こんにちは、とはのです。
今回は運動が苦手な子供のために買った、室内鉄棒についてお伝えします。
今回紹介すること
- 室内鉄棒を購入したきっかけ
- 購入した室内鉄棒(福発メタルFM-1534)
- FM-1534の使用感・感想
- FM-1534を使った子供の様子
室内鉄棒を購入したきっかけ
子供は運動がかなり苦手。
小学校上がった直後、子供ができなかったものは
- 鉄棒
- 雲梯(うんてい)
- 跳び箱
- マット運動
- なわとび
- ほか多数
結構あります。これは子供の性格(怖がってチャレンジしない)、体力(筋力ない、運動神経も良い方ではない)のほかに、普段休日に上記の遊びを積極的に入れなかったのも良くなかったです。
上記いくつかは未就学児にも取り組んだことがありましたが、泣いてほとんど練習にならず。
親も心身ともに疲れるので休日はおいかけっこや公園遊び、遊び場、探索、室内遊び(図書館など)が中心でした。
もしお子さんが小さいご家庭であれば、普段の遊びの中にも小学校の体育を意識した内容を入れることをおすすめします。
なぜ室内鉄棒を買ったのか
室内鉄棒を買ったのは、子供が小学校1年生のときです。
前述した内容ができず、体育の時間に落ち込むことが多かった子供。とくに子供の握力・筋力のなさ。鉄棒、雲梯はまったくできませんでした。
しかし練習するにしても、以下のことがデメリットに感じました。
- 公園まで行かないといけない(思ったときにすぐ練習できない)
- 鉄棒の高さを変えられない
- 地面が固く、落ちる恐怖で子供が積極的に練習できない
- まわりから注目されやすく集中しづらい
- 天候に左右される
アスレチック遊具で握力・筋力を鍛えるものの、鉄棒をどうしようか思っていたところ、室内鉄棒の存在を知って購入することにしました。
購入した室内鉄棒(福発メタル FM-1534)
室内鉄棒は種類がいろいろとありますが、わが家が購入したのは「福発メタル」の「FM-1534」。
現在販売されている「FM-1544」の前バージョンです。
福発メタルFM-1534 を選んだ理由
福発メタルFM-1534の製品を選んだ理由は、SGマークがついていたこと、日本製だったこと、楽天などで評価も高かったことが挙げられます。
製品概要は以下のとおり。
子供用健康鉄棒FM1534は室内外兼用タイプ:支柱床面接触部に保護材を取り付けてあるので、室内で使用可能です。高さは簡単4段階調節。この鉄棒は、製品安全協会の認定基準に合格したSGマーク付製品です。また、この鉄棒は3才児から7才児までの範囲でご使用下さい。折りたたみ式ですから省スペースです。
■本体サイズ:幅98×長147×高89.5~130cm■鉄棒用パイプの有効高さ:82cm■重量:8.3kg■体重制限:40kgまで■メーカー保証:1年間■生産国:日本
「Amazon」より引用
なお、最新の「FM-1544」は体重制限が65kgまでなので、これから買うならFM-1544のほうがおすすめです。
値段も大きく変わりません。
小さい子・予算が合えば「ツムラこども鉄棒」も検討を
ちなみに予算があれば、ツムラこども鉄棒も検討のひとつに入れてみても良いかもしれません。
価格はAmazonで23,400円(2022年6月現在)。楽天で25,000円くらいです。(FM1544は15,000円くらい)
対象年齢は3歳~7歳でSGマーク付。耐荷重は70kgです。
(※耐荷重とは、体重に衝撃荷重(利用頻度や環境、使用状況等で変化)を含めた重さ。体重のことではないので注意)
70・80・90・100cmの4段階調節が可能なため、身長が小さなお子さんでも練習ができるのがメリット。
FM-1534の使用感/感想
手間:設置はとても簡単
FM-1534は開閉がとても簡単。
最初に高さを調節してネジでしっかり留めたあと、鉄棒を広げればそれですぐに使えます。
閉じるのもバーを少し上げながら閉じればいいだけ。10秒程度で開閉できます。
女の人でも余裕でできるので安心です。
また重さは8kgくらいありますが、同じフロアですこし動かすくらいであれば、そこまで大変ではありません。
