こんにちは、とはのです。
みなさんの保育園では、お昼寝布団のご用意はありますか?
お昼寝布団は全国同じ決まりがあるわけではなく、園によってさまざま。
サイズや厚さ(厚みがあるものはNG)などがきっちり決まっているところであれば決めやすいですが、問題はとくに指定が無い場合。
「常識の範囲内でお願いします」などといったところも多く、初めて保育園を利用する側にとってはどう決めて良いのか迷うこともあります。
また、掛け布団は家にあるものでいいから敷き布団だけほしい、保育園にブランケットはNGと指定されたなど、欲しい物の種類もひとそれぞれですね。
そこで今回はお昼寝布団で必要なものを寝具ごとにまとめてみました。選ぶポイントやサイズ、参考商品を紹介します。
今回紹介すること
- 敷き布団のサイズ・選ぶときのポイント
- 敷き布団カバー・防水シーツのサイズ
- 掛け布団のサイズ・選ぶときのポイント
- こんなときはなにを買う?冬布団や保育園に敷き布団が用意されているとき
※本サイトの「保育園」は基本的に「認可保育所」を表します
保育園のお昼寝布団
敷き布団のサイズ・選ぶときのポイント
保育園のお昼寝布団用の敷き布団サイズは、だいたい70cm×120cmが一般的。
敷き布団の厚みは、薄いもので2cm。厚みがあるものはだいたい5cm以上が目安です。
敷き布団の厚みはどのくらいがベスト?【ケース別】
薄いものと厚みがあるもの、どちらが良いかメリットデメリットに分けて考えてみましょう。
薄い敷き布団 | 厚い敷き布団 | |
---|---|---|
持ち運び | ○:布団一式+バッグのセット販売されているものが多く、持ち運びしやすい | ×:かさばるため、徒歩・自転車では持ち運びしづらい |
扱いやすさ | ◎:軽いため、シーツ替えもしやすい(軽すぎて滑っていくことも…) | △:重さがあるものが多い。子供が上げ下げする場合はすこし不向き |
衛生面 | ○:洗えるものも多い(実際敷き布団を洗うケースはあまりないかも) | △:洗えないものが多い |
価格 | ○:「●点セット」で売られているものが多い(目安:3,000円~) | △:敷き布団単体で販売されている(目安:5,000円~) |
寝心地 | △:ペラペラすぎるため寝心地は良いとは言えないケースも | ◎:寝心地はバッチリ |
選ぶときのポイント
折りたたむことができない布団は基本NGです。折りたたむことができたとしても、保育園の収納場所の関係で全員が厚めの敷き布団だと保管が難しいケースもあるかもしれません。保育園側から敷き布団の指定がされている場合は、それに沿う範囲で選ぶようにしましょう。
もし保育園で厚さ(サイズ)が指定されていない場合は、「持ち運び・扱いやすさ・衛生面(丸洗い)・価格・寝心地」に1~5の優先順位をつけてみてください。たとえば、以下のような形です(点数が高いものほど優先度が高い)。
点数 | 備考 | |
---|---|---|
持ち運び | 4 | 徒歩 or 自転車通園。とはいえ、持ち運びは年度1回のみ |
扱いやすさ | 5 | シーツの入れ替えが毎週あるので、軽いのがいい |
衛生面 | 1 | 持ち帰りもほとんどない。防水シーツもあるし丸洗いの頻度はなさそう |
価格 | 2 | そこまで高くなければいい(5,000円くらい?) |
寝心地 | 3 | 可能であればペラペラで無いほうがうれしい |
優先度を再確認したら、一覧などから条件にあいそうなものをいくつかピックアップし、その中から選びましょう(送料無料・レビュー件数順)
ちなみに私が通っていた保育園では毎週シーツの入れ替えがあり、自分でお布団を取り出し(下げ)てシーツを入れ替え→お布団をしまう(上げる)をしていました。小さなお子さんがいる方や妊婦の方は、シーツの入れ替え(防水シーツ+敷き布団シーツ)だけでもそれなりに大変。重い布団を持ってきている人はさらに…の状態でした。
その後ほかの保育園に転園しましたが、そこでは幼児クラス(年少~)は自分で布団を毎回上げ下げし、シーツを整えていたようです。
ポイント
ただ、洗えても乾かすのが大変だったり、持ち運びに苦労するようであれば、いっそのこと定期的な買い替えが検討できるよう持ち運びや価格も重視されてみるのもおすすめです。
おすすめの敷き布団
