保育園 育児・保育(0~6歳)

保育園の選び方。入園後に失敗する人は、見学時点で失敗している

2019年4月11日

保育園の入園を考えたら、まずはできるかぎり見学へ。
保育園選びで失敗する場合、この見学の部分で確認怠っていたために起きるケースも多いです。

それくらい保育園の見学は重要。

では、見学するにはどのように進めれば良いのか。

結論からいえば、以下の形になります。

  1. 見学に行きたい保育園を選びだす
  2. 電話でスケジュール確認
  3. 見学時のチェックリスト作成
  4. 見学する
  5. 見学終了・メモをもとに保育園を選ぶ

あえて書くほどのこと? と思うかもしれませんが、この流れで進めていけば「確認し忘れていた」「あの保育園も見るべきだった」といった失敗もなくなります。

電話のかけ方も書いておくので、気になるかたはご参考ください。

まずは見学したい保育園を選ぶ

いきいきと遊ぶ園児たち
見学したい保育園を選びだしましょう。入園申請対象の園はすべて見学するくらいの心意気ですすめると失敗が少ないです。

とくに待機児童の数が多い地域であればあるほど、その数は増えると考えてください。

見学する保育園の選び方

※以下、認可保育園のケースです。

まずは保育園の入園申請書類一式を、役所からもらってきましょう。申請書類とともに、保育園の情報が記載されている書類も同封されているはずです。そこに地域の認可園がすべて記載されています。

  1. 入りたい年齢の保育園を選びだす
    1歳児未満の場合は、1歳児以上からの受け入れのみのところは除外。3歳児だったら、小規模保育は除外。
  2. 延長保育の時間帯と延長料金の確認。問題ないところを選びだす
  3. 上記を満たした保育園のなかから、通うことが可能な保育園を選びだす
  4. 自分が決めている優先順位に照らし合わせて、保育園を希望順に並べる

子供がもし食物アレルギーだった場合、症状の重さによっては預けられる保育園が限られる可能性があります。その部分もチェックしておきましょう。

つづいて優先順位。優先順位は以下の内容が挙げられます。

  • 距離・近さ
  • 保育園の規模・一クラスあたりの人数
  • 公立・私立
  • 園庭有無(※)
  • 小規模保育・認証保育

もし「わたしは入れるだろうし、ひとつの園しか見学しない」と思っていても、比較するために最低2か所は見学に行ってください。

※周囲が公園や緑に囲まれている保育園もあります。そういったところは、園庭がなくても問題ないことも。あくまで優先順位。見学候補から外すことはしないほうが良いです。

電話でスケジュール確認と見学の時期

つぎに電話での問い合わせです。見学はできれば申し込みする1か月以上前には完了しておきましょう。

10月以降は、新年度の申込者で見学がなかなか取りづらかったり、一度にまとめて見学案内される可能性が高かったりするため、早めに見学をしておくほうが良いです。

避けたほうが無難な時期は、

3月 卒園式や新年度に向けた動きで忙しい
4月 慣らし保育などがあり、対応できない
4月 慣らし保育などがあり、対応できない
8月 お盆やすみなどで、園児や先生がやすみがち。普段の様子がわかりづらい
12月 クリスマス会、冬休みのため、あわただしい時期

1月・2月もできたら避けたほうが良いです。そのため、だいたいGWを過ぎた5月中旬以降から、6月、7月、9月、10月、11月に見学をすませましょう。

※保育園によっては、見学日・人数をあらかじめ設けているところもあります。
※認証・認可外保育園では、この限りではありません。

電話のかけ方

電話については以下の流れになります。話す内容について、大まかにですがご参考まで。

1. 名乗りと見学希望の旨を伝える

「お忙しいところ失礼いたします。●●と申します。子供の入園を検討しておりまして、いちど見学させていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。……いま、お時間よろしいでしょうか?」

