寒くなってくると溜まりやすい結露。
原因は部屋の中と外との温度差と、室内の湿度が高いことにあります。
結露をそのままにしておくと、結露が流れてサッシにカビが生えたりするし。
窓にカーテンが触れたままにすると、今度はカーテンにカビが生える原因にもなります。
とはいえ、結露を拭くには時間がかかりますよね。
とくに忙しい朝にそんな暇がないという方は、ぜひ水滴ワイパーを使ってみてください。
今回は何気なく買った、水滴ワイパーの効果について写真付きで紹介します。
毎回タオルなどで拭き取りををしている方は、参考にしてみてください。
結露対策に。購入した水滴ワイパーと使い方
結露が出た時、わが家では毎回タオルやティッシュなどで拭き取っていました。
ただ、結露が多いときは拭いたあとも水滴が残ってしまい、二度拭き、三度拭き、となかなか面倒でした。
そこで、何気なく買った水滴ワイパー。
『 水滴ワイパー シタマーデ』(アズマ工業)を購入
購入したのは、アズマ工業の水滴ワイパー「シタマーデ」という製品。
なかなかのネーミングですが、効果はまずまずです!
水滴ワイパーの使い方
わたしが買ったのは、ヘッドとタンクが別になっていて、着脱可能なもの。
ワイパーの使い方は、箱の裏にイラスト付きで書いてあります。
実際に使ってみた様子
結露が溜まる寒い日の朝。
窓を見ると、案の定結露が溜まっていました。
早速、水滴ワイパーを使ってみます。
窓の下部にヘッドを当てて、下から上へスライドさせていきます。
力を入れすぎると、キュッと引っかかるような音が出たりもしますが、基本スイスイ動くワイパー。
ちなみに写真の左側の方は、すでに拭き取りしたかのように見えますが、たんにカーテンに結露がついてしまったため、結露がない状態になっているだけです。
(冬場はなるべくカーテンが窓に触れないよう、工夫する必要もありますね…)
結果は明らか
右がワイパーが通った所。
水滴がすこし残るところもあると思いますが、そうしたところはティッシュで軽く拭き取る程度で完了です。
ワイパーのボトルに溜まる水がスゴい
窓を4面、ワイパーで拭いたところで、ボトルの中にかなりの水が溜まっていました。
その時の写真は撮っていなかったのですが、下の写真の右側のような感じですね。(実際はそのときは8cmくらい溜まっていました)
終わった後はワイパーのヘッドをとって、水を流し、逆さまにして干して完了です。
あれだけ拭き取りが面倒だった結露が、本当に楽に取れるのでかなり驚きました。
水滴ワイパーはデメリットもあり。改善してほしいポイント
無敵に見える水滴ワイパーですが、使ってみて感じたデメリットもあります。
ヘッドを斜めにすると、端から水がこぼれ出る
製品情報には「ヘッドが360度回転」「拭き取った水がこぼれにくい」など書いてありますが、
結露など、それなりの水をすくい取っているときは、すこしヘッドを斜めにするだけでこぼれます…。
とくに結露がすごいときなどは、タンクに移動していく水の量より、ヘッドに溜まる水の量のほうが多いためこぼれやすいので注意です。
そうしたこともあり、ヘッドを回転して使うこともあまりないかなと思います。
タンクの中の水が取れにくい
タンクの水は流すのは簡単なのですが、中の縁などに少しだけ水滴が残るんですよね。
逆さまにして乾かすのですが、なかなか完全に乾きづらいし、乾きが不完全だとカビが生えそうになるのがデメリット。
もう少し乾きやすい構造にならないかな?と感じます。
デメリットを踏まえても…買って良かったと思うもの
とはいえ、デメリットも書きましたが、総合的に考えて買って良かったと思っています。
結露をタオルで拭いたとき、水が大量に残っているのを見なくなったのは、かなり大きなメリットです。
この状態を見ることはなくなった
そもそも結露が起きないよう工夫するのが第一かもしれないのですが、
いまのところ有用なやり方は見つけていないので、これがわが家の最善の結露対策となりそうです。
もし結露を拭くのにウンザリしている人は、水滴ワイパーを試してみてくださいね。