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Z会中学受験コース・小学3年生8月号と9月号【算数・理科】

Z会中学受験コース・小学3年生8月号と9月号【算数・理科】

Z会の中学受験コース・小学3年生について。
前回に続いて、今回は算数と理科の8月号と9月号の2か月分をまとめてお伝えします。

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8月・9月号の算数|小3・Z会の中学受験コース

学ぶことが多く、混乱しているようです。

国語も新しいことをどんどん習っていきますが、算数はその比ではありません。

たとえば国語であれば、漢字、文章題などすでに基盤があって、その上で新たな仕組みを学んでいきます。
類義語や対義語であれば、漢字・二字熟語を知ったうえで法則を学ぶので、ゼロから新しい分野を知るのとは少し違います。

一方算数の場合は、新たな仕組みや考え方を学び、それを応用して解いていくことを続けます。たとえば、時間を使った計算、kmや概数・四捨五入など。

付記

このあたりは教科の得意・不得意によって感じ方が違うかもしれません。もしかしたら国語のほうが算数よりも負担に思うお子さんもいるかと思います。
子供の場合、明らかに算数が苦手なので、習ったことを吸収する前にどんどん新しいことを詰め込まれて消化不良の状態になっていました。

そんな算数の学習内容と様子をお伝えします。

小3・8月号の算数:大きな数とおよその数

8月号では、億と兆、数の大きさや概数、四捨五入を学びました。
4桁ごとに単位が変わることや10倍、100倍、10で割る、100で割るとどう数字が変化すること。不等号や等号、切り捨てや切り上げ、四捨五入の方法など。
テキストを見返しましたが、とてもわかりやすく丁寧に解説されています。

確認問題もヒントが書かれているなど、学習した内容に沿って出されています。
たとえば、「987654を四捨五入して、一万の位までの概数にしなさい」とか「切り上げて、千の位までの概数にしなさい」などいくつもあって、どこの数字を四捨五入・切り上げるべきかなどくり返し学習できるようになっています。

しかし、それでも子供には難しいようです。
丁寧に解説されているし、問題も落ち着けば解けると思うのですが、思うような正答率にはなりません。

月例テストも不調に終わる(むしろ悪化)

それでも8月号は、自分なりにすこし理解できたらしく、臨んだ月例テスト。
終わった後もまあまあ自信があるといっていましたが、50点未満でした。

子供のプライドも自信も、回を負うごとにボロボロになっていっている気がします
女性アイコン2(うーん)

8月号の月例テスト⑦の問題はパズル的な問題で、8月号で習った内容ではなく思考力を問われる問題でした。しかし、その問題も全滅です。
思考力の問題は、今まではどちらかというと問題を楽しんで取り組んでいたように見受けられます。しかし、今回はほとんど問題の意図を考えず、ただ「この問題を解かないと」といった焦りと文字だけを見て書いている印象がうかがえました。

すこし問題を見ればその計算にはならないとわかる問題なのに、単純な計算をして答えを書いています。

付記

今回のことだけでなく、子供を見ていて思ったのですが、A=B、B=Cがあったとき、A=Cにならないとおかしいのに、それを気づかない。
平気でまったく違う数をかくなど、直前の問題や数しか目に入っていない、といった傾向があるような気がします。

小3・9月号の算数:時間と長さ、植木算

9月号では、時間や長さの計算(足し算、引き算、かけ算)、さらには特殊算でかならず出てくる「植木算」も出てきました。

時間や長さの単位合わせで苦戦

時間や長さについては単位を合わせて計算する必要があって、そこでの計算ミスが目立ちます。

  • ◯時間◯秒ー◯時間◯分
  • ◯時間◯分◯秒 ÷ 9
  • ◯km◯m = ◯mm

こうした問題などが用意されていて、たしかに大人としても面倒だと思うような計算ばかり。
子供も考えるのも面倒になってきているのか、時間はあるのに、適当にすませている部分もあるようです。
本人なりにしっかりやっていると思いますが、まず見直しはしていないのでしょう。

女性アイコン(困り顔)
たしかに見直しって面倒ですもんね

付記

後日談。
9月号の冊子の確認問題では丸が多かったですが、「毎日練習ブック」の10月学習部分ではミスが多発していました。
「毎日練習ブック」は契約した直後の1年分の学習冊子として配布されるもの)

植木算の基礎もここで習う

特殊算として代表的な「植木算」。

そのほか紙テープをつなぎ合わせていく問題も確認問題として出ていました。
のりしろの長さも考えながら計算していきます。

どちらも図と文で丁寧に解説されているので、理屈さえわかれば難しい問題ではなさそうです。

しかし続く練習問題ではすぐにつまづいていました。
これも数値だけ変えた練習問題を作って、くり返しトレーニングしていくことで理解させていくしかないのかと思います。

付記

何度かいったかもしれないのですが、子供にも適正があって、第一子は算数については理解するまで時間がかかる傾向です。
似たような問題でも数値を変えただけで、すぐにミスするところから、学習の内容を認識していても理解はしていないのかもしれません。
Z会の練習問題の①があれば、そこを解いたあとすぐに②にいくのではなく、①と似たような問題を何度も頭を使って解いてもらい、ようやくわかってくれるといった域に達するようです。

