出産直後から、赤ちゃんのお世話がはじまります。
授乳→おむつ替え→あやす→授乳……
その合間に家事をしたり、本当に大変。
- 「前回の授乳はいつしたっけ?」
- 「母乳やミルクどれくらい飲んだっけ?」
- 「いつからウンチが下痢っぽくなったっけ?」
など、記録をつけていないと忘れてしまうものです。
そういった記録をつけるのに便利なのが『育児日記』。
今回は育児日記を使うメリットと、私がとくに愛用するに至った森永『わたしの育児日記』についてご紹介します。
出産前の妊婦さんも、参考にしてもらえたらと思います。
※森永の育児日記については、執筆当時の内容です。現在とは異なっているかもしれないので、ご注意ください。
そもそも育児日記とは
育児日記とは、名前のとおり「育児を日記するもの」。
妊娠中から書き込めるものや、何年も書き込んでおけるものなど、期間もいろいろ。
書き込める内容も予防接種のことや、写真を貼り付けられるタイプのものまで、多種多様のようです。
育児日記は必要なのか?
育児日記は必要なの?
そう思うかもしれませんが、私としては『育児日記はあったほうが良い』という考えです。
理由としては、育児中時間の感覚や記憶があいまいになることが何回もあったからです。
たとえば、ミルクなどは3~4時間は間をあけるよう指導されたりしませんか?
前回の時間がいつだったかなんて、徐々にあやふやになることがでてきます。
育児日記を選ぶ基準
育児日記はどんなものを選んだら良いのか迷うかもしれませんが、まずは『自分は育児日記をどんな風に使いたいか』を考えてみることがおすすめです。
先述したとおり、写真をメインにしていきたいとか、乳児期間だけでなく、長期に渡って書いていきたいなどあれば、それに沿った内容の育児日記を選んでください。
育児日記はアプリじゃダメ?
育児日記はアプリでもありますよね。
そういったもので良いのではと考えるかもしれませんが、私は『アプリでも良い』と思っています。
『アプリ「が」良い』ではなく、『アプリ「でも」良い』。「が」ではなく「でも」にしたのは、個人的な意見をいえば、アプリよりかノートのほうが長い目で見たときに良いと思っているためです。
ノートをおすすめする理由
なぜ育児日記はアプリではなくノートをすすめるかというと、
- パッと見て状況が把握しやすい
- 以前似たような出来事があったときに、比較しやすい
- メモ書きしやすい。欄外にもいろいろ書き込める。自由な使い方ができる
- 第2子、第3子……とつづくとき、参考になる
といった理由があるからです。
2については、もしかしたら検索機能があるアプリであれば、そちらのほうが便利かもしれませんね。また、「スマホの方が断然使いやすい!」という人であれば、アプリを選ばれると良いと思います。
森永の『わたしの育児日記』をおすすめする理由
実際使って良かったと感じた、森永の『わたしの育児日記』。どんな内容だったか、どういった点がおすすめか紹介します。
わたしの育児日記は、見開き一週間。なにがあったか一目瞭然。
上の画像は、森永の『わたしの育児日記 後期』の見開きページです。日曜はじまりの一週間が、見開きで書ける状態になっています。1日ごとの構成は以下のとおり。
- 列……「時間・尿・便・睡眠・その他」の5項目が列で分けられています。その他にはおもに、母乳・ミルク・離乳食にかんすることが書き込めます。
- 行……1時間ごと(24時間分)に分けられている欄、尿や便の合計数が書き込める欄、その日なにがあったかを書き込めるメモ欄で構成されています。
『わたしの育児日記』はこのような構成のため、一週間の動きがすぐにわかります。さらに、見開きの一番右側には「すくすくメモ」など、その周期に合わせて気になることなど書かれていて、意外に参考になることも。
たとえば「人見知りが気になる」といった質問に対する回答などもあります。こういった小さいことでも、育児ママには助かります。
森永の育児日記は2冊構成。書き込みしやすい工夫がある
『わたしの育児日記』は前記と後期の2冊構成になっています。
前期は出産から6か月まで。後期は7か月から1歳まで。
上の画像は前記ノートの画像です。
後期ノートは24時間単位の箇所がせまくなり、メモ欄が広くなっています。6ヶ月を過ぎれば、食事回数や睡眠時間も安定するころ。
毎時間の様子よりも、一日を通した様子を書くことがおおくなる時期なので、切り替えがあるのは助かりました。
見やすく厚さも薄いので、病院に持っていきやすい
とくに1歳未満の子供は体調を崩しがち。
子供が下痢や風邪の症状が続くことも多かったです。
そこで、たびたび小児科にお世話になっていましたが、伝えることが多くなりそうなときは『わたしの育児日記』ノートを持参していました。
