広告 育児・保育(0~6歳) 保育園

失敗したくない【保育園の見学】電話や質問、持ち物…疑問まとめ

保育園を見学するときの流れ

こんにちは、とはのです。

今回は保育園の見学についてお伝えします。

女性アイコン2(えー)
保育園の見学はいくつすればいいかな?時期や電話のかけ方が知りたい
当日は子供を連れて行ったほうが印象とか審査にプラスになったりするのかな?見学のときチェックすることとかも知りたい
女性アイコン2(うーん)

そんな疑問に思いがちな内容をまとめてみました。

今回まとめたこと

  • 【見学前】保育園選び・見学時期・電話のかけ方
  • 【見学当日】持ち物・服装・疑問(子供連れの方が有利?)
  • 【体験談】見学した結果、申請をとりやめたこと。園長先生は重要なチェックポイントである理由
  • 見学後にすること。見学以外でおすすめなこと

保育園の見学はだいたい1つの園に対して1回限り。
だからこそ「あのときあそこも見ておけば」「あの質問をしておけば」など、失敗したくないですよね。

事前準備は万端に。
気になる項目があったら、ぜひ確認してみてください。

女性アイコン(通常)
今回、ページがとても長くなってしまったので、開閉ボタンをつけました。見たいところがあれば「+」を押してくださいね

【見学前】保育園選び・見学時期・電話のかけ方

まずは見学前のことからお伝えします。

(下記、見たい項目の「+」ボタンを押すと情報が表れます)

保育園見学:まずは保育園選び

保育園見学:まずは保育園選び

いきいきと遊ぶ園児たち

まずは見学したい保育園の選びだしから始めます。
すこし大変ですが、入園申請対象の保育園はすべて見学するくらいの心意気ですすめてください。

見学する保育園の選び方

※以下、認可保育所のケースです。

まずは保育園の入園申請書類一式を、役所からもらってきましょう。

申請書類とともに、保育園の情報が記載されている書類も同封されているはずです。
そこに地域の認可園がすべて記載されています。

  1. 入りたい年齢の保育園を選びだす
    1歳児未満の場合は、1歳児以上からの受け入れのみのところは除外。3歳児だったら、小規模保育は除外。
  2. 延長保育の時間帯と延長料金の確認。問題ないところを選びだす
  3. 上記を満たした保育園のなかから、通うことが可能な保育園を選びだす
  4. 自分が決めている優先順位に照らし合わせて、保育園を希望順に並べる

子供がもし食物アレルギーだった場合、症状の重さによっては預けられる保育園が限られる可能性があります。
その部分もチェックしておきましょう。

つづいて優先順位。優先順位は以下の内容が挙げられます。

  • 距離・近さ
  • 保育園の規模・一クラスあたりの人数
  • 公立・私立
  • 園庭有無(※)
  • 小規模保育・認証保育

もし「私は入れるだろうし、ひとつの園しか見学しない」と思っていても、比較するために最低2か所は見学に行ってください。

ポイント

周囲が公園や緑に囲まれている保育園もあります。
そういったところは、園庭がなくても問題ないことも。
あくまで優先順位をつけるだけで、見学候補から外さないようにしましょう。

女性アイコン(通常)
見学しないで「こんなところだとは思わなかった」「見学しておいたほうが良かった」と後悔するより、見学して「別に見学しなくても良かった」と思うほうが失敗は少ないと思います
保育園見学:おすすめ時期

保育園見学:おすすめ時期

見学はできれば申し込みする1か月以上前には完了しておきましょう。

10月以降は、新年度の申込者で見学がなかなか取りづらかったり、一度にまとめて見学案内される可能性が高かったりするため、早めに見学をしておくほうが良いです。

避けたほうが無難な時期は、

3月 卒園式や新年度に向けた動きで忙しい
4月 慣らし保育などがあり、対応できない
4月 慣らし保育などがあり、対応できない
8月 お盆やすみなどで、園児や先生がやすみがち。普段の様子がわかりづらい
12月 クリスマス会、冬休みのため、あわただしい時期

1月・2月もできたら避けたほうが良いです。
そのため、保育園の見学は、だいたいGWを過ぎた5月中旬以降から、6月、7月、9月、10月、11月にすませましょう

ポイント

保育園によっては、見学日・人数をあらかじめ設けているところもあります。
また、認証・認可外保育園では、この限りではありません。

保育園見学:電話のかけ方

保育園見学:電話のかけ方

見学のための電話については、以下の流れになります。
話す内容について、大まかにですがご参考ください。

1. 名乗りと見学希望の旨を伝える

「お忙しいところ失礼いたします。●●と申します。子供の入園を検討しておりまして、いちど見学させていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。……いま、お時間よろしいでしょうか?」

