こんにちは、とはのです。
今回は家庭学習で使った「がんばる舎」について、お伝えします。
この「がんばる舎」、年中・4歳児の4月から(お試しは3月から)始めたのですが、1年分を年度の半ばであっさりと終えてしまいました。
続けて上のレベルをすすめることになりましたが、どうしてこうなってしまったのか。
「がんばる舎」をあまり知らない方もいると思うので、この時の話に沿って、以下を順にお伝えします。
- がんばる舎の概要
- がんばる舎の「まとめだし」システム
- 1レベル(1学年分)、どのくらいで終えた?1日の学習量
- 年中児が使ったレベル
- すてっぷ4(5歳児程度)とすてっぷ5(6歳児程度)の問題比較
※ここではおもに幼児用「すてっぷ」に焦点をあててお伝えします。小学生用の場合、ページ数・内容・価格など異なると思うので、その点ご注意ください
※記事執筆当時の内容です。2022年2月21日以降はページ量アップ(&その分費用もアップ)しているのでご注意ください
がんばる舎とは?がんばる舎の概要
がんばる舎とは、2歳児から小学6年生までの学習プリント。
幼児用は『すてっぷ』、小学生用は『Gambaエース』に分かれていますが、どちらも教材はいたってシンプルで、白黒・片面印刷のみです。
冒頭にお伝えしたとおり、ここでは幼児用『すてっぷ』についてお伝えします。
がんばる舎の「まとめだし」システム
がんばる舎の「すてっぷ」では、「まとめだし」というサービスがあります。
これは名前のとおり、教材をまとめて届けてくれるサービス。
自分のペースで学習できます。
まとめだしの支払い方法と流れ
- すでに一年払い(8,800円)をしている人
→ まとめだしを希望した時点で、残りの教材を一括でお届け
たとえば、すてっぷ2のVol.1~3が届いていた場合、Vol4~12までを一括して届けてもらえる - 毎月払いの人
→ まとめだしを希望した時点で8,800円を払えば、次の号から12冊分を一括でお届け
たとえば、すてっぷ3のVol.1~3までは毎月払い。
その後「まとめだし」を希望(購入)して8,800円を支払えば、「すてっぷ1のVol.4~12+すてっぷ2のVol.1~3」を一括して届けてもらえる
まとめだしの中身
まとめだしをすると、ダンボールが届きます。
中には、12か月分の問題と解答、そしてお礼状と修了証が入っています。
1レベル、どれくらいで終えた?1日の学習量
がんばる舎の概要の箇所で、「すてっぷ」のレベルは全部で6つ、1レベルは12冊(No.1~No.12)で構成&1冊31ページとお伝えしました。
がんばる舎側としては、毎日1ページでちょうど1冊が1か月で終わる量としていましたが、利用者側として一言。
幼児全般の問題集に言えることかもしれませんが、1ページに含まれる問題数は少なめです。
そのため、がんばる舎のみの教材しか使わず、それを1日1ページのみしかしないのであれば、学習量として足りないと感じるはずです。
子供の1日の学習量・学習スピード
子供は1日3ページ進めていました。
こどもちゃれんじも併用していたので、こどもちゃれんじの問題があるときは、がんばる舎は1日1ページの割合。
結果、わずか半年で「まとめだし」(12か月分)を終えることに…。
がんばる舎を使った理由。バランスと満足感
半年で12か月分を終えたことについて。
がんばる舎はほかの通信教材より問題数は多いと思います。
こどもちゃれんじのワークなんて、届いて数日で終えてしまうほどなので、それを考えるとおよそ10日で1冊終えるがんばる舎は豊富なほうだと思います。
しかし、市販の教材のほうがさらに問題数は豊富。
たとえば、「ハイレベ幼児さんすう1」は問題掲載ページがおよそ85ページ・両面印刷で880円(税込)。
問題数だけみれば、がんばる舎の5倍以上です。
それでも「がんばる舎」を使ったのは、以下の理由が挙げられます。
- 市販の教材で年中の子供に合う、ちょうど良いレベルのものが見つからなかった(時間がないのも挙げられる)
- 1冊に含まれる問題の分野がさまざまで、子供に(親も)飽きが生じなかった
- 1冊を適度なタイミングで終えられるので、子供が達成感を感じていた
年中児が使ったレベル
年中の子供は、以下のレベルを使用しました。
- すてっぷ3(4歳程度)のNo.1
