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前回ハイレベ幼児についてさらっとお伝えしましたが、今回はもう少し掘り下げて国語と算数のテキスト内容に触れたいと思います。
また、追加した教材「伸びる子ドリル」もあわせて紹介します。
ハイレベ幼児 こくご1~3
ハイレベ幼児はこくご(国語)とさんすう(算数)に取り組んでいます。
ハイレベ幼児の国語は以前もお伝えしましたが、漢字が入っていることさえ抜けば、比較的楽しんで取り組める教材だと感じています。
「ハイレベ幼児 こくご1」ひらがなやカタカナの復習に
「ハイレベ幼児こくご1」は、ひらがなやモノの名前の確認。また、カタカナや「を・は・へ」の使い方などの練習問題があります。
内容的には、ひらがな・カタカナ・「を・は・へ」が理解できているお子さんであれば、次の「こくご2」からでも良いかと。
逆に家庭学習をまったくされていないご家庭であれば、いきなりこれからはいると厳しい(単調でつまらないかも?)ので、もうすこし子供が興味をもつ教材とあわせて使うことをおすすめします。
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「こくご1」から漢字問題もあります。
わが家では漢字の書き順まで毎回ちゃんとチェックする時間が確保できなかったことと、まずはほかの部分の基礎をしっかりさせたかったため、漢字部分だけ後回し(入学後)に取り組むことにしました。
「ハイレベ幼児 こくご2」聞き慣れない言葉に戸惑う場面も
「ハイレベ幼児 こくご2」で習う内容は
- 丁寧な言い方
- 言いつける言い方
- 句読点の使い方(、や。の使い方)
- 飾り言葉
- こそあど言葉
- 漢字
漢字は65~90ページもあるので、けっこうなボリューム。
「こくご2」に入った段階で子供が漢字にすこし興味を持ったので取り組みをさせてみましたが、書き順を理解するのも難しく、線も上手く書けないなどあって、途中で停止。
ひらがなもカタカナもまだきれいとはいえない段階で、そちらをしっかり書くことが先に感じました。結果、漢字はやはり後回しにさせることに。
漢字はさておき。それ以外の部分はこくご1に比べてグッとレベルがあがった気がします。
たとえば、「言いつける言い方」や「飾り言葉」、「こそあど言葉」。
いきなり「いいつける いいかたを えらびましょう」「こそあどことばを えらびましょう」的な問題が出てくるので、まずは大人が子供に説明するところから入ることになります。
通信教材だと子供にわかる説明とか読み物があって、そこから問題へと導くのですが、ハイレベは一切ありません。
もうちょっとなにかあっても良いかなと思うのですが、フォローがしっかりできているご家庭であればこの程度気にならないのかもしれないですね。
とはいえ、やっていくうちにお子さんも慣れていくと思うので、サポート・フォローにページを割くよりか、サクサク問題を解かせたいと思う人にはぴったりな問題集だと思います。
「ハイレベ幼児 こくご3」おすすめ!読解文の問題
こくご2の漢字問題はすっとばした(入学後取り組む)ので、ささっと「こくご3」へ。
ここで、おおっ!と感じたのが、読解文の問題が出てきたこと。
- 詩を読む
- 手紙を読む
- 日記を読む
- 説明文を読む
- 童話を読む
- 文の読み取り
- 漢字
「ハイレベ幼児 こくご3」では、以上の構成となっています。
見てわかるとおり読解文に慣れさすための問題ばかりなので、小学生用の「ハイレベ100 小学1年 読解力」のテキストのプレとなる内容のように思います。
第一子は小学校からハイレベ100を使っていましたが、そのなかでも読解力の問題集が一番解けていました。
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読解文は初めてだったので、どう解くか戸惑っていましたが、最初さえ教えればスイスイ解けました。
小学生用のハイレベ100の読解力もそうでしたが、そこまで複雑な問題はないので、解説がなくても大丈夫なご家庭が多いのではと思います。
(ちなみに、ハイレベ100は読解文のパターンは学べますが、読み解いて自分の言葉で書く力を養うならZ会のほうが優秀だと感じています)
