こんにちは、とはのです。
今回は保育園を卒園するまで(小学校入学するまで)にやっておいたほうが良いと思うこと【3つ】厳選してお伝えします。
1. 旅行・イベントごとは入学前にすべし
まずは旅行・イベントごと。
小学校に入学すると、まとまった休みは春・夏・冬、GWとシルバーウィーク。
保育園や幼稚園であれば、行事ごとと重ならない・練習時間の邪魔にならないことだけ注意すれば、あとは親の都合。
未就学児のときはある程度自由に休ませて旅行を楽しむことができましたが、小学校に上がるとそうもいきません。
春休みや夏休み、GWなどを利用した場合は、以下のデメリットがあります。
- 価格高騰
- 予約困難
- 混雑
価格高騰
夏休みやGWはいわゆる繁盛期。
当たり前ですが価格も高騰します。
だいたい相場より1.5倍~。家族全員分が値上がることを考えると、けっこうな痛手ですよ。
予約困難
予約が必要な場所=人が集まる場所=人気な場所。
ということで、早く予約をしないと埋まっている場所も多いです。
価格が高いからと二の足を踏んでいる間に、予約自体埋まってしまってどうしようもないことも。
混雑
予約ができたからといって、その場所が快適な場所であるかというと、必ずしもそうではありません。
予約が埋まる場所ということは、人数制限ぎりぎりの人数が押しかける可能性が高いということになります。
高いお金を払ってせっかくきたのに、混雑・行列でクタクタなんて割に合わないと思う方も。
入学前・未就学児はメリットが多数
未就学児であれば、小学校入学後に比べて比較的自由にお休みが可能です。
混雑を避けてベストなタイミングで旅行を計画できます。さらに未就学は無料・半額・割引なところがほとんどなので、お安くお得に行くことも可能。メリットがかなり多いでしょう。
2. 学習習慣
次はずばり学習習慣。
これは何度か話題に出していますが、やはり小学校から突然毎日学習時間を取ろうというのは、結構ハードルが高いと思います。
あまり小さいうちからする必要はないですか、年中・年長からは10分でもいいので、決まったタイミングで学習をする時間を設けたほうが、入学後もリズムを取りやすいでしょう。
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学習以外にマナー的習慣も
ちなみに学習だけでなく、最低限のマナー的習慣も教えておきましょう。
ガチガチに身につけさせておく必要はないですが、「こうしたときは、こうするんだよ」ということは常日頃教えておくほうが良いです。
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あわせて、入学前に身につけておいたほうが良いことなども確認してみてくださいね。
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3. 親子のコミュニケーション
3つ目は「親子のコミュニケーション」。
旅行、学習習慣と比べると、当然すぎて「あえて言う?」と疑問を持たれそうですが、結構重要です。
- しっかりと子供と会話する時間をとる
- 子供と一緒になにかする時間をとる
この時間、できるだけ毎日しっかりとってほしいと思います。
それによって、小学校入学後の子供の成長・親への関わり方が関わってきます。
しっかりと子供と会話する時間をとる
どうしても忙しい時など、相手をするのが片手間になってしまいがちですが、忙しいのは四六時中というわけではないと思います。
毎日数分でもいいので、子供が話しかける言葉を、しっかりと受け止めて答える時間を作りましょう。
子供だって大人が自分の話に興味を持っているかどうか、すぐに感じ取ります。
小さいうちはそれでも何回も話しかけてきてくれますが、ずっとその状態が続けばやがて話しかけるのをやめてしまうかもしれません。
いざ親が聞く姿勢を持ったときには、子供は親に対する関心も薄れ、逆に片手間に話しかけるくらいの扱いになる可能性も。
子供にしたことは、子供が成長してから自分に返ってくるケースもあります。
親の言葉を真面目に聞かないと怒る前に、自分はしっかり聞いてあげていたか胸に手を当ててみましょう。
子供と一緒になにかする時間をとる
子供となにかを計画したり、制作したりするのも、コミュニケーションを深めるひとつになります。
大人が先回りしすぎては良くないですが、子供が発案したことに対して、「それはいい考えだね」「じゃあどうしてみようか」など促してみると驚くほどの発想力を見せてくれます。
たとえばざっとですが以下のようなことがあります。
- 季節ごとのイベントに準じたこと(節分、ひな祭り、端午の節句、など)
- 料理(簡単なおにぎりでも)
- 制作物(折り紙、塗り絵、お絵描き)
- 外遊び(おにごっこ、縄跳び、遊具、自転車練習など)
- 読み聞かせ(有名な童話や昔話なども良し)
思い返すと、季節ごとのイベントや料理については、Z会の「けいけん」でも結構出てきたような気がします。
私は小学1年生からZ会にさせていましたが、第二子も第一子と一緒に「けいけん」をやっていたので、今考えると良い経験をしていたのかもしれません。
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Z会をやっていなくても、端午の節句にはどんな風習があるか調べてみたり、季節のお花を見つけて押し花にしてみることなどはできますよね。
そうした遊びを取り入れて見るのは、子供にとって思い出になるはずです。
また、前述した学習時間の丸付けもコミュニケーションツールの一つになります。
「ここはできているね」
「これはよく書けているね」
「もうこんなところまでわかったんだね」
など声掛けしたり、もしも子供がいないとき(寝ているとき)に丸付けをするのであれば、返却するときに言葉を添えたり丸付けの欄外などにコメントを添えたりするだけでも効果的。
コミュニケーションが大切な理由
子供とのコミュニケーションが重要だと思った理由は、ずばり「入学後の子供の様子を知るには、子供との会話が不可欠」だと思ったからです。
親と子供のコミュニケーションが不足していると、学校でなにがあったかなど話題にのぼることも少なく、お子さんが良くも悪くも学校でどんなことをしているのか知るきっかけがないのではと感じます。
また、親子の会話を通して「集団生活での問題をどう解決するか」「他人との付き合い方」を学ぶこともできますが、その機会も失われます。
小学校からは集団生活での問題が急浮上
未就学のときは連絡帳やお迎え時の先生との会話で、その日どんなことがあったのか知ることができますが、小学校はそれが皆無。
友達同士のちょっとしたトラブルも、子供自身が問題に立ち向かう必要があります。
よほどのイジメであれば別ですが、基本的に親は見守るしかありません。
小学校低学年くらいであれば子供同士のいざこざは本当に多くモヤモヤするのですが、会話を通してこうなんじゃないか、原因はなんだと思うか、自分に原因はないか、相手との付き合い方などのアドバイスや視野を広くさせるヒント(?)を与えることができます。