女性アイコン(通常)
まずは名乗りと目的を端的に伝え、お時間があるかの確認をしましょう

2. 希望日時を伝える

見学希望を伝えると、向こうからいくつか候補日が挙げられるケースと、こちらの希望日を聞いてくるケースがあります。

候補日を挙げられた場合は、そのなかから選びましょう。
難しい場合は、そのことも伝えてかまわないと思います。

こちらの希望日を聞かれた場合は、ピンポイントではなく、すこし幅をもたせましょう。

「来週以降の月水金、15時以降ですと助かるのですが……。難しいようでしたら、午前中でもかまいません。」

など。

3. もし夫も行く予定があれば

「都合がつけば、夫も見学させてもらうかもしれないのですが、よろしいでしょうか?」

一言ことわりを入れておきましょう。(だいたい平気)

4. 最後に復唱

日時が決まったら、確認のため復唱し、お礼を伝えて終了です。

「それでは、5月10日木曜日、16時に見学に向かわせていただきます。お忙しいところお手数ですが、よろしくお願いします。では、失礼いたします。」

5. 電話の印象も、大切なチェックポイント

電話の印象もかなり大事です。
なにか気になることがあればメモしておきましょう。

あとで総合的に判断するときの材料のひとつにもなります。

【見学準備】チェックリスト・質問項目を作成

チェックリスト

見学のチェックリストおよび質問する内容をまとめます。

すべてを聞くことはできないので、保育園資料や保育園のHPだけではわからないこと、ここだけは聞いておきたいことを優先順位にしてまとめましょう。

以下、リスト化しました。
(下記、見たい項目の「+」ボタンを押すと情報が表れます)

見学時のチェックリスト:質問&チェックすること

見学時のチェックリスト:質問&チェックすること

おむつ
  • 紙おむつ
  • 布おむつ

紙おむつの場合は、使用済みは持ち帰りかを質問。
紙おむつは処分するが、毎月その分の費用(数百円程度)を徴収する保育園などもある。
布おむつの場合は、1日何枚必要かなど運用方法もあわせて確認をする。

お布団
  • 敷布団 (持ち帰り頻度:週1回・隔週1回・月1回・そのほか)
  • 掛け布団(持ち帰り頻度:週1回・隔週1回・月1回・そのほか)
  • シーツ (持ち帰り頻度:週1回・隔週1回・月1回・そのほか)
  • 防水シーツ(持ち帰り頻度:週1回・隔週1回・月1回・そのほか)

昼寝のときのお布団はなにが必要となるのか、持ち帰りの頻度はどのくらいかがチェックポイントとなる。

敷布団は保育園が用意し、こちらが用意するのはシーツと防水シーツ、掛け布団のみのところも少なくない。
なにをどのくらいの頻度で持ち帰るかなど、持ち帰り頻度も確認を。
敷布団を毎週持ち帰るのは、かなり大変(悪天候しかも兄弟姉妹がいたら、さらに大変)

通園手段
  • ベビーカー、自転車、車を使う場合、それらを使って問題ないか
  • ベビーカーや自転車もお迎えの時間まで保育園に置いたままで良いか

車は駐車場がないところはお断りしているケースが多い。

ベビーカー・自転車もスペースがなかったり盗難のおそれもあることから、たいてい置きっぱなしはお断りされる。
スペースが狭いところだと、通園時も数を限定される場合がある

特色・
教育方針
(保育園の特色・アクティビティについて)

  • どのくらいの頻度で、どんなことをしていますか?

保育園の案内などをチェックしたときに気になった特色を確認。
たとえば「英語に力を入れている」「アクティビティが活発」など、具体的にはどんなことをしているか。

父母会 (父母会の運営について)

  • 保護者による父母会などはありますか?

保育園で父母会(小学校でいうPTAみたいなもの)がある保育園もある。
ある場合は、どのくらいの負担なのか、活動内容を確認する。
たとえば「父母会は全員参加ですか?どんな活動・どのくらいの頻度で集まりがありますか?役員は全員必須ですか?」など。

女性アイコン(通常)
私が通っていた保育園では父母会はありませんでしたが、知り合いのところはありました。父母会の存在自体を知らなかったので、入園後に初めて知る人も少なくありません

一日の流れはどこも似ており、午前中は晴れていれば散歩(雨なら室内遊び)、昼食、お昼寝、室内遊び(もしくはお散歩)です。
また、ビジョンや園の方針などもだいたい資料に書いてあります。

以下のことは、あえて質問するほどではないですが、もしも自分にとって入園を左右するほどのことであれば、聞いておきましょう。

手作り品
  • 持っていくもののなかで、親が手作りするものありますか?