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横道にそれましたが、たくさんの文章・読解文のパターンを学べるにはおすすめの問題集です。
ある意味「こくご2」より「こくご3」のほうが取り組みやすいかもしれません。
ハイレベ幼児 さんすう1~3
続いて、ハイレベ幼児 さんすうについて。
「ハイレベ幼児 さんすう1」数をあまり知らない子・引き算の練習に
「ハイレベ幼児 さんすう1」は数の数え方。1~10までを理解する内容です。
かんたんな足し算や引き算も掲載されているので、年中くらいでも取り組める内容です。
1~10までの数や足し算までは取り組んでいても、引き算はまだ…というご家庭も多いと思います。
最初はかんたんすぎると考えてしまいがちですが、着実にステップアップするために取り組んでみるのもおすすめ。
「ハイレベ幼児 さんすう2」時計問題が登場。形の問題も
「ハイレベ幼児 さんすう1」でレベルがかんたんだったし、次は「さんすう3」にいってしまおうかと思ってしまう方はストップを。
実際にわが家もそうしようと思ったのですが、さんすう3は後述しますが100までの数が登場してきます。最初のほうは「さんすう2」でやる「10までのかたまり」や「10個ずつ丸で囲もう」といった問題が登場しますが、意外にもこの段階で戸惑ってしまっていました。数ページやったあと、「いきなり難しくなった」と言っていたので、「さんすう2」を買い直し。なんでも急ぎすぎてはいけないですね。飛ばさずに、ちゃんとステップアップしていくのが最良の道だと思います。
さて、「さんすう2」について。
改めて問題を見直してみると、意外に数だけでなく時計問題や長さも含まれていました。
- 20までの数
- 時計
- 長さやかさの比べ方
- 足し算・引き算
- いろいろな形
こうした構成されています。
問題も文章題が登場するなど、けっこう良いです。
第一子のときは、ハイレベは「ハイレベ100 小学1年」シリーズから入ったのですが、そのとき「算数」が難しすぎて大泣き。「ハイレベ幼児 さんすう2」の問題を見ると、「ハイレベ100 小学1年 算数」のプレ問題が多く、さきに「ハイレベ幼児」を取り組ませておけばああはならなかったのではと、今さらながら感じました。
第一子のときは勝手がわからず申し訳ないことをしたと思いつつ、以降の良い教訓になったように思います。何度も書きますが、「飛ばさず、順番にステップアップが最良の道」ですね(分野やお子さんの能力にもよりますが)。
時計問題も苦手なお子さんも多いと思います。
また、長さやかさの比べ方、形の認識、文章題などにも取り組めるので、「ハイレベ幼児 さんすう2」はおすすめです。
まだハイレベをやったことがない小学1年のお子さんであれば、「ハイレベ100 小学1年 算数」の前に、こちらの「さんすう2」を取り組ませても良いと思いますよ。
「ハイレベ幼児 さんすう3」さんすう2に続いておすすめ
「ハイレベ幼児 さんすう2」を完了した人であれば、「さんすう3」も購入されるのではと思います。
「さんすう3」の内容は
- 100までの数
- 数の並び方
- 形作り
- 足し算・引き算
- □のある式
一層「第一子はハイレベ100をやるまえに、こちらもやらせておけば」という気分にさせてくれる内容です。過去をずっと振り返っていてはいけませんね(第一子は、後にZ会である程度算数の底上げできたので、結果として問題なかったと思いましょう…)。
数の並び方は、目盛りを読む問題。
形作りは、ある図形がどの図形を組み合わせて構成されているか考える問題、立方体を重ねて何個あるか数える問題など。このあたりは、Think!Think!アプリや、よくやっていたKUMONの「図形モザイクパズル」などでけっこう慣れているようです。
ただ、頂点と辺を数える問題もあって、それはまだちょっと難しいようにも思います。第二子も小学校から第一子同様にZ会教材にお世話になるので、どうしても理解ができないときはそこで基盤を作れば良いと考え、いまは順に問題に慣れていけばOKという判断に。
