こんにちは、とはのです。
Z会の中学受験コース小学3年1月号。
4月号からちょっとずつ書き始めて、ようやく1月号で小3の中学受験コースが終了します。
相変わらず算数は苦戦していますが、途中休みがちだった10月号~12月とともに親が一緒に取り組む形で追い上げをがんばっています。
理科は前号に続く内容で、光の反射などを学びました。
算数以外は比較的サラッとの紹介になってしまいましたが、順にお伝えします。
また、最後に中学受験コース・小3を終えての感想をお伝えします。
1月号の算数。面積と樹形図。あとは…|小3・Z会の中学受験コース
小学3年のZ会の中学受験コース1月号の算数は、
- 面積
- 樹形図
- 数え上げ
以上がテーマです。
面積のもとめ方って知っていた?
四角形の面積のもとめ方、みなさんはどのように覚えていますか?
私は単純に「縦×横」。これだけです。そういうものだと覚えていました。でも、実際の教え方は違います。
Z会では1cm四方の面積は「1cm×1cm=1平方cm」ことを伝え、それが「縦×横」の数分だけあるので○平方cmであるといった解説をしています。
単純に「縦と横の長さをかければ面積がもとめられる」と覚えているのと、「1平方cmが何個あるかを考える」とでは意味合いが違います(…よね?)。
練習問題では三角形を含む面積をもとめたり、縦横1cmの点線が書かれたところに、正方形を書いたりする問題が出されました。
とくに正方形を書く問題は、斜め線を使う必要もあるなど難しかったです。
単位でアールとヘクタールが登場
面積のもとめ方の基礎ができた後は、単位の違いによる考え方。
先ほどまでは「cm」を単位としていましたが、「m」「km」さらには「a(アール)」「ha(ヘクタール)」も習います。
1m×1m=1平方m
10m×10m=1a
100m×100m=1ha
1000m×1000m=1平方km
このような関係性があります。
このとき子供が間違えやすいのが、10平方m=1a、100平方m=1haという間違えた覚え方。
最初のうちは「10m×10m=1a」で覚えるのではなく、「10m×10m=100平方m=1a」と覚えさせたほうがミスしづらいかもしれません。
道をのぞいた土地の面積
そのほか、長方形の土地の中に道を設置した場合、道を除いた面積をもとめる方法も学びました。これもよくテストで見かける問題のような気がします。
算数検定8級に似た問題がありました。参考までにそちらをご確認ください。8の問題です。
複雑な問題は現時点では出ていません。似たような練習問題を手書きで作って、くり返し解くと良いかもしれません。
樹形図はわかりやすい
これから長い付き合いになる樹形図の登場です。この段階では樹形図の書き方とパターンを学びました。
難しいものもありますが、ある種慣れかと思うので、これも練習問題を何度かくり返していけたらと思います。
表の数え上げは大変
そして最後に「表の数え上げ」を習います。
これが大変でした。何が大変かというと、表を書いていくことがとても大変…。
解き方を理解しても書くことに辟易してしまって、練習問題2問でグッタリしていました。
あまりよくありませんが、そこで一旦ストップして、過去に飛ばした単元ややり残した問題を解くようにしていました。
余談:算数は子供と二人三脚
ちなみに算数は基本親と一緒に取り組むようにしています。
理由は以前の記事で何度かお伝えしたとおり、子供が中学受験コースの算数を途中で挫折したためです。
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Z会中学受験コース・小学3年生10月号。算数はコース変更
こんにちは、とはのです。 今回は小学3年のZ会中学受験コースについて。 ついに10月号で算数を脱落した話を中心にお伝えします。 今までのZ会の記事は、タグの「Z ...
続きを見る
流れを書くと、以下のとおり。
- 10月号で中学受験コースの算数が脱落。途中までで解くのを止める。
11月号は小学生コース・ハイレベルの算数を受講。
中学受験コースは契約継続のまま。 - 11月号~12月号。小学生コース・ハイレベルのみ
- 1月号は、小学生コース・ハイレベル。さらに中学受験コースに取りかかる
1月になってから、子供は中学受験コースの算数をまたやるという意思を見せたため、一緒に取り組んでいます。
2月には中学受験コース一本になります。
小学生コースと比べると、中学受験コースは難易度がかなり違うのでこのままでいいのか、子供なりに焦りを感じたのかもしれません。
ちなみに小学生コースは解約が間に合わず、3月末までの契約になってしまいました…モッタイナイ。
月例テストは最初自分でやってみて、あとから一緒に見直して解き直すようにしました。
1月号の国語。おさらいと読解文のムズかしさ|小3・Z会の中学受験コース
1月号の国語は、物語や説明文の読み取りの説明、類義語や熟語の組み立てといった過去に習った内容のおさらいでした。
読解文で満点とるのは至難のわざ
読解文はかなり難解です。
ためしに「読み取り」問題にある「文章中の言葉を用いて書きなさい」に挑戦してみましたが、子供と似たようなミスをしていました。
「ここまで読み取って書かなくては、100点満点の解答にはならないのか」と、改めてZ会のレベルの高さを感じました。
ちなみにテキストを見直していて思ったのですが、たまに飛ばしているところがありました。
算数以外は子供自身に任せているところがあったので気づきませんでしたが、おそらく解答を書くのが面倒だったり、解説動画を見るだけで終わっていたりしたのでしょう…。
わが家では読書や休憩時間は各々で好きにとっていますが、YouTubeやゲームなどはやることを終えてからと決めているので、早く終えたい気持ちもあったのかもしれません。
1月号の社会。世界の国を見てみよう|小3・Z会の中学受験コース
1月号の社会は、「世界」。
世界地図を見ながら、どんな気候の国があるのか、住まいや暮らしについて学びました。
基本的な内容なので、普段新聞やニュースを意識して見ているお子さんであれば、だいたい予想がつく内容や問題が多いと感じます。
一方、わが子のように、「長靴の形をしたヨーロッパの国。ピザ・パスタが有名」と言われても、なにも思い浮かばない子供にとっては、なにも書けない状態が続くかもしれません。
ただ、タブレットの解答を見てわかったところで、「そうなんだ」程度の読み物知識にしかならないような気がしました。
もうすこしポイントを絞って深く掘り下げたり、問題を増やしたりしてもいいのではと感じました。
1月号の理科。光の屈折パート2|小3・Z会の中学受験コース
1月号の理科は、12月号の続きともいうべき光の反射についてです。
ただ、12月号では「鏡」を使った反射を解説していましたが、今回は水やプリズムを使った反射について説明しています。
水の反射。屈折角と入射角のどちらが大きい?