一応伝えることは小さくメモしたり、受診前にどういう順番で伝えようか頭の中で整理していましたが、想定外のことを聞かれたときやうまく伝えられないときなど、ノートであれば確認しながら伝えることができます。
また、親身な病院であれば、お医者さんや看護師さんにも、ノートを軽く見せることもできます。
ポイント
もし出せても、スマホだと焦って情報を見つけ出せなかったかもしれませんね。
『わたしの育児日記』を使い始めた経緯
私は、もともと育児日記・育児記録という存在自体を知りませんでした。出産した病院で、森永の育児日記(わたしの育児日記)をプレゼントされたのがキッカケです。
産後入院の間(4日間)は、病院指定の紙に、いつ尿や便があったか、ミルク・母乳はいつどのくらいあげたかをメモする必要がありました。
指定の紙が森永の育児日記に似た形式だったというのも、そのあと育児日記を記録し始める後押しになったのかもしれません。
もし病院で似たような記録をする可能性があるならば、『わたしの育児日記』がおすすめです。
森永の『わたしの育児日記』はどこでもらえる?
わたしの育児日記の入手場所について、お伝えします。
無料でもらう → 追記
上でも書きましたが、産院によっては、産後のプレゼントとして前期のノートだけ無料でくれたりします。
後期については、いまは森永の「M's Club」に登録すると、無料でもらえるそうです。
(わたしのときは、無料でもらえることに気付かなかったのか、後期は買っていた気が……。時期によって変わるかもしれません)
2022/1/21 追記
後期については、現在LINE公式アカウントの「森永乳業ベビー&キッズ」への登録特典で無料でもらうことができるようです。
ただし、到着までに1か月程度かかるため、余裕を持っての申込みが必要です。
詳しくは以下のサイトをご参照ください。
公式サイトからの購入 →2019/4/1追記 → さらに追記
森永の子会社である、株式会社リザンコポレーションのサイトでも購入できます。
産院で前期のノートがもらえなかったり、M's Clubに登録したくない人は、こちらで手にいれてみると良いかもしれませんね。 1冊1000円くらいです。
『わたしの育児日記』インターネット販売
https://www.rizan.co.jp/nikki/
振込してから手元に届くまで時間がかかるので、(可能であれば)前期ノートは産院でもらえるか出産前に確認できるとよいかもしれません。
2019/4/1 追記
オンラインショップ閉鎖。ハガキで購入はできるそうです。
2022/1/21 追記
現在では、リザンコーポレーションではなく、森永のサイトから購入できるようです。下記リンクをお確かめくださいね。
赤ちゃんひとりに対して、一冊の育児日記を。
「育児日記」で調べてみると、さまざまな種類のものが紹介されています。いろいろと迷ってしまうかもしれませんが、ぜひ赤ちゃんひとりにつき1冊の育児日記を準備していただけたらと思います。
また、育児日記とともに、家族アルバムアプリも入れておくと便利ですよ。
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妊娠・出産したら、家族アルバムアプリ。写真+成長記録を保存
子供の成長はどうやって残していますか? 育児日記でしょうか、それともスマホの写真? もしもアプリを使っていないのであれば、家族アルバムアプリ(家族間のクローズド ...
続きを見る
2019/4/3 追記
別記事で『わたしの育児日記』以外でおすすめのもの、1歳以降にも使えるものなどをまとめました。
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森永の育児日記に似ている育児日記と、1歳から使える育児日記
わたしがおすすめしていた森永の『わたしの育児日記』。確認したところ、なんとオンラインショップでの販売を終了していました。 はがき購入やM's Club登録もらえ ...
続きを見る
2019/6 さらに追記。
2か月目から始まる予防接種スケジュールについてまとめました。予防接種が始まる前に、いちど目を通しておくことをおすすめします。
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子供の予防接種洩れを防ぐ。同時接種スケジュール【PDFあり】
こんにちは、とはのです。 あかちゃんが生まれた後にはじまる、怒涛の予防接種の数々。 これに悩むことってありませんか? なにから始めればいいの? どの順番で進めれ ...
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