文章題も増えてきましたね。並行している「こくご3」などと同様、言葉の意味を読み解くうえでも、良い問題がそろっていると思います。
「小学校で伸びる子ドリル」(上級)
年長ではハイレベ幼児の国語と算数を中心に取り組んでいましたが、やはりちょっと単調になってしまうのと、問題数が少ないので、追加で教材を購入しました。
そのなかのひとつが、「小学校で伸びる子ドリル」(上級)。
あの「自由自在」シリーズを出版している受験研究社によるドリルです。
このドリルは「幼稚園で伸びる子ドリル(目安2~4歳)・小学校で伸びる子ドリル 中級(目安3~5歳)・上級(目安4~6歳)」とあるのですが、知ったのが年長だったこともあって上級を購入。
ハイレベでは飛ばしすぎてはダメだといったものの、本屋でも内容を確認し、このドリルは上級から入っても大丈夫だろうと判断して購入。結果、楽しく取り組んでいました。
「小学校で伸びる子ドリル」はがんばる舎に近い。
小学校伸びる子ドリルは、いろいろなテーマがあってまんべんなく知識を取り入れられるのが良い点だと感じます。
なんとなく「がんばる舎」に近いイメージですね。がんばる舎は終えていたので、こうした問題をまた取り組めるのは嬉しいことです。
内容は
- 数理知能(積み木を数えたり、同じ数のものを探したり)
- 空間認知脳(点つなぎや同じ・違う絵を探すなど)
- 推理・思考知能(重さや長さの比較、鏡や影・左右・回転の問題など)
- 言語知能(同じ音を探す)
- 知識(季節、花や野菜)
- 聞く力・記憶力(話の記憶)
- 行動観察(質問や運動・小学校受験対策?)
幅広く子供に取り組んでもらうには良い教材です。
目安となる時間も記載されています。子供はそれまで制限時間内に問題を取り組むなどしていなかったので、途中でタイマーが鳴って終わっていないことにショックを受けることも。時間内に終わるものもありましたが、点つなぎや図形を回すと記号がどこにいくかなど問題には時間がかかっていたように思います。子供にはタイマーは目安だが徐々に気にすると良いこと。まずは間違えないことを重点として、タイマーが鳴ったあとも最後までやらせていました。
このドリルを通して、子供が苦手・慣れていない単元に気づくことができます。もしも苦手箇所を重点的にやりたい方は
- 伸びる子ドリルをやる
- 苦手・慣れていない単元がどこか気づく
- 別途こぐま会の「ひとりでとっくん100」シリーズから、その苦手な単元のものを購入。追加で毎日の学習に取り入れていく
といった流れをとると良いかもしれません。
「伸びる子ドリル」の値段は1,408円とちょっとお高めですが、Amazonレビュー的には内容的にまずまずの高評価。
購入される場合は、できれば本屋で手にとってみてからが良いと思いますが、近くの本屋になければAmazonの各商品リンクや公式HPで目次や中身が一部掲載されているので、そちらを参考にしてみてくださいね。
(以下はAmazonの商品リンクです)
なんだかんだといろいろ取り組んでいる第二子
第二子は年少の時から家庭学習開始。
こどもちゃれんじ、がんばる舎などを取り組み、年中ではさらに市販教材+Think!Think!などのアプリ、そして年長ではオンライン英会話(QQキッズ)などの英語学習なども入ってきました。
(ちなみに英語のトド英語は有料アプリだけどかなりおすすめ。複数形のsとesがあることもトド英語で理解していました。QQキッズも毎回楽しそうにレッスン受けています)
こうしてみると、第一子と第二子の学習の開きがずいぶんあるような気もします。ただ、それでも第一子が劣っているかというとそうでもなく。机上の勉強以外の経験もしているし、あのときはあれでベストだったのでしょう。また、第二子のほうが第一子のときよりか学習量が多いとはいっても、教育に力を入れているご家庭・ブログと比べると、わが家はかなりぬるい部類かと思います。
上を見たらきりがないし、なによりいまさらどう思ってもどうしようもないこと。
塾のように決められたカリキュラムやスケジュールがあるわけではないので、「あのときこうしておけば…」と思うことがあったとしても、今はそのとき最良だと思ったことを試していこうと思います。
(幼児のうちは学習習慣と基盤づくり、勉強を楽しく取り組んでいる様子があるならば十分かな?)