そのため、Z会の算数は一回ごとの学習を終えるのに、3倍、4倍の時間がかかります。
親もそこまで時間がとれないことがあって、先に進めておいてもらうと、悲惨な結果が待ち受けていることもしばしば。
なにより取り組んでいる子供自体も、自分はどうしてミスばかりなのかストレスが溜まっているように思います。

月例テストは半分いったけれど…

9月の月例テストは半分はいきました。「半分は」です。
平均点はその上。だいたい子供は平均より3~4問程度間違えているようです。

解答案を見ると、正直基礎的な問題や単純な計算でも間違えていて「なんでこんなことやっているの…」と口に出したい気持ちに駆られます。
せめて点が取れるところくらいは、丁寧にやろうよと本当に言いたい。
むしろ、最初の計算問題は見直しもして丁寧にやろうねと何度か言った覚えもあります。

子供もやってもやっても点数として評価されない現状に悲しんでいますが、そもそもここで間違えるのは子供自身側にも問題があるとしか思えません。
同じようなミスをくり返している状態に、親も子も毎回算数が苦痛でしょうがなくなってきています…。

付記

私も実際に小学校のころ、どんな問題か忘れましたが、しょっちゅうミスをして塾の先生にしかられていた覚えがあります。
当時、なぜそうしたミスをするのか自分でもわかっていませんでした。また、ミスした問題を改めて解き直すこともしていませんでした。
それを考えると子供も同じ状況なのかもしれません。

子供を「なんで」と責めすぎず、どうしたらこうした状況を解決できるかを考えていかないとなと感じます。
また、子供にも「ミス=悪いこと=悲しい」ではなく、単純に事象として「ミスがたくさんある(事実を捉える)。じゃあ、どうしたらいいかな。どんなミスが多いのかな」と客観的に捉えて、自分なりの解決策を見出してくれたら嬉しいです。

女性アイコン(うーん)
ただ、これは子供には難しいことかもしれませんね

8月・9月号の理科|小3・Z会の中学受験コース

理科は嫌いではないようですが、社会と比べると点数が低いです。
典型的な文系人間のような気がします。

8月号は「虫」がテーマ

体験学習では、図書館に行って情報をまとめました。
体験ノートにも調べたことを丁寧に書き込むなど、がんばっていたようです。

同時に図鑑や参考書の使い方も載っていたのですが、そのあたりはあまり意識していない模様。
索引で調べることにやや慣れていませんでした。

おそらく細かい解説とか読むのが面倒なのかもしれません…
女性アイコン2(えー)

虫のからだや口の形、食べ物などの違いを、写真・イラストを見ながら学習していきました。

月例テストは「問題をよく読む」が課題

月例テストはやや低め。
足が6本の虫はどれか、該当する記号を選び出す問題は、全部を書けていなくて不正解でした。

ちなみに書けていなかったのは「トンボ」。
トンボは虫だとわかっていますが、足が6本なのか、そのあたりの知識はなかったんだと思います。

女性アイコン(困り顔)
たしかにトンボのかわいいイラストとか、足が描かれていないことが多いので、実物を意識して見たり、自分で描いてみないことには知らなかったのかもしれません

さらにもう一つ、該当する記号を選び出す問題があって、そこでも余計な記号を書いて不正解。
解説を読むと、問題文の「昆虫はどれか」をしっかり読めているかどうかもポイントとなったようです。
誤りやすい例として書かれていたとおり、子供が同じミスをしていました。

あとは質問に対する解答を空欄に自由に書く問題です。

9月号は「浮力」の問題

9月号は「浮力」。
ペットボトルを使って、水の中に入れたときの力を感じたり、ゼムクリップを使った浮沈子の実験をおこなったりしました。

いわゆる「理科」っぽいテーマですね!
女性アイコン2(驚き)

とくに浮沈子を入れたペットボトルを握ったときと握っていないときに、中に入っているゼムクリップの動きに違いが出るのはとても驚き、何度も試していました。
しっかりと浮力の仕組みや解説を理解しているかはともかくとして、面白さを体験できたことは良い経験になったのではと思います。

月例テストは理解が問われる

月例テストはちょっと難易度が高めかなと感じました。
浮力についてしっかり理解していないと解けない問題が多く、たとえば先ほどの浮沈子の動きなど、どうしてそうなるのか仕組みとして理解していないとミスします。
記号問題なので、勘で正解することもありますが、解説を見てなにを問われていたのか初めてしるお子さんも多いのではと感じました。

女性アイコン(笑顔)
難しいですが、良い問題です。心と時間に余裕があれば、子供としっかり見直したいテーマでした

今後のZ会をどうするか、そろそろ考え時に達する

4月号から開始したZ会の中学受験コース。
月が進むにつれ、好きな教科と苦手な教科の明暗がくっきりしてきました。

理科は難しいですが、まだ基礎レベルなので(若干点数が低いこともあるけれど)、少なくとも小学3年の間は続けて良いと思います。
問題は算数。
なんどもくじけそうな状態になりながら、なんとかここまできましたが、もうそろそろ限界なのかもしれません。

そして、10月号では実際にZ会の算数について考え直す決断をしました。そのあたりは、また今後書いていきたいと思います。

 

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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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