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つわりはいつからいつまで? 不快感に悩む時期のNG行動と対策

2019年2月9日

妊娠したと思ったら、気持ち悪さでフラフラに……。いわゆる『つわり(悪阻)』の症状ですが、これがなかなかつらいもの。

そんな妊娠中のつわりは、いつからいつまでか時期と症状のほか、この時期のNG行動をお伝えします。

妊娠時期の「つわり」ってなに? 症状はどんなものがある?

つわりは、妊娠によって引き起こされる体の症状です。

症状はさまざまで、よくいわれるのが吐き気の症状。

  • 胃のムカつきが出てくる。
  • においに敏感になってトイレにかけこむ。

そんな場面をドラマとかで見ますよね。
まさにあの症状を体験することになります。
(実際のつわり症状は突然発症するわけではなく、徐々に出てくるほうが多いです)

つわりは吐き気のほかに

  • 食べないとイライラがおさまらない(食べづわり)
  • 逆に食べることすらままならない
  • 食べ物の嗜好が変わる
  • 眠気やだるさを感じる
  • 口が異常に乾く、だ液量が増える

などの症状もみられます。

どのくらいの割合の人がつわりになる?

つわりの症状は、すべての妊婦さんのうち、じつに50~80%の妊婦さんに出るといわれています。(※【参考サイト】参照)

つわりは症状だけでなく、症状がどれくらい重いか・軽いかも人によってさまざま。ほとんど感じない人もいれば、一日中気持ち悪さが続くひともいます。

【参考サイト】
未承認薬・適応外薬の要望(公益社団法人日本産科婦人科学会)/厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000347876.pdf

症状がひどくなると、妊娠悪阻(にんしんおそ)となる可能性がある

つわりの症状が悪化すると、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」とよばれる病名がつきます。

吐く行為をくり返し、体重減少や脱水症状をひきおこすなど、入院が必要な状態だと妊娠悪阻となっている可能性は高いです。そうなったときは、すみやかに病院を訪れましょう。

具体的には、以下の症状の場合が妊娠悪阻と判断されます。

1週間に3~4kgの体重減少がある場合、尿中ケトン体が(2+)以上を示す場合、脳症状や肝機能障害(ALT(GOT)、AST(GPT)が100IU/l以上)を示す場合。

妊娠悪祖/女性にやさしい職場づくりナビ』より引用

つわりはいつからいつまで? つわりの時期

「つわりはいつからはじまるか」については、一般的に妊娠初期と呼ばれる5週目あたりから症状が出てくるといわれています。
「いつまで続くか」については、妊娠15週前後にはおさまってくることが多いといわれています。

時期を断言しないのは、いつからはじまり、いつまでに終わるかは個人差がかなりあるため、明確にできない理由があるからです。

出産するまで気持ち悪さが続く人や、治ったと思ったらまた再発する人もいます。

いつからつわりを感じたか

わたしが感じたのは、7週目くらい。
もしかしたら、その前から感じていたかとしれません。

つわりは不快感がちょっとずつ広がっていく感じで、いつからかわかりづらいです。
ただ、すこしずつ「あれ? なんか横になると楽だな」とか、「なんとなく気分が乗らないな」とか、そういったことを感じるようになっていきます。

そして、気持ち悪さを自覚するころには、つわり症状がかなり強くなっていることも。

妊娠中期から後期あたりのお腹の様子
一般的にはここまでお腹が大きくなっていれば、つわりはかなり減っているようです。

ただし、妊娠後期になるにつれ、つわり以外のほかの症状(むくみ、足がつる、胃の圧迫感)で悩まされる可能性もあるため、油断はできません。

妊娠初期(つわりの時期)のNG行動と対応策

NGイラスト
つわりが起こりやすい妊娠初期。
この時期の妊婦さんと、まわりの人が避けたほうがよい行動についてお伝えします。

妊婦さんのNG行動

妊娠初期はまだ胎盤もしっかりしていない不安定な時期。けっして無理をしないようにしましょう。

お腹が出ていないとはいえ、普段どおりに行動しすぎるのは避けましょう。激しい運動はひかえて、靴はできるだけ安定性がたかいものに履きかえてください。

また、食べたくないからといって、なにも食べないのもNG。最低限水分はとり、食べれそうなものを見つけ、少しでも口に入れてください。

ポイント

よく柑橘系のフルーツなどが、ムカつきをおさえてくれるといいます。口もさっぱりするので、食べやすいかもしれません。

この時期の食事や栄養素は、胎児にはかなり影響があります。
重要なことなので、「栄養? 葉酸って、なに?」と思う人は下の記事も読んでおいたほうが良いです。

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マタニティマークをうまく使おう

バスや電車など、不特定多数のひとが多い公共の乗り物を使うときは、「マタニティマーク」の使用も考えましょう。

とくに妊娠初期は

  1. つわりがつらい時期である
  2. まだ安定期にはいっていない
  3. 外見からは妊婦とわからない

などといった理由から、まわりが妊娠していると気づきません。

いきなりお腹を押されたりする可能性もあるため、移動時はまわりの人に妊娠を伝えるようアピールしましょう。

注意

「マタニティマーク」を知らないひとや、妊娠中とわかっていてわざと乱暴したり、暴言を吐いてきたり、心無いひともいるようです。

不意の攻撃を完全に防ぐことはむずかしいかもしれませんが、「あやしい人やグループのちかくには寄らない」「満員ではないときや体調がつらくないときはマタニティマークをしまう」など、状況に応じて危険回避をするよう心がけましょう。

まわりの人のNG行動

つわりの症状がいつからいつまででるか、重いか軽いかは人それぞれです。

そのため、男性や出産を経験しなかった人だけでなく、つわりの症状が軽かった(もしくは、症状がなかった)経産婦さんであっても、つわりで苦しんでいる人に「そんなものは、ぜんぜん平気」「そんなにツラいの?」などといった言葉はNGです。

言われた妊婦さんは、とても傷つきます。

妊婦さんが求めていないのに、あれこれ世話をやく必要はありません。

ただ、妊娠で不安になっている相手の話を聞いたり、つらそうな時にすこしフォローにまわったり、ちょっとしたときにサッと手を差しのべてあげましょう。

産後のつわりの影響

出産を終えても、妊娠時のつわり時期に感じた嫌な思いは、産後も影響する可能性があります。

食べ物以外でも、つわりの気持ち悪い時期に見ていたテレビや音楽なども、その時の思い出を引き起こし、すこし釈然としない気持ちになることも。

このあたりも個人差があるかもしれませんが、産後もなんらかの影響を残すかもしれない「つわり」。少しでも軽くできるよう過ごすことが、妊娠の思い出をよいものにできるかの分かれ目なのかもしれません。

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