こんにちは、とはのです。
今回は小学3年生のZ会中学受験コース(トータル指導プラン)6月号について、子供の様子や学習内容に触れていきます。
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Z会中学受験コース・小学3年生5月の学習内容。理科は用意大変
こんにちは、とはのです。 今回は小学3年生のZ会中学受験コース(トータル指導プラン)5月号について。 子供の様子や学習内容に触れていきたいと思います。 ※料金、 ...
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※料金、学習内容は記事執筆時点のものです
契約中:Z会中学受験コース、トータル指導プラン(小学3年6月号)
毎回となりますが、小学3年生の子供が契約している情報は以下となります。
- 国・数 トータル指導(難関コース)
- 理・社 トータル指導(コースは選択できない)
- 総額:149,600円(小学3年4月号~1月号の10か月一括払)
子供の実力が伴っていない教科もありますが、多少先取りするためにはこのままのコースが良いのかと思い、契約時からコース変更はしていません。
子供自身は中学受験する気がないことや、たとえ中学受験するにしても難関校を目指さないのであれば、小学5年から小学生コースのハイレベルに変更するのもひとつの案のような気もします。
親としては、できれば中学受験コースをやり遂げてほしいなと思いますが、今回の月例テストを見る限りそれも難しいのでは…と思いました。
小3・6月号の国語:読解文以外に弱みあり
「言葉の学習」6月号は「部首」
6月の言葉の学習は、部首がテーマ。
へん、つくり、かんむり、あし、たれ、にょう、かまえなど、それぞれどこに位置するものがどんな名前の部首になるのかを学びます。
部首は解き方があるというよりも、名前をただひたすら暗記していくものです。
漢字同様、回数を重ねて覚えていってもらうしかありません。ただ、学校でも部首を意識した授業があるのか、意外にいろいろと覚えていました。
付記
余談ですが、「数」の部首は「ぼくにょう」というのに「つくり」に属することに違和感があります。
右側に位置する部首は「つくり」に属し、「数」の部首は右側の部分なので「つくり」になる。それはわかりますが、なぜ「ぼくにょう」という呼び名があるのか。「数」の部首の呼び名は「ぼくにょう」だけでなく、「ぼくづくり」「のぶん」ともいいます。であれば、「ぼくづくり」だけにすればいいのに、なぜ「◯◯にょう」という部首名も存在するのか。調べてもはっきりした答えがわかりませんでした。
「文章表現」6月号は「絵を見て詳しく書く」
絵を見て、だれが、どんなふうに、なにをしているのかを考えたり、なぜそうしているのかを書いてみたりする問題です。
今回の絵は3枚のみで、文章を書く欄も4月号と比べたら倍以上になっています。ただ、子供はよく下の子とごっこ遊び(なにかになりきって劇をする)のも好きなうえ、日記を書くのも好きなので、絵を見てストーリーを作るのは苦ではない様子。登場人物の名前を作ったり、その子が発した言葉や心情まで丁寧に書き込んだりするなど、楽しそうに取り組んでいました。
読解文については、そこまで問題はないようです。問題となるのは、それ以外の部首や漢字。前述しましたが、ひたすら暗記をするしかないので計算問題同様、毎日ちょっとずつ復習させていこうと思います。
小3・6月号の算数:わり算でも苦戦
毎回鬼門となっている算数。もはや毎回「算数苦手なんだよね…」と言い訳しながら毎日取んでいます。
今月はわり算。先月同様、桁を間違える
先月は2桁のかけ算が出てきましたが、今月はわり算。
学校ではまだ習っていないのか、習ってもまだ最初のほうだったのかわかりませんが、2桁同士のかけ算のとき同様、どこに数字を書いていいのか迷うほど。3桁わる2桁の問題ともなると、もうぐちゃぐちゃです。