サクラチェッカーでやらせがなく、かつ、レビューが高かったものをいくつかご紹介します。
HashkuDe(ハッシュクード)の敷き布団
敷き布団単体でも売っているし、5点セット、もしくはシーツとのセット販売でも売っています。敷き布団は園児用と赤ちゃん用固綿敷ふとんに分かれていて、園児用は厚さが5cm、「フワフワ。寝ても痛くない」といったレビューも多数。しかし、寝返りがまだ上手ではない赤ちゃんの場合、フワフワ布団は危険なため、2歳未満では厚さ2.5cm「赤ちゃん用固綿敷ふとん」を勧めています。厚さは2.5cmですが固綿なので、ペラペラではないと思われます。また、二つ折りや三つ折りができるようです。
どちらも洗濯が可能なので、衛生面で心配な人にもおすすめ。
シーツと敷き布団がセットのもの、5点セットのほうが良い人はこちら
ほかにも多数商品があります。
Amazon、楽天どちらでも売っているので、たとえば楽天のお買い物マラソンが使いたいなら楽天へ。普段からAmazon使いならAmazonを使うと良いですよ。
un doudou(アン・ドゥ・ドゥ)の敷き布団
un doudouはセット販売がほとんど。しかし7点セットで7000円(デザインによっては5000円くらいのものもあります)。レビューでもはっ水&防水のお昼寝バッグが便利であること、敷き布団掛け布団ともに作りがしっかりしていることなど高評価が目立ちます。敷き布団だけ欲しい人でも、もしものときに1枚ずつ余分に持っていると安心なので、候補として考えてみるのもおすすめです。
こちらもAmazon、楽天どちらにも専門店があるので、使いやすい方のお店を見てみてください。
保育園のお昼寝布団
敷き布団カバーと防水シーツ
お昼寝布団用の敷き布団サイズは、だいたい70cm×120cmなので、それをカバーできるサイズを選びましょう。
(敷き布団カバーは縮むことやつけやすさを想定して、数センチ大きめのものが多いです)
選ぶときのポイント
敷き布団カバーは、ファスナータイプと紐タイプ(紐で何箇所か結ぶ)があります。保育園で指定がなければ、ファスナータイプを選びましょう。可能であればシワができずらく、乾きやすいものを選ぶのがおすすめ。紐の場合は結ぶ手間やほどける懸念のほか、足が引っかかって危ないため、保育園側もNGにしているところもあります。
また、フィットシーツ(片面だけのシーツ)ではなく、全面をおおうシーツであることが前提となっているところが多いので、フィットシーツを検討している人は念のため保育園に確認をとると安心です。
防水シーツは敷き布団カバーの下に敷くためデザインは気にしないで選んで大丈夫です。
敷き布団カバーや防水シーツの購入場所
お昼寝用敷き布団カバー(敷きカバー)の価格帯はだいたい1枚2,000円弱~3,000円程度が多いようです。
ちなみに防水シーツは2枚セットで1,500円くらいです。(Amazon参照)
購入場所は近くに量販店や赤ちゃん専門店(赤ちゃん本舗や西松屋など)があるなら、そちらでも見てみてください。お店がないなら、ネットで購入しましょう。
保育園のお昼寝布団
掛け布団のサイズ・選ぶときのポイント
お昼寝布団の掛け布団のサイズは、セット販売のものはだいたい80cm×110cm。掛け布団単体で販売されている場合はもう一回り大きいくらい(85cm以上×120cm内)です。ただ、掛け布団だけを注文する人はあまりいないようで、大体が敷き布団とセット購入。もしくは掛け布団に代わるものを使用されている人が多いようです。
選ぶときのポイント
前述しましたが、掛け布団単体で買う人はあまりいません。
- まずは保育園が敷き布団を用意してくれているかを確認
- 一式自分で揃える必要がある場合は、お昼寝布団をセットで購入
上記の流れに沿ったうえで、タオルケットなどの代用品ではなくしっかりとした掛け布団単体がほしいのであれば、それを探してみてください。また、敷き布団に比べて掛け布団はサイズが一定ではないので、カバーを買い足す場合はそのサイズにあったものかどうかしっかり確認してからご購入ください。
保育園のお昼寝布団
こんなときはなにを買う?(冬の綿毛布や代替品)
いくつかのケースごとに必要なものをお伝えします。
敷き布団は保育園で用意されているとき、敷き布団シーツってなにを用意?