水の反射については体験ノート(実験)もあるし、日常生活でも無意識に見ていることが多いテーマなので、すんなり受け入れられる気がします。
ただし、光が空気の中から水の中に入るとき、屈折角と入射角のどちらが大きいか。
逆に、水の中から空気の中に入るときは屈折角と入射角のどちらが大きいか。
これはしっかり覚えるとともに、理解をする必要があります。あいまいに覚えていると、失点に繋がりそうです。
プリズム。色によって屈折角が違う?
白色光がプリズムを通ると、色の光によって屈折角が変わる事象についても解説されていました。
光の中にいろんな色が含まれていること、虹があらわれる現象などについても、ここで知ることができます。
そのほか、色によって屈折角が違うことも解説されていました。
「あ・だ・き・み・あ・あ・む」どの色の順番に屈折角が大きいのかも覚えておいたほうが良さそうです。
【感想】中学受験コース・小3を終えて
Z会中学受験コース・小3をすべて終えました(算数は一部まだ飛ばしたものがあるので、それは合間にすすめています)。
改めて思うことは、内容はおおむね満足だということです。
練習問題をもうすこしほしいと思うことはありますが、たまに勉強ができない日が続くと、とたんに溜まってしまうので学習量的には足りているのだと思います。
中学受験をするかわかりませんが(いまのところ、子供は受験しない気でいるようですが)、いつ気が変わるかわかりません。
気が変わったときからでは遅い。でも、この段階で塾に行かすのも…という思いから、中学受験コースを選択しましたが、選択は間違っていませんでした。
なにも対策をしないまま一年過ごしていたら、今以上に焦りを感じていたと思います。
自宅学習については課題が残る
中学受験コースに取り組んで改めて感じたのが、自宅学習の難しさです。
これは書き始めると長くなりそうなので、サラッとお伝えします。
1. 学習時間の難しさ
1つ目が学習時間の問題です。
学習時間が伸びるにつれて集中力が切れたり、不満を口にして手を付けようとしない姿をしばしば見たりするようになりました。
仮に中学受験をすることになった場合、塾では午前中から夜まで、通しで塾で勉強なんてこともよく聞きます。
一日8時間、10時間、起きている間は勉強。そんなことが自宅学習でも可能なのか。現在の姿を見ていると不安でしかありません。
2. 定着化
2つ目が定着化です。
Z会の教材は良くとも、はたして習った内容をどれだけ自分のものにしているのかも見えづらいです。
そのための月例テストではありますが、塾のように習ったことを忘れる前にくり返し小テストといったことはできません。
該当月は多少記憶が残っていても、翌月、翌々月…、どのくらい残っているでしょう。
教材をコピーして何回も、といった意見もありますが、家で一度取り組んだ教材を再度やらせることは、なかなか難しいです。
しかし、それをするか、もしくは市販教材を買って定着化のための対策をしないといけないんだろうと感じます。
3. 保護者の負担
3つ目が保護者の負担です。
時間と手間、精神的な負担がとてもかかる。
算数はほぼ保護者がつきっきりのことが、たびたびありました。
これはもしかしたらわが家だけの特殊なケースかもしれませんし、子供に完全に任せて良いケースもあると思います。
しかし、少なくとも最初の段階はこまめにサポートをしたほうが良いと感じます。
また、子供が慣れてきてある程度子供に任せる段階になっても、定期的に確認をすることをおすすめします。
子供が飛ばしていたり、おざなりにしていている箇所が見つかったりするかもしれません。
さらに子供に教えたり、このままやり続けていいのか迷ったり。精神的な負担はずっとのしかかっていきます。
塾という存在のありがたさ
こうした自宅学習の難しさで挙げたすべて引き受けるのが、「塾」という存在ではと改めて感じました。
お金に余裕があれば、また、ほかの習い事など優先度の高いものがなければ、塾を選択することがいろんな面で負担がないのかなと感じます。