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子供の性格に性別は関係ない?同性きょうだいで感じた子供の個性

仲が良い姉妹

よく

「男の子だから、こんなに元気なのかな?」

「女の子だから、世話好きなのかな」

など性別の違いによって子供自身が評価されることがあります。

しかし、「子供の性格は、性別よりも、生まれもってそなわった個性や遺伝的要素による違いが大きい」と、私は思っています。

とくに子供が小さければ小さいほど、その子が元から持っていた個性が強く出ます。

この思いに至ったのは、姉妹(同性きょうだい)の子供がいるからこそ。

わが家の姉妹は、なんでそんなに違うの?というほど、まったく違います。

今回はわが家の上の子と下の子を比較してみたいと思います。

姉妹の違い:内面的要素の比較

姉妹でもまったく違う

今回比較する姉妹ですが、性格や好みの違いだけでなく、外面的要素の違いもあります。

まずは内面的要素からお伝えします。

赤ちゃん時(0歳~1歳未満)の比較リスト

性格
(イメージ)
極度の怖がり 自由人
沐浴 大泣き。
ガクガク・ブルブル。
快適/満喫。
プカプカ・ゆらゆら。
お風呂 あまり好きじゃない。
慣れるまで時間かかった。
快適/満喫。
お風呂大好き。
ミルク ガブガブよく飲む 規定量程度しか飲まない
げっぷ ほとんど出ない。でも平気。
(吐き戻しなんかしない)
ほぼ毎回出る。吐き戻しの頻度も高い。
マーライオンのように吐いたこともあり。
人見知り 生後半年頃からひどい。
たまに会う祖父母に抱っこされると大泣き
ほとんど気にしない。
たまに会う祖父母に抱っこされても笑っている
離乳食 初めてのものでも口には入れてくれる。
まんべんなく食べてくれる。
初めてのものは絶対食べない。
好き嫌いがはげしい。
ベビーカー 大泣き。
あまり使えず。
楽しそう。

生まれたときから性格・好みの違いが顕著だった姉妹

赤ちゃんでも違いは出る

姉のほうは極度の怖がり。

保育園でもよく泣いていたのですが、その兆候は赤ちゃんのときからありました。

さきほどの表を見てもらってもわかるとおり、たとえば「沐浴」。

沐浴でも違い

姉はの方は沐浴が怖く、産後入院の沐浴指導のときから、ひとりギャン泣き。

帰宅後の沐浴でも、ほぼ毎回泣くか青ざめていて、こちらも緊張とストレスだったことを覚えています。
(以前子供のお風呂嫌いの記事も書きましたが、これも上の子のときの話です)

逆に妹のほうはお風呂大好き。

沐浴の時も気持ち良さそうに、体を揺らしていました。
沐浴からお風呂になったときも、とても喜んでいた気がします。

ベビーカー・チャイルドシートでの違いも

ベビーカー泣く・泣かない

ベビーカーも案の定、姉は大泣きでした。

慣れるまでに時間がかかったうえ、いつも不安そうな表情で乗っていました。
(さすがに1歳をすぎる頃には平気になりましたが…)

妹は初めてベビーカーに乗ったときは、とても嬉しそうで、多少ぐずると身構えていた親は肩透かしを食うほど。

チャイルドシートも年に2回程度しか使いませんでしたが、姉のほうは3歳くらいまで毎回泣いていたのに対して、妹のほうはまったく泣きませんでした。

幼児期(1歳~3歳ごろ)の比較リスト

性格
(イメージ)
極度の怖がり。
慎重派。
考えなし。
わが道を行く。
ご飯の
食べ方
キレイ。
お箸/スプーン/フォークの使い方も上手
こぼしたり、飛び散らかしたりが多い。
3歳過ぎても手で食べることもしばしば。
ご飯の
好き・嫌い
まんべんなく食べようとする。
嫌いなものでも数口はがんばる
好きなものだけ食べようとする。
嫌いなものは基本食べず。
がんばっても、ほんの数ミリ
食べ物 トマト嫌い・ブロッコリー好き。
ほかの野菜は大体食べる。
肉は苦手(唐揚げは好き)。魚は好き
トマト好き・ほかの野菜全般嫌い。
肉は少しは食べるが、魚のほうが好き。
叱られたら 泣いて謝罪。
言われたことを理解している
泣いて怒る。
言われたことを理解していない
ケンカ 手は出さない。
口や動作で怒っていることを伝える。
大人に言いつける
手を出す。
奪ったおもちゃを隠したり、遠くへ投げたり。
特徴 ザ・女の子。
かわいいもの・かわいい人大好き。
小さい子大好き。
身軽(おさるさんイメージ)。
狭いところも高いところも、ひょいひょい登っていく