食事用エプロンなど、手作りをお願いする園もあります。

名入れ方法
  • 名入れは場所や大きさなど指定されているのですか?

名入れは大きさや場所指定、手縫い指定する保育園がある。
おもに公立の認可保育園で多い傾向。

外遊び
  • 外遊びはどんなことをされるのですか?
  • 普段の散歩コースはどのあたりですか?
SIDSや
お昼寝時の対応
  • お昼寝時などは、先生が定期的に確認されているのですか?

とくに子供が1歳以下であれば、SIDS(乳幼児突然死症候群)対策や昼寝時のチェック体制がなされているはずです。

ポイント

認可保育所であれば、マニュアルもしっかりしているとは思うので、あえて確認すべきか(失礼にあたらないか)とは思うのですが、気になるなら、さり気なく聞いても良いかもしれません。

食事
  • 食事は園内に調理室があるのですか?

私立のグループ会社では、お昼ご飯は業者に委託して一箇所で製造しているところもある。

アレルギー (お子さんが食物アレルギーだったとき)

  • アレルギー対応はどのようなことを行っているか
  • アレルギーだったとき、お弁当持参なのか、保育園で除去食を作ってもらえるのか
  • アナフィラキシーのときの対応はどうなっているのか
連絡方法

連絡帳
  • 連絡帳はどんなものを使っているのですか?

どんなふうに家と連携をとるか、毎日の連絡のやりとりなど。

連絡帳については、年齢があがるにつれ、必要があったときのみしか使わないケースもある。
学年ごとに異なるのかも確認する。

イベント
  • 定期的なイベントなどあるのですか?

どんなイベントがあるか、保護者が参加するものかを確認。

親が参加するイベントは、懇談会(1年に1~2回)、夏祭り、運動会など。地域によって保育士参加や見学会などもある。
また、定期的にお弁当を持ってきてもらうといったところも。

年長では子供のみのお泊まり会がある保育園もある。

また、上記のチェックリスト&質問項目は、見学先が認可保育園のケースのときを想定しています。

それ以外の預かり所・認可外保育園などのときは、児童に1人あたりに対する保育士の人数、常勤の人数、スペース、料金など、認可と違いがある部分は確認をとりましょう。

見学時のチェックリスト:見ること

見学時のチェックリスト:見ること

先生(保育士)の
様子・印象
どんな表情で、どんなふうに子供と接しているか。
保育士の目が行き届いていない部分があるか(ひとりだけ隅っこでずっと座り込んでいる、とか)、その時間は長いか。
保育士がみんな若い人ばかり・経験が浅い人ばかりでないか。
園長の様子・
印象
園の様子などを話すとき、子供たちのことを思うよりも、ビジネス的な印象のほうが強くないか。
園長はたんなる雇われ園長になっていないか。子供やほかスタッフへの話し方(威圧的ではないか)、話され方もチェック

ポイント

時期によって、園長ではなく主任が案内することがありますが、できれば園長先生に会えると吉です。
園長の雰囲気や方針がほかの先生にも影響します。
クラス・
子供たちの様子
笑い声が聞こえているか。
子供たちの笑顔が多いか。
どんな遊びをしているか。
保育士や園長へどのような接し方をしているか。

ポイント

先生と子供たちの関係が良好であれば、大概、先生が近くにいた時点で子供から先生へ、先生から子供たちへ話しかけたり挨拶したりします
設備 どんな設備がそろっているか。
角があるものがないか、衛生的かなど。
トイレやセキュリティもチェック。
壁面もシーズンのものになっているか(あまりにも季節がずれたものは、あまり余裕がない保育園かも)

見た目の印象や、なにか感じた違和感というのは、意外に無視できないものです。
なにか「あれ?」と思うことがあれば、選ぶときの判断材料となるのでメモしておきましょう。

ファーストインプレッションって、けっこう重要なことがあります。言葉にできないなにかがあったときも、メモに書き留めておくと良いですよ
女性アイコン2(困り顔)

【見学当日】持ち物・服装・子供を連れて行ったほうが良い?