2. 希望日時を伝える

見学希望を伝えると、向こうからいくつか候補日が挙げられるケースと、こちらの希望日を聞いてくるケースがあります。

候補日を挙げられた場合は、そのなかから選びましょう。難しい場合は、そのことも伝えてかまわないと思います。

こちらの希望日を聞かれた場合は、ピンポイントではなく、すこし幅をもたせましょう。

「来週以降の月水金、15時以降ですと助かるのですが……。難しいようでしたら、午前中でもかまいません。」

など。

3. もし旦那さんも行く予定があれば

「都合がつけば、夫も見学させてもらうかもしれないのですが、よろしいでしょうか?」

一言ことわりを入れておきましょう。(だいたい平気)

4. 最後に復唱

日時が決まったら、確認のため復唱し、お礼を伝えて終了です。

「それでは、5月10日木曜日、16時に見学に向かわせていただきます。お忙しいところお手数ですが、よろしくお願いします。では、失礼いたします。」

5. 電話の印象も、大切なチェックポイント

電話の印象もかなり大事。なにか気になることがあればメモしておきましょう。あとで総合的に判断するときの材料となります。

見学時のチェックリスト作成

チェックリスト

見学のチェックリストを作成します。おもに保育園資料や保育園のHPだけではわからないことなどを中心にまとめましょう。箇条書きですが、リスト化しました。

見学時のチェックリスト:聞くこと

おむつ 事前に紙おむつか布おむつか、わからないときは確認。

また、紙おむつの使用済みは持ち帰りか、布おむつは1日何枚必要かなど、運用方法もあわせて確認をする。紙おむつは処分するが、毎月その分の費用(数百円程度)を徴収する保育園などもある。

お布団 敷布団は保育園が用意し、こちらが用意するのはシーツと防水シーツ、掛け布団のみのところも少なくない。

なにをどのくらいの頻度で持ち帰るかなど、持ち帰り頻度も確認を。
敷布団を毎週持ち帰るのは、かなり大変(悪天候しかも兄弟姉妹がいたら、さらに大変)

手作り品 食事用エプロンなど、手作りをお願いする園もある。「持っていくもののなかで、親が手作りするものありますか?」など、聞いておく。
名入れ方法 名入れは大きさや場所指定、手縫い指定する保育園がある。おもに公立の認可保育園で多い傾向。
SIDSやお昼寝時の対応 子供が1歳以下であれば、SIDS(乳幼児突然死症候群)対策や昼寝時のチェック体制など確認。
食事 園内で作っているか、それともほかで作っているか。

私立のグループ会社では、お昼ご飯は業者に委託して一箇所で製造しているところもある。

アレルギー (お子さんが食物アレルギーだったとき)

アレルギー対応はどのようなことを行っているか。たとえば、アレルギーだったとき、お弁当持参なのか。保育園で除去食を作ってもらえるのか。

また、アナフィラキシーのときの対応など。

連絡方法・連絡帳 どんなふうに家と連携をとるか、毎日の連絡のやりとりなど。

連絡帳については、年齢があがるにつれ、必要があったときのみしか使わないケースもある。学年ごとに異なるのかも確認する。

特色・教育方針 保育園の案内などをチェックしたときに気になった特色を確認。

たとえば、英語に力を入れている、アクティビティが活発、などあれば、具体的にどんなことをどのくらいの頻度でおこなっているのかなど

イベント どんなイベントがあるか、保護者が参加するものかを確認。

親が参加するイベントは、懇談会(1年に1~2回)、夏祭り、運動会など。地域によって保育士参加や見学会などもある。また、定期的にお弁当を持ってきてもらうといったところも。

年長では子供のみのお泊まり会がある保育園もある。

園庭 園庭がないところは、運動や散歩はどうしているのかなど。
通園手段 ベビーカー、自転車、車通園など使う予定があるものは、使って問題ないか確認。

また、ベビーカーや自転車もお迎えの時間まで保育園に置いたままで良いかも確認。

※車は駐車場がないところはお断りしているケースが多い。
※ベビーカー・自転車もスペースがなかったり盗難のおそれもあることから、たいてい置きっぱなしはお断りされる。

一日の流れはどこも似ており、午前中は晴れていれば散歩(雨なら室内遊び)、昼食、お昼寝、室内遊び(もしくはお散歩)です。また、ビジョンや園の方針などもだいたい資料に書いてあります。