食べ物の好みも反対だし(ふたりとも唐揚げは好きでしたが…)、親に叱られたときの反応もぜんぜん違う二人。

ケンカした時も、姉のほうは両手を腰において「もう!」と泣いて口で怒ることに対して、妹は「●●じゃないのー!」といってドンと押しのけようとします。
(ちなみに姉のほうは叩かれても、絶対に手はあげない)

姉は怖がりから慎重派でなかなか実行しないことが多く、逆に妹は考えなしに行動しがちで大怪我に発展しそうなことをよくやります。

姉妹の違い:外見などの比較

つづいて、外見などの外面的要素。

生まれてから幼児期まで見て、気付いたことを比較してみました。

顔つき 父親家系(祖母) 母親家系(祖父)
体型 標準体型。
成長曲線の上の方。
お腹ぷっくり。
細身。小さい。
成長曲線の下ギリギリ。
去年の服が着れる。
ふさふさ。直毛。 薄毛。ふわふわ。
クルクル天パ
くっきり二重 奥二重
(一重に見える)
歯並び 父親家系 母親家系
体温 高め(36.8度くらい) 低め(36.5度くらい)
肌質 標準 乾燥肌

外見などは、ほぼ正反対。

父親家系、母親家系にくっきりわかれている姉妹です。

姉はこんな子、妹はこんな子

姉は典型的『女の子』&良い子ちゃんすぎる

姉のほうは聞き分けが良すぎるくらい(親として心配になるほど)。

わがままもほとんどなく、あったとしてもかわいげがある程度です。

小さいころから食卓はいつも綺麗。
好き嫌いもあまりなく、食事の時もちゃんと席につけていました。

ご飯の食べ方

秘訣を聞かれたこともありますが、何もしていないので答えられず…。

いわゆる「女の子」のイメージを地でいく形で成長。
4歳からはお化粧品にも興味を持ちはじていました。

かわいい物・人には「かわいい~」を連呼し、小さい子も大好きで、保育園では小さい子のクラスをよく覗き見。

面倒見がよく(妹がいなくても、そうなっていた節がある)、お世話も大好きでした。

言動や理解度を見ていると地頭が良い反面、融通が聞きづらいタイプかなと感じます。(将来はどうなるかな?)

妹はいじめっ子? 直感で動くタイプ

妹のほうは、いわゆる良くも悪くも「子供」のイメージ。

愛嬌がある女の子

スーパーなどで「あれ買ってー」と大泣きする子供。
いきなり走り出す子供を追いかける親御さん。

あのイメージを、しっかり守ってくれる子供です。

姉はスーパーでわがままが一度もなかったので、妹がお気に入りのものが見つからずギャン泣きしたときは「これがあの噂の…」と感心したほど。

また、意地が悪い行動も多いです。

人のものをとってわざと遠くに投げ飛ばしたり、隠したり、やめてということをあえてやったり…。

姉は考えて行動するのに対して、妹は直感で動くタイプ。

ある意味考え無し・人の話を聞かない行動が多く、危険な行動になることも。
(聞く意思もないから、勉強・習い事も苦手そう…)

とても身軽で、細い隙間に入り込んだり、足を少しひっかけるだけで後は腕の力で上まで登っていってしまったりもします。

 

ちなみに、一見悪い面ばかりのようですが、良い面もたくさんあります。
また、愛嬌もあって、みんなに可愛がられていました。

子供の性格は、性別ではなく、その子が生まれ持った個性が重要なポイント

以上のことから、(冒頭にも書きましたが)

【子供の性格、性別よりも、子供が生まれ持ってそなわっている個性で変わる】

と感じました。

もしも妹が男の子だったら、「この性格や行動力は男の子だからだろうか…」と思ったと思います。
同性の女の子だったおかげで、そして姉とはまったく違う面を見せてくれたおかげで

「あ、性別関係ないな。良いところも悪いところも、これがこの子が生まれもった個性そのものなんだな」と思うことができました。

どんな個性でも、子供は大好き

ついお友達に手をあげてしまったり、かんしゃくを起こすお子さんを見て、
「男の子だから、ちょっと気性が激しいのかな? 手が出ちゃうのかな?」と思ったこともありました。

逆に姉の極度の怖がりや泣き虫を人に相談しても、いまいち共感を得られず、どうしてこの子はこうなのかな…と考えることもありました。

それらも全部スッと受け入れられた気がします。

 

成長するにつれ、外からの影響で変わっていく性格も多いと思いますが、
お子さんが小さければ小さいほど、その子自身の個性や特性は強く残ったままの状態だと思います。

そう思うと大変なことがあっても、愛しく感じるのではないでしょうか。

また、ほかの小さなお子さんについても、すっと受け入れる気持ちになるのではないでしょうか。

「兄弟・姉妹でなんでこんなに違うのかな」「お友達はなんでこんなに違うのかな」と思ったときは、ぜひ、その違いを楽しんでみてもらえたらと思います。


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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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