お昼寝用の敷き布団が保育園で用意されているケースが増えています。
簡易ベッドでいえば「コット」と呼ばれているものが使われていることが多く、敷き布団シーツ代わりに「コットカバー」を持ってくるよう言われることも。コットのサイズに合わせて作るのも良いですが、コットカバーは種類がそれなりにあるので時間と手間を考えて購入検討してみても良いかと思います。
自由に敷き布団シーツ選んで良い場合
コットカバーと指示されていない場合や、大きめのバスタオルなどでも良い(布団全面を覆うタイプでなくて良い)と言われるケースもあります。ただ、大きめのバスタオルと言われても、だいたいのサイズがないとわかりづらいですよね。保育園で用意している敷き布団が「70cm×120cm」ぐらいだと想定すると、縦横どちらかはこのサイズより大きいサイズであると良いでしょう。シーツ代わりのバスタオルを敷いたときに裏に織り込めないと、すぐにずれてしまうからです。
値段も1,250円(執筆時点。Amazon価格)なので、そこまで負担に思わない金額だと思われます。
ほかにも調べてみるとたくさん種類があるので、ぜひ条件に合うものを探してみてください。
掛け布団の代替品。ガーゼケットのサイズ
大きめのバスタオルを掛け布団とするところも多いです。前述した敷き布団シーツの代わりの大判バスタオルと同じものを使っても問題ないですが、掛け布団用として使えるガーゼケットやキャラクタータオルも多いので、そちらも検討のひとつに入れてみてください。だいたい85cm×115cmが標準的で、多少用途に合わせて前後して良いかと思います。
また、サイズにもよりますが色はピンク・ネイビー・グレー三色、デザインは「ことり柄」「星柄」「ミッキー柄」などあるため、好みに合わせることも可能です。
(商品デザイン・サイズは左の商品をクリック後に選ぶことができます)
いろいろあるので、以下でも探してみてください。
冬はどうする?綿毛布とブランケット
冬は通常の布団のほかに、暖かめの布団が必要になります。
よくある冬のひざ掛けブランケットなどなんでも良いとする場合と、「○○で」と指定する場合があります。
綿毛布はホコリや毛が舞いにくいことがメリット。実際に通っていた保育園では綿毛布が指定されたことがありました。ブランケットに比べると毛が短いため、見た目的に包まれ感がないように感じましたが、子供からとくに不満もなく。保育園は暖房も効いているし、寒くはなかったようです。
ブランケットであれば、大人がすでに使っているものがあると思うので、それでお子さんにちょうどよいサイズであれば、それを使ってしまいましょう。もしも無いのであれば、綿毛布を検討にいれてみては。
サイズはガーゼケットと同じく大体「85cm×115cm」が目安です。
西松屋などの量販店のほか、ネットでも購入できます。ただ、当時と比べると全体的にちょっと値上がっていますね。大体2500円~3500円内が多いようです。Amazonはあまり種類がないので、買うなら楽天がおすすめです。