあるのに、なんで?」といった感じでしたが、個人レッスンへの体験に行くことにしました。
そして個人レッスンでも子供的には問題なさそうだったので、「幼児科」を途中退会することにしました。

ヤマハの幼児科を辞めて後悔したか

「ヤマハの幼児科を辞めて後悔したか」と聞かれたら、「後悔していません」とお答えできます。

私にとっては、それくらい良い思い出があるところではありませんでした。
習い事をするのは子供なので、親が口出すことではないかもしれません。

それでも、個人レッスンに移って泣くことはなく、毎回キラキラした目で楽しそうにレッスンを受ける子供の姿を見たら、辞めて後悔はなかった(むしろもっと早くに切り替えればよかった)と感じています

個人レッスンの教室へ移った感想

個人レッスンはヤマハの幼児科と比べたら、レッスン時間も短いうえ料金も割高です。

ポイント

ヤマハの幼児科は、60分7150円+施設費用(施設による。だいたい1100円~2200円程度)で、8250円~9250円くらい。
私が行った個人レッスンのところは、30分で同じくらいの値段です。

ただ、もともとヤマハの60分という長さは、4・5歳にとっては長すぎる気がしていたし、それよりも30分しっかり集中してくれたほうが内容が濃いような気がしています。

子供も先生がすぐに横で弾いて見本を見せてくれるのがわかりやすいようです。
自分の弾き方との違いを知ったり、癖を直してもらったりするので、納得して理解しながら進むことができています。

先生自身は甘すぎず、厳しすぎず。優しくも注意するところは、ちゃんと注意してくれます。
また、練習スピードも子供に合わせすぎず、適度なスピード。
最初のうちは3冊(指遣い用1冊、曲2冊)を同時進行で進めてくれました。

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横で弾いた先生の音、スゴかったね。今日も難しかったけど、また練習しようね
そうだね。スゴかったね。練習でたくさん聞かせてね
女性アイコン(笑顔)

家では甘えから弾けないと泣いてしまうのは相変わらずですが、以前と異なりレッスンで習ったことを子供自身が思い出しながら練習できています。
そして先生も、子供の癖や前回からの成長などをちゃんと把握していて、それに対して言葉をかけてくれるので、私も子供の満足も高いです。

ほかにもメリットと思う点はたくさんあるのですが、諸々考えて、わが家においては個人レッスンの教室に移って良かったなと感じた出来事でした。

ちなみに、1年半以上経ったころ、ふとなにかの会話の折に「今のレッスン楽しいよ。前は(生徒が)いっぱいいてわからなかったもん。今は一人だしわかりやすい」と言っていたので、当時の判断は間違っていなかったようです。
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先生はテキストに載っていない曲(子供が個人的に興味があって自主練習していた曲)なども、曲名を聞いただけでサラっとキレイに弾いて聞かせてくれるらしく、そういうところからも先生への尊敬度や憧れ度が増している印象を受けます

ピアノの個人レッスン教室については、別ページにまとめました。

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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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