2桁のかけ算を暗算でうまくできないこともあって、どの数値を入れてわればいいのか、その数値もズレて書いてしまって答えもよくわからない状態に。さらには余りを商の答えとして書いてしまうなど、理解していたらやらないであろうミスも連発。解説動画については、なんとなく理解はできているので、あとは演習あるのみでしょう。言うは易し行うは難し。
毎日演習ブックでは数の読み方が苦手
Z会の毎日練習ブックでは、数の読み方が苦手でした。たとえば、「七百三万八百五十」を算用数字に直したり、逆に算用数字を漢数字に直したりする問題です。
すこしでも気を抜くと桁を間違えていたり、数字がひとつ足りないことが多く苦戦している様子が見受けられます。計算問題でも単純なミスが多いので、おそらく集中力が足りないのも原因のひとつ。
小3・6月号の理科:モビールを使ってバランス理解
6月号の理科はモビールを作成。
モビール用の台紙はあるので、それに沿ってダンボールを切り取り、あとはストローとタコ糸を使ってバランスを学びます。
手を動かし頭で理解
理科は毎回実験に必要な道具をそろえるのが大変ですが、モビールづくりは小3ともなると、子供ひとりで作ることができます。
ただ、タコ糸をストローに取り付けるのは少し難しいので、大人の手が必要でした。ストローも2本必要でしたが、100均の小さめストローでも長さは足ります。タコ糸も100均で購入が可能。ダンボールもAmazonなどで注文したものをひとつ取っておけば問題なしだったので、先月に比べたら準備は簡単でした。
できあがったモビールを使い、実験をかさねます。
重心からの位置によって、バランスが崩れること。どうすればバランスが取れるのかなど、やはり実際に手を動かしてみると理解が早いようです。
位置を動かしてはZ会のノート(エブリスタディ アドバンスト)に書き込み、解説動画を見てさらに理解をくり返していました。
そもそも「重心」とはなにかの解説もあり、1点を支えるだけでバランスが取れるということは、そこにものの重さがすべてかかっているということに気づくきっかけにもなりました。
付記
重心とは「ものの中心」となることとざっくり覚えていたので、子供に聞かれてもうまく答えられなかったかもしれません。おそらくそう伝えたところで、子供は「真ん中じゃないよ?」とはてなマークがいっぱいだったことでしょう。Z会はこのあたりも実験を踏まえたうえで、うまく解説していると思いました。なぜ重心からずれると落ちるのかなども、納得がいきますね。
小3・6月号の社会:住んでいる都道府県の調査
社会は比較的好きな教科ですが、今回は都道府県について勉強するないようだったので、これまでと比べると集中度がやや低かったように思います。
図書館で住んでいる地域の調査
まずは日本地図を見ながら、自分が住んでいる地域についての理解を深めます。
その後は住んでいる地域について調べてまとめる必要があったため、図書館へ。図書館で本を探しながら、あーだこーだとまとめていました。
付記
理科の実験同様、行動して手を動かす(調べてメモを取る)という作業は記憶に残るようで、なにかをきっかけに「ここ(住んでいる地域)って、◯◯なんだよね?」「◯◯市は◆◆で全国一位って書いてあったよ」など発言するケースが見受けられました。
また、Z会の中学受験コースは解説動画はタブレットですが、基本的にエブリスタディアドバンスト(紙)をベースに進めていくので、ノートのまとめ方だけでなく、記憶の向上にも繋がっているように感じます。
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そのほかの一般常識はまだ記憶にいたらず
そのほか、都道府県の数や県庁所在地、地方公共団体などの概要、日本の地方区分(九州地方は8県ある、沖縄はさとうきびが生産量日本一、など)を学びました。
ただ、このあたりはそういうものがあるというだけで、まだ記憶にはいたっていません。穴埋めで選択式であれば答えられるけれど、記述式だと答えられないのではと感じます。
ただ、これらを覚えていかなければならないけれど、まずは算数・国語(漢字)のほうにテコ入れしなくてはならないので、社会はどