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赤ちゃんの名前。キラキラネームに抵抗がない人が5割弱は本当?

口元に手を当てて驚く女性

こんにちは、とはのです。

赤ちゃんの名前は悩みますよね。
わが家も悩みました。
でもその中でも前提条件として、赤ちゃんの名前に「キラキラネームはやめよう」の意見で一致していました。

しかし、そんな中、驚くことが……。

ミキハウスが2018年12月から2019年1月に、5,086人を対象にある調査を行いました。

それは、赤ちゃんの名付けに関する調査。

名付けやキラキラネームに対する意識などが中心ですが、その結果に驚く人もいるのでは……。今回はその調査結果について、触れたいと思います。

赤ちゃんの名付け。キラキラネームへの意識調査

ミキハウスは、全国のママ・パパに名付けに関する調査を行いました。そこにある「キラキラネーム」に対する質問の回答は、驚くべき結果が発表されました。

キラキラネームに抵抗がなしが5割弱。

自分以外の誰かに対してキラキラネームだと思ったことあるかといった、質問に「思ったことがある」と答えたのは67.6%。

え? 本当に……?

それだけキラキラネームが浸透しているということでしょうか……?

抵抗がなしが5割の真相は? くわしい調査結果を見てみる

キラキラネームに対してどう思うか、くわしい調査結果はこちら。

質問 回答率
とても好意的 1.2%
やや好意的 3.5%
好意的でも批判的でもない 43.7%
やや批判的 41.1%
とても批判的 10.6%

よくよく見てみると、「とても好意的」と「やや好意的」、「好意的でも批判的でもない」で48.4%。これで「キラキラネームに抵抗がなしが5割弱」としているようです。

「好意的でも批判的でもない」=「キラキラネームに抵抗がない」という意味に捉えて表現したようですが、「キラキラネームに抵抗なし」という文面は、キラキラネームに好意的な印象を持っていると受け取れされやすい表現のような気がします

対して、「やや批判的」と「とても批判的」を合わせれば51.7%。

こちらは明確な意思を持った回答の結果のみを総合しての、半数以上の割合。

同じように明確な意思をもって好意的と答えた人のみを見てみれば、「やや好意的」と「とても好意的」を合わせても4.7%にとどまります。

キラキラネーム批判的は半数を超える。対して好意的は……

つまり先ほどの内容をまとめると、こう。

質問 回答率
好意的 4.7%
どちらでもない 43.7%
批判的 51.7%

キラキラネームに抵抗がなしが5割弱。

でも実際を紐解いてみれば、好意的がたったの4.7%です。

なにごとも書き方によって印象がずいぶん変わりますね。

どんな名前をキラキラネームとするかまでを定めてのアンケートではないため、個人ごとに意識の違いはあれど、この結果だけ見るとやはり抵抗を感じる人のほうが多い気がしています。

また、「名前を決める際に意識したことや気をつけたこと(複数回答)」では、「キラキラネームを避ける」を選んだ人が45.8%

昨年での調査は49.7%だったので、若干意識は減っているものの、まだまだ避ける意識を持っている人は多いです。
(この質問に対するほかの回答については、下の方でまた触れます)

ちなみに名前をつけるときに参考になるものをまとめた記事はこちら。

赤ちゃんの名前について。ほかの質問に対する回答

ついでに、ほかの質問の回答もみていきましょう。

赤ちゃんの名付けは、パパママでつけるところが増えている

赤ちゃんの名付けは、だれが主体になっているかという問いに対して、パパが74.5%、ママが74.7%。パパとママふたりでつけているのが増えているという結果のようです。

ひと昔前だと、祖父母の意見を取りいれるといった回答が3%あったようですが、今回のアンケートでは1%をきっています。これは核家族化の影響もあるんですかね。

離れて立つパパとママ

赤ちゃんの名付けについては、たしかに自分たちも夫婦で決めたし、まわりで聞いてもその傾向が多いです。

また、たまに意見があわずに言い合いになったとか聞きますが、これはかわいいほうで、一番困るのは勝手に届け出を出してしまうこと。ママが勝手にキラキラネームを届け出ていた、といった話も聞いたことがあります。

勝手に届けられたら訂正がきかないし、夫婦仲も一生ヒビが入ると思うので、そこは気をつけましょう(レアなケースですが)

赤ちゃんの「名前を決めるときに意識したこと」の順位

さきほどのキラキラネームのところでも触れましたが、「名前を決める際に意識したことや気をつけたこと(複数回答)」について。1~5位までをご紹介します。

  • 1位……字画がよい(56.8%)
  • 2位……音のひびきがよい(55.2%)
  • 3位……キラキラネームを避ける(45.8%)
  • 4位……お子さまの将来像への願いをこめる(39.3%)
  • 5位……読みやすい漢字を使う(38.0%)

字画は昔から言われていますね。とくに男の子の場合はこだわる方が多いです。

2位の音のひびきから入る人も結構多く、まわりにも「ら・り・る・れ・ろ」の音がかわいいので、入れたい・名付けたママもいました。

全体的に納得の回答結果です。

赤ちゃんの名付けは慎重に。

キラキラネームに対する抵抗は、昨年と今年のデータを比較すると、減っています。

もしかしたら、当て字の名前が増えてきたことと同じように、徐々に受け入れられていくものかもしれませんね。

とはいえ、あまりに極端なものは避けるべき。

現在では明らかな理由があれば15歳以上から本人が改名できますが、改名理由がキラキラネームのせいであると認められれば、それは公的にも名前に問題があると認められたことにもなります。

そもそもそういう可能性がある名前をつけないことが第一です。赤ちゃんの名付けは慎重に進めてくださいね。

 

【参考サイト】
「キラキラネーム」はもはや普通? 平成最後の名付け調査でわかったママ・パパの名づけ事情/ミキハウス出産準備サイト
https://baby.mikihouse.co.jp/information/post-11344.html?readmore=1


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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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