これらはあえて確認するほどではないですが、気になるなら聞いておきましょう。

また、上記のチェックリストは認可保育園のケースのため、それ以外の保育園のときには、児童に1人あたりに対する保育士の人数、常勤の人数、スペース、料金など、認可と違いがある部分は確認をとりましょう。

認可外保育園のときは、保育園のビジョンや園長の考え方に同意できるかを入園判断のひとつにしているところもあります。

そういうところは保育園のビジョンを聞き、次の「見学時のチェックリスト:見ること」に書かれているとおり、園長の人柄もしっかりチェックしましょう。

見学時のチェックリスト:見ること

先生(保育士)の様子・印象 どんな表情で、どんなふうに子供と接しているか。

保育士の目が行き届いていない部分があるか(ひとりだけ隅っこでずっと座り込んでいる、とか)、その時間は長いか。

保育士がみんな若い人ばかり・経験が浅い人ばかりでないか。

園長の様子・
印象
時期によって、園長ではなく主任が案内することがある。上にたつ人たちの様子・印象もかなり重要。

園の様子などを話すとき、子供たちのことを思うよりも、ビジネス的な印象のほうが強くないか。園長はたんなる雇われ園長になっていないか。子供やほかスタッフへの話し方(威圧的ではないか)、話され方もチェック

子供たちの様子 笑顔が多いか。どんな遊びをしているか。保育士や園長へどのような接し方をしているか。
設備 どんな設備がそろっているか、角があるものがないか、衛生的かなど。トイレやセキュリティもチェック。

見た目の印象や、なにか感じた違和感というのは、意外に無視できないものです。なにか「あれ?」と思うことがあれば、選ぶときの判断材料となるのでメモしておきましょう。

見学当日

チェックリストは上から順にメモを見ながら聞いていくと、とても時間がかかります。また、必要なこととはいえ、記者のように前のめりで何個も質問すると、ちょっと戸惑われる可能性も。

時間が限られている場合もあるため、ぜったい聞きたいこと+対面でないと聞きづらいことを優先順位として、あとは会話のなかで自然と聞ける範囲に留めるなど、状況をみて柔軟に対応しましょう。

当日に保育園の資料を渡されることもあり、そこに書かれていることも多いです。聞けなかったこと+資料に書かれていないことは、後日電話で問い合わせるなどしてくださいね。

わたしが見学に行ったときのこと

資料を見るかぎりは問題なく良さそうなところでしたが、見学をしてやめたところがあります。園長はビジネス的で、すこし高圧的な印象だったこと。先生たちの空気感や、子供への接し方にすこし違和感があったことなどが挙げられます。

いくつか保育園を見ましたが、だいたい園長先生がやわらかい印象や、こちらのことを聞いてくれそうな雰囲気を出している保育園は、保育園全体の空気感が良かったです。保育士さんも忙しそうでも、イライラや不機嫌そうな人はいませんでした。

見学以外に、これをすると失敗が少ない

できれば、保育園の近くを散歩しながら、普段の様子を見てください。散歩のときの保育士さんの動き、子供たちが公園や園庭で遊ぶ様子など、見学のときとは違う表情や様子をうかがいしることができます。

自分の子供が入園したときのイメージもつきやすいですよ。

見学終了・メモをもとに保育園を選びだす

見学が終了したら、保育園ごとにメモを書いておきましょう。そのとき思ったことや気になるポイントを、箇条書きで良いので残しておきます。

見学は、もしも旦那さんも行ったのであれば、かなり心強いです。お互いの印象などをすり合わせることができ、自分だけでは気づかなかったことへの発見に繋がります。

その後、チェックリストとメモの内容にそって、自分では譲れない点とともに保育園の取捨、優先順位をつけてください。

保育園を選ぶときに失敗しないためにも、見学をすべき

待機児童問題や忙しさなどから、保育園を見学したり選んだりなんかしていられない人もいるかと思います。

しかし、もしも入園した保育園で事前確認しなかったことによって、子供になにかあったらと思うと、後悔しきれないですよね。

見学で保育園のすべてがわかるわけではありませんが、すこしでもリスクを減らすために、ぜひ見学する時間をとってみてください。

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