絵本・本

【4歳に人気】おすすめ絵本のあらすじと、4歳児へのススメ

絵本を探す4歳児

さすがに0~2歳が好む絵本だと、すぐに飽きてしまいがちな4歳。多少文章量を増やした、ストーリー性のあるものを選びましょう。

ただし、急に文章量を増やすと、途中で疲れてしまうので、段階的に増やすと良いですよ。

今回はそんな4歳児におすすめの絵本をご紹介します。

『わかってるもん』
作:ひろかわさえこ さん


子豚のぶうちゃんがママと銭湯に行くお話。

ママはぶうちゃんに、促すための言葉をあれこれと言いますが、そのたびにぶうちゃんは「わかってるもん」とむくれます。

そのうち、ママが自分の体を洗っているときに、わざとママから離れたところで遊ぶぶうちゃん。

そこにママくらいの豚が団体で来てしまい……。

子豚とママ豚の様子は、よくみる親子の風景そのもの。読み終えたあと、おたがいに笑ってしまう優しい絵本です。

読後、『わかってるもん』とマネする4歳

ついつい子供より先回りして声をかけてしまうママ豚と、それに対して面倒と感じてしまう子豚の様子に、4歳の子供はクスクス。

読み終えたあとは、なにかママが言い過ぎると、わざとクスクス笑いながら「わかってるもん」。ぶうちゃんのマネっこをしていました。

2歳半で見せたときは、いまいちピンときていませんでしたが、3歳半過ぎであれば面白さに気づくかもしれません。徐々に長い文章を読む練習として、おすすめの一冊です。

『まくらのせんにん さんぽみちの巻』
作:かがくいひろし さん


『だるまさん』シリーズの「かがくい ひろし」さんが手がける絵本です。

まくらせんにんと、しきさん(敷き布団)、かけさん (掛け布団)の3人の物語。

マシュマロが大好きな「まくらせんにん」。それを見た、しきさんとかくさんは「最近太ってきたのでは」とまくらせんにんに言って、散歩を促します。

しぶしぶと外に出る「まくらせんにん」と、お供の2人。その道中に困っているひとたちに出会います。

事情を聞いたまくらせんにんは、「それはおこまりだ。しきさん、かけさん」と掛け声。「はい」「ほい」の返事とともに、3人はお困りごとを解決していきます。

『まくらせんにん』を読んだ4歳。配役を決めて読むと効果抜群!

推奨年齢が『3歳から』と書かれているだけあって、文章量は多くありません。

ただ、まだ長い文章に慣れていないお子さんにはおすすめの絵本です。キャラクターも個性的があるので、読むたびに絵本の魅力に引き込まれていくはず。

また、親と配役を決めて読むと、より一層楽しめると思うので、ぜひ試してみてください。ナレーションとすけさん・かけさんは大人、まくらせんにんは子供、など。4歳でも演技かかった読みをするなど、親子で楽しめる絵本です。

『まくらせんにん』シリーズはほかに『まくらのせんにん そこのあなたの巻』もあるので、こちらの絵本もおすすめです。

※かがくいひろしさんの絵本は、どれもおすすめ。4歳児であれば気に入る絵本も多いので、お時間があれば借りてみてくださいね。

『しんせつなともだち』
作:方 軼羣さん、絵: 村山知義さん


雪が降り積もるような寒い日。食べ物もなかなかないなか、子うさぎが雪の中で2つの株を見つけます。

ひとつは食べますが、もうひとつはロバの家に持っていきます。同じように食べ物がないと思ったのです。

しかし留守だったため、置いて帰ります。帰宅したロバは、なぜ株があるのか不思議に思います。そして、自分は食料を調達できたため、お腹を空かせているであろうヤギの家に持っていきます。

最終的に株はどこに行ったのか。たくさんの「しんせつなともだち」の手によって運ばれる株の様子に、ほっこりするお話です。

『しんせつなともだち』は、まわりと交流を深めていく4歳に読ませたい絵本

3歳になったばかりだと、まだ一人遊びも多いころ。しかし、4歳を過ぎると自分から声をかけて周りと遊ぶようになるころかもしれません。

『しんせつなともだち』は、そんな4歳児が5歳に成長する過程で培ってほしい感情を教えてくれるお話。一度はお子さんと読んでみてほしい、おすすめの絵本です。

『きょうはなんのひ?』
作:瀬田貞二さん、絵:林明子さん

ある日。おんなの子がママに、今日はなんの日かと尋ねます。「しらないなら、かいだん3だんめ」と言い残して学校に行きます。

ママは言われた場所に言ってみると、おんなの子が書いたメモが置いてありました。メモにはちょっとしたクイズとともに、次の指示が書かれています。

頭を悩ます問題もありますが、ひとつずつおんなの子のメモを見つけるママ。メモを見つけるたびに、あたたかい気持ちになるのは、おんなの子がどんな気持ちで用意したのか、想像しながら探しているせいかもしれません。

途中で展開が読めてくるかもしれませんが、本当の最後の展開にはおんなの子が言うまで気づかないひとも多いことでしょう。

最後の最後でびっくりさせたのは、いったいだれなのか。最後の一ページまで楽しめる絵本です。

『きょうはなんのひ?』は家族愛がえがかれた、すてきな話

子供よりも、まず大人があたたかい気持ちになる絵本です。

こんなすてきな子供になってほしい、こんなふうに家族で笑いあった日をおくりたい、そう思わせてくれます。

また、4歳になると物事をいろいろとわかってくるので、不思議な世界観のストーリーだと逆に意味がわからなくなることもしばしば。そういった点からも、この絵本はおすすめです。推奨は5歳児からで少し文章が多いですが、現実的なストーリー内容で書かれていることもあり、逆にわかりやすいと感じると思います。

そのほか4歳児のおすすめ絵本

絵本を読む親子

ほかにも4歳児におすすめとされている絵本はあります。

残念ながら、わが家では上で紹介した絵本のほうが反応が良かったのですが、お子さんの好みにもよると思うので、絵本選びに迷っている方はご参考ください。

『そらいろのたね』
作:中川李枝子さん、絵:大村百合子さん


『ぐりとぐら』シリーズを手がける、中川李枝子さんと大村百合子さんの絵本。

主人公のおとこの子が模型の飛行機を飛ばしていると、きつねがほしいと言ってきます。

おとこの子は模型の飛行機は「たからもの」だからと断りますが、きつねは自分のたからものである「そらいろのたね」と交換しようと言い、交換することに。

そして、おとこの子が「そらいろのたね」を育てると、そこから成長する「そらいろのいえ」が出てきます。

成長するたびに、いろんな動物たちがやってきて、やがて「そらいろのいえ」はみんなの家になるのですが、その様子を見たきつねが「かえしてほしい」と言い出して……。

『そらいろのたね』の作者いわく、「きつねは4歳のイメージ」

大人の視点から読むと、「ひとりじめすると良くない」「なんでも自分のものといって、うばわない」などを教える本かと思っていたのですが、違いました。

保育士の経験もある作者の中川さんは、ラストはいましめの意味ではない。おとこの子は年長、きつねは年中(4歳)のイメージとおっしゃってイメージであり、子供同士のやりとりを楽しんでほしい、と雑誌のインタビューでおっしゃっていたそうです。

4歳だとものに執着し、5歳だと大切なものでも交換できる余裕ができていると教えてくれる本なのかもしれません。

残念ながら子供が4歳のときに読みましたが、いまいち世界観が伝わらず、すこし首をひねっていました。ただ、ハマるお子さんもおおいので、もし絵本選びに迷っている方がいたら一度手に取ってみると良いかもしれません。

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