来年度の通信教材を検討のため、年少児の3月に初月無料で試す。
すこし簡単に感じたので、翌月(年中4月)から次のレベルに変更 - すてっぷ4(5歳程度)のNo.1~No.12
すてっぷ3よりレベルに合っていると感じたこと。
そして、1か月1冊だと足りないと感じ、4月の途中で「まとめだし」を申し込み - すてっぷ5(6歳児程度)のNo.1
まとめだしで、すてっぷ4のNo.2~No.12の11冊。そしてすてっぷ5のNo.1の1冊、計12冊が到着
これらが年中10月までに終了。
そして、最後の1冊(すてっぷ5のNo.1)に入った段階で、次のまとめだしを発注しました。
2回目のまとめだしでは、すてっぷ5のNo.2~すてっぷ6のNo.1が到着です。
すてっぷ4(5歳児程度)とすてっぷ5(6歳児程度)の問題比較
すてっぷ5だと6歳程度で、年中からしたら2学年も上だと思いがち。
ただ、年中児4月では4歳でも、年度途中で5歳に近づいていく(もしくは、5歳になる)ので、実際は1学年上の学習を先取りしている状態です。
さすがに難易度があがって問題の意味がわからなかったり、苦戦したりすることもちらほら見受けられます。
ただ、すてっぷ4を終えたおかげで、がんばる舎の問題の傾向に慣れていたこともあって、問題がまったく受け付けられないといった状況はありませんでした。
すてっぷ4(5歳程度)とすてっぷ5(6歳程度)のNo.1で、どのくらいの問題・難易度の差があるのか、いくつか参考までにお伝えします。
図形問題の違い
すてっぷ4の図形問題
すてっぷ5の図形問題
すてっぷ4では、ものと位置の認識。
すてっぷ5では、もの自体がなにで構成されているかを認識しているかを問題としています。
作業問題の違い
ここからは、解答の写真となります。
(問題には赤い線は描かれていません)
すてっぷ4の作業問題
すてっぷ5の作業問題
どちらも左枠の見本と同じ図を書く問題です。
しかし、すてっぷ4は●が16個記載されているのに対して、すてっぷ5では一筆書きで●(開始点)から▲(終着点)まで見本の図を描くよう指示されています。
上記の画像の赤線は書かれていない状態で、通過点などのヒントもないため、子供にはかなり難しい問題だったように思います。
記憶問題の違い
基本的に「きおく」は子供に問題を伝えて(耳だけの情報を伝えて)、それを元に解いてもらいます。
下記の画像は解答です。
解答に子供に伝えるべき問題が書かれており、保護者はこれを読みます。
すてっぷ4の記憶問題
すてっぷ5の記憶問題
画像を見てわかるとおり、「きおく」問題の難易度は格段にアップしています。
比較的「きおく」が得意だった子供も、さすがに「すてっぷ6」のこの問題では手こずっていました。
(人数の数え方も、本人を含まないという意味がわからず間違えていました)
がんばる舎で段階的にステップアップ
がんばる舎を使った理由として、「バランスと満足感」を挙げていましたが、過去の問題と見比べてみても、やはりその一言に尽きるなと感じます。
さまざまな問題・難易度のものをバランス良く進められるので、飽きがこないし、解けない問題ばかりではないので子供のプライドも傷つきません。
1冊やり終えると毎回嬉しそうですし、それが無理のないスピードで進めてできるのも良いところですね。
難易度については、小学校受験教材として有名なこぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズで5歳児問題を見たことがありますが、これががんばる舎のすてっぷ5(6歳程度)レベルに近い印象。
もしかしたら「慣れ」の問題もあるかもしれませんが、そういった市販の教材でも十分対応できそうな方は、そちらのほうがおすすめかもしれません。
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年中はがんばる舎とこどもちゃれんじ すてっぷ/幼児の家庭学習
こんにちは、とはのです。 今回は年中の家庭学習についてお伝えしたいと思います。 以前さまざまな家庭学習についてお伝えしましたが、その際、年少の子は「こどもちゃれ ...
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