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懇談会や保護者会。ほかの保護者との雑談で失敗しがちな会話の内容

懇談会や保護者会で ほかの保護者との雑談。失敗しがちな会話の内容

こんにちは、とはのです。

子供が保育園、幼稚園、小学校~高校生にいる間、懇談会や保護者会が定期的におこなわれます。
保育園については以前懇談会で話すことをお伝えしたことがありましたが、今回はその合間、ほかの保護者とちょっとした雑談をするときに失敗しがちな会話の内容をお伝えします。

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余計なことを話してしまう

無言の間が怖い。
相手とペースを保つためにも話さなきゃ。

なにか口にしないとと焦れば焦るほど、余計な一言を話してしまいがち。
失敗談として挙げられる項目を紹介します。

必要以上に謙遜しすぎる(卑下する)

  • 「私なんて~」「うち(わが家)なんて」など「~なんて」ではじまり、「できないから」など「~ない」という否定的な言葉で終わる

相手に不快な思いをさせないように、相手を持ち上げようとして必要以上に謙遜していませんか。多少の謙遜なら問題ないですが、度を越すと卑下(ひげ)した状態になってしまいます。相手方としてはそのフォローもしないといけないし、ずっと聞かされることは精神的にも疲れてしまうでしょう。

子供の悪口に発展する言い方にも注意

そのほかありがちなのが、自分の子供に対する悪口です。

  • うちの子なんて、まだ○○できないの
  • この子は○○が下手だから

ほかの保護者との会話は、自然と子供の話題になります。普通に謙遜する意味で話していたのが、いつのまにか子供の悪口ばかりになってしまいがち。
日本語には「愚息」という謙譲語があるように、あえて自分の子供を一歩引いた状態で話すことが多いですが、これも度を越しすぎないようにしましょう。
グズ、のろま、バカ、音痴、チビなど、これは謙遜ではなく悪口です。

また、たとえ謙遜して言った言葉であっても、子供の前での発言は控えるべきです。
本人にとっては単なる悪口としか捉えられないし、ショックが大きいでしょう。

「うらやましい」ばかりを連発する

  • ○○ちゃんは□□ができて羨ましいです
  • ○○さんの家は、□□だから良いですね

上の「謙遜しすぎる」と似ていますが、相手を羨ましいとばかり口にしてしまうのもNGです。
ある程度バランスが必要なので、まったく言わない方がいい、というわけではありません。しかし、他人を羨ましがってばかりの会話は、第三者からすれば中身がない会話のように感じられます。
「羨ましい」は純粋に羨ましいと思ったときだけ述べれば大丈夫。あとは毎回言わなくても「へー、○○なんですね」と言って、相手の言葉をくり返したり、「そうなんですねー」と受け取ったりする言葉だけでも十分成立することがあります。

うわさ話

見聞きしたうわさ話。ついつい話題のひとつに入れてしまうこともあるかと思いますが、思わぬトラブルに発展することもあるので要注意です。

  • 私もそれ聞いたんだけど、たしか○○なんだよね?

とくに女性のうわさ話はまたたくまに広がっていきます。
真偽のはっきりしないことは言わない。はっきりしていることであっても、余計なことは言わない。これが重要です。
いつのまにかうわさの発端場所として認知されてしまうかもしれませんよ。

特定された個人の話

うわさ話と似ているかもしれませんが、ほかの保護者から知り得た情報、その保護者の情報などを勝手に流すのは厳禁です。

  • ○○ちゃんの家も、□□の塾行っているんですよね
  • そういえば○○ちゃんも、□□って言っていました

誰がどう言っていたかなんて、勝手に話すものではありません。また、話した相手もまさかほかの人に話なんて思っていない(とくに想像していない)ので、広まっている事実を知ったときに引くかもしれませんね。同調するときは、個人の名前は出さず「たしかに小学校○年生くらいで、塾を考える人も多そうですね」くらい、一般的な情報に留めておきましょう。
もしもその情報ですら、尾ひれがつきそうであれば、単純に「そうなんですね」とか、「(○○ちゃんが□□って知っていた?と聞かれたら)どうだったかなぁ…?」と答えを濁して切り抜けましょう。

家庭の事情(自慢話・文句)ばかり

自分の家庭の事情も必要以上に伝える必要はありません。良いことばかりを伝えれば自慢に聞こえてしまうし、悪いことばかりを伝えれば相手に壁を作られてしまう可能性もあります。

  • うちは毎年海外に行っているけれど、今年から子供が小学校に上がるし、回数を減らそうかな
  • うちのお兄ちゃんが、S(某有名塾)で上位クラスだったけれど、けっこう家でも大変だったよ
  • 土日は疲れちゃうから、ほぼ外食しているよ

どれもそこまで自慢話のように聞こないかもしれません。
言われた事柄に対して、特別な価値観を持っていない人や、うちとは別次元だなと感じている人には、「へー、そうなんだ」「いいねー」と妬みもとくになく会話の一部として聞き流すでしょう。しかし、その相場や実現させる難易度を理解している・自分も同じような立場だができていない(やりたいのにやれない)と考えている人からは、妬みの感情を持たれやすいです。

何ごとも頻度やタイミングが重要です。また、1~2回はともかく、枕詞のように毎回同じ自慢話を入れていては、さすがに周りも辟易くるので注意してください。

悩みごとについては、聞かされた方もどう返してよいか困ってしまうこともあります。
たとえば夫婦仲について、祖父母に対する愚痴や悩みなど。これもさすがに年1回会うか会わないかくらいの仲の人に話す話題ではないでしょう。

質問ばかりしてしまう

自分から話すとついうっかり失言をしてしまう。
自分ばかり話してはいけないから、相手からもなにか聞かないと。
沈黙が続かないよう、なにか話題を…!

こうした心情を持つと、慌てて相手に矢継ぎ早に質問を投げかけてしまう可能性があります。

話題の転換時に気をつけるべき質問

  1. 子供の成長・様子
  2. 勤務先
  3. 家庭事情、個人情報

基本的に相手が話題に出していないことを、こちらから突然質問するのは危険度が高いです。
たとえば学校の勉強について話題にしていて、話の流れで相手の子供はどうしているかなどを聞くのはOK(相手によってはグレーかもしれません)。しかし、まったくそれまでまったくその話題をしていなかったのに「そういえば、○○さんは中学受験するんですよね。どこ受験するの?」など、相手が回答に困りそうなことや大っぴらに言いづらいことなどを話題にするのはNGです。

ほどよい空気感にするために

自分のことを話題にしすぎるのもダメですし、相手に質問をしすぎるのダメです。
しかし、自分の話題を避けすぎて「あの人ってなにも自分のことを言わない」と言われても、困りますよね。
そもそもそこまで気にしなければいいのですが、なかなかそう割り切れる人もいないでしょう。

どうしても会話を続けるのであれば

  1. 「自分:相手=1:3」くらいの割合で話す
  2. 会話の内容は差し障りのないことに留める
  3. 話題は子供の展示物や行事のことなどを中心に

これを心に留めておきましょう。

また、もとから会話をしていない状態であれば

  • 無理に自分から話しかけない
  • グループに入らない
  • 話しかけるときは、必要最小限の話題と質問のみ。あとは会話を終わらす勇気も必要
    お互いの会話が終わったら、無理に続けようとせずに、その場をそっと離れたり資料に目を通すなどして時間がくるのを待つ

話しかけたりグループに入ることによって、無理に会話をもたせないといけないという焦りが生じる可能性もあります。
ママ友を作りたいのであれば別ですが、そうでない限りは自分の首をしめないよう気をつけましょう。


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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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