当日は上に書いたチェックリスト・質問項目をもとにチェックをしましょう。

ただし、上から順にメモを見ながら聞いていくと、とても時間がかかります。
必要なこととはいえ、記者のように前のめりで何個も質問すると、ちょっと戸惑われる可能性もあります。

時間が限られている場合もあるため、ぜったい聞きたいこと+対面でないと聞きづらいことを優先順位として、あとは会話のなかで自然と聞ける範囲に留めるなど、状況をみて柔軟に対応しましょう。

また、当日に保育園の資料を渡されることもあり、そこに書かれていることも多いです。

女性アイコン(通常)
聞けなかったこと+資料に書かれていないことは、後日電話で問い合わせるなどしてください。

続いて、当日で疑問にもたれやすいことをまとめました。
(下記、見たい項目の「+」ボタンを押すと情報が表れます)

保育園見学:持ち物

保育園見学:持ち物

  1. メモ帳・筆記用具
  2. バインダー(メモを書くときに下に敷くと、安定するのでおすすめ)
  3. 保育園の資料(保育園申請時にもらう書類に含まれる、保育園の案内とかでもOK)
  4. チェックリスト(もしくは聞きたいことを書いたメモ)

書類をもらうこともあるので、A4の紙がはいるくらいのバックを持っていく安心です。

保育園見学:服装

保育園見学:服装

普段着でOKです。

ただし、以下は避けましょう。

  • 露出の高い服装(丈の短いスカートや肩出し、胸が見えるような襟ぐりが広い服など)
  • ヒールの高い靴
保育園見学・子供を連れていったほうが有利?

保育園見学・子供を連れていったほうが有利?

子供を連れて行くか、行かないかは、入園審査に関係ありません。

認可保育所の場合、入園の審査はあくまで役所に提出する書類の指数結果によります。
そのため、見学の内容(見学者の態度など)で、入園の合否が左右されることはありません。

女性アイコン(通常)
可能であれば、お子さんはどなたかに預けて行ったほうが、じっくりと見学できますよ。小さなお子さんを連れていくときは、念のためミルクやおむつなどを持っていきましょう

【体験談】見学に行ったときのこと

資料を見るかぎりは問題なく良さそうなところでしたが、見学をしてやめたところがあります。

その理由は、園長はビジネス的で、すこし高圧的な印象だったこと。
先生たちの空気感や、子供への接し方にすこし違和感があったことなどが挙げられます

いくつか保育園を見ましたが、だいたい園長先生がやわらかい印象や、こちらのことを聞いてくれそうな雰囲気を出している保育園は、保育園全体の空気感が良かったです。

保育士さんも忙しそうでも、イライラや不機嫌そうな人はいませんでした。

(下記、見たい項目の「+」ボタンを押すと情報が表れます)

入園後に実感。園長先生は大きなポイントだった

入園後に実感。園長先生は大きなポイントだった

実際通っていたときにあったことですが、いっとき担任先生への悩みがありました。

あることを家庭でもうすこし頑張ってみて的なことを言われ…、言うのもわかるし、悪気がないのもわかっているのですが、それが定期的だったのでプレッシャーになっていました。

できる範囲でやってはいるけれど、思うように進まない…。

女性アイコン(困り顔)
だからといって、嘘は言えないし…。これ以上は子供にも負担がかかるし…保育園への足が重い…

また今度も言われるんだろうなと思ったある日、たまたま園長先生とすこし会話していたときに、ぽろっと自分の反省をもらしたところ「そんなことありませんよ」と事情を聞いて早急にフォローしてくれました。

それ以外でも、保護者や子供、保育者に対して目を配っている場面も多く、信頼がおける園長先生でした。園長先生の良し悪しは、園を選ぶうえで重要なポイントだと思います
女性アイコン(笑顔)

【見学終了後】すること&見学以外でおすすめなこと

見学が終了したら、保育園ごとにメモを書いておきましょう。
そのとき思ったことや気になるポイントを、箇条書きで良いので残しておきます。

見学時は、もしも夫も行ったのであれば、かなり心強いです。
お互いの印象などをすり合わせることができ、自分だけでは気づかなかったことへの発見に繋がります。

その後、チェックリストとメモの内容にそって、自分では譲れない点とともに保育園の取捨、優先順位をつけてください。

【補足】見学以外でおすすめなこと

できれば、保育園の近くを散歩しながら、普段の様子を見ることをおすすめします。

散歩のときの保育士さんの動き、子供たちが公園や園庭で遊ぶ様子など、見学のときとは違う表情や様子をうかがい知ることができます。

女性アイコン(笑顔)
自分の子供が入園したときのイメージもつきやすいですよ

保育園の見学は、入園後の失敗リスクを軽減させる

保育園選びで失敗した様子

待機児童問題や忙しさなどから、保育園を見学したり選んだりなんかしていられない人もいるかと思います。

しかし、もしも入園した保育園で事前確認しなかったことによって、子供になにかあったらと思うと、後悔しきれないですよね。

保育園選びの失敗リスクは、絶対防げるとは言い切れませんが、見学することで多少減らすこともできます。

それくらい保育園の見学は重要です。

見学で保育園のすべてがわかるわけではありませんが、すこしでもリスクを減らすために、ぜひ見学する時間をとってみてください。


女性アイコン(通常)
今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

-育児・保育(0~6歳), 保育園
-, , , ,