安定性:子供の大きさによって、若干動く
120cm以上20kg以上の子供の場合
思い切り踏み込んで回ろうとするとガタッと振動します。
しかし、下にマットなどをひいていたこともあって、滑ることはありません。
100cm程度15kg未満の子供の場合
ほとんどぐらつかないです。
ただ、まったくグラつかない・振動がない、ということはないです。
こうした多少のグラつきは、折りたたみ室内鉄棒であれば普通にあるのかもしれません。
製品自体はしっかりしているだけあって子供が思いきり使っても壊れる心配はありませんが、使用するときは親の目の届く範囲で使用しましょう。
高さ:もう少し低い位置があれば吉
たとえば逆上がりを練習するときは、バーがお腹の位置にあるように、といった教えを聞くことがあると思います。
しかし、FM-1534の高さの設定は、89.5cm、103cm、116.5cm、130cmの4段階(FM-1544は88~129cmの4段階)。
お腹が高さ90cmの位置に達するには、かなり身長が高くないと無理です。
とはいえ、健康鉄棒 FM-1534 のSGマーク保証対象年齢は3歳~7歳なので、その年齢でその身長に達するのは難しいといえます。
FM-1534を使った子供の様子
使うときは、お布団やマットを敷くべし
前述したように、使用するときには鉄棒の下にマットやお布団を敷いて使いました。
上手に回れないときはおしりから落ちるので、結構な音や振動が発生する可能性があります。
防音のため、怪我をしないためにも必須でした。また、床を傷つけないためにも、鉄棒の下に何らかのものは敷いたほうが良いです。
高さはお布団で調節
鉄棒の間には布団を重ねて敷いて、高さを調節。
ぶら下がりのときは高さ調節用のお布団をどかし、不得手のものやできない前回りや逆上、がりをするときはお布団を設置していました。
ただ、お布団だとジャンプ力が多少吸収されてしまうので、マットなどのほうが適しているかもしれません。
ストレッチマットを用意する場合
色んな種類が売っていますが、横幅が鉄棒幅よりも狭いもの(鉄棒の間に敷くタイプ)が多いです。
鉄棒全体の下に敷くか、もしくは鉄棒の間に敷くか、どちらの用途で使いたいか考えながら、必要なものを購入してください。
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カラーバリエーションは12種類。
重さはおよそ2kg。折りたたみは3段可能
→ KaRaDaStyle 体操マット 180×60×5cm
カラーバリエーションは12種類。
重さはおよそ3.3kg。折りたたみは4段
→ KaRaDaStyle 体操マット 180×100×5cm
カラーバリエーションは12種類。
重さはおよそ4.1kg。折りたたみは4段
→ KaRaDaStyle 体操マット 180×120×5cm
鉄棒全体の下に敷く場合は、180×100×5cmのもの、もしくは180×120×5cmのものでないとだめですが、幅が広いものは値段も高く、置き場や処分の関係上あまり現実的ではないかもしれません。
子供が逆上がりを成功するまでの様子
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1まずはレベル判断
下に布団も敷いて、高さをあわせて、いざ練習開始。まず前回りもできなかったため、そこからです。
なぜできないのかと思ったら、ジャンプしてツバメのかっこうした段階で「怖い!まわれない!!」といって離脱していました。
怖がり&泣き虫のおかげか、この段階からダメだったことが判明。
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2準備万端、前回りから
始めたことは
- 恐怖感をなくす
- 落ちても痛くないことを伝える
- かならず支える
この3つ。
最初から体を鉄棒に折りたたんだ状態(布団干しの状態)から始めました。
すると、徐々に恐怖心が減っていったようです。
数回練習すれば、回ることができるようになってきました。
ただし回ったあとは足を地面につけず、足を投げ出した状態で落ちることもありました。
前方にある鉄棒の足に思いきり振り落とすこともあったので、鉄棒の足にもクッションや布団をかぶせるようになりました。
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32年生でできないものが増える
前回りは何回かやって克服。
無事小学1年生をやり過ごしました。
問題は2年生の鉄棒。
逆上がりはもちろんのこと、前段階としておこなう足抜き回り(後ろ・尻上がり)、ダンゴムシ(ぶらさがり)はできず。
さらに飛び上がり→ツバメ→布団干し→静かに着地の一連作業もできていなかったです。
とくにダンゴムシは、1秒(未満?)しかもちませんでした。
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4再度鉄棒の出番
1年生のとき前回りがほどほどにできた段階で、一旦鉄棒から離れていました。
今度はほぼ毎日継続して取り組み。
前回りのようにすぐにはできませんでしたが、
ダンゴムシは2秒→3秒…と上がっていき、7秒ちかくぶらさがりできるようになって、足抜き回り(後ろ)もクリア。
飛び上がり→ツバメ→…の一連作業もクリアできるようになって、子供も自信がついたようです。
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5逆上がりは大苦戦
ただ、逆上がりだけはどんなに練習してもうまくいかず。1か月練習していてもうまくいきません。
鉄棒はほぼ毎日練習していて、手には豆ができるほど。
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4ようやく逆上がり成功…!かかった期間は1か月半
ただし、1週間に1回くらい急な成長が見られるようになりました。
ダイエットのように、停滞期があっていきなりできる、また停滞して…の繰り返しです。
それでも、最初は足もつかなかったのに足首にひっかかるようになり、それから1~2週間後すねが当たるくらいになり…。
さrないしばらくして、本当に稀に太ももが当たることがありました。
しかし、そんな練習を続けて1か月半。
太ももが何度も当たって「今日太もも当たったし、うまくなっているよ」と何度目かの励ましをした直後、いきなりヒョイッと回れました。
お互いにびっくりしてもう一度やってみたところ、2度、3度とできました…。
なにがきっかけかわかりませんが、なにか体の中でコツを覚えたのかもしれません。
すでに学校は鉄棒ではなくマット運動に移っていましたが、子供は続ければできるという自信が確実についたようです。
結局逆上がりのコツは?
よくある逆上がりベルトとかは使わなかったの?
評判のお逆上がりベルトも買いました。
しかしベルトに頼り切ってしまい、それがないと回れず、効果が出ませんでした。
なにが成功の決め手になった?
いろんなサイトの逆上がり方法など見ました。
ただし参考になったものもありましたが、決め手になったほどのものはありませでした。
結局はある程度子供自身が自分なりのやり方で努力するしかないのかな…と感じました。
【参考にしたサイト(一部)】
第二子はスイスイ
ちなみに、第二子は未就学のときから鉄棒がある状態で、第一子が練習したあと遊びで練習していました。
前回りはすいすい。
体が軽く筋力もあるので(体を持ち上げると足を水平にして、そのまま数秒笑っている)、前回りしてそのまま着地せず足をひっかけて豚の丸焼きなど軽々できていました。
逆上がりはすぐにできませんでしたが、すぐに太ももが鉄棒に当たるくらいに。
室内鉄棒がおすすめの人
室内鉄棒がおすすめな人(ご家庭)は
- こまめに鉄棒がある公園にいけない
- まわりの目を気にせず練習したい(させたい)
- 鉄棒の高さを調節して練習したい
- 鉄棒に対して恐怖心がある
- 鉄棒から落下しやすい
- 子供の体力増強の一環として
- ほかに鉄棒を使う兄弟姉妹がいる
などが挙げられます。
買うのはハードルが高い、苦手な逆上がりだけ克服できればいい、すぐにマスターすると思う、という方は、レンタルもあるのでそちらを検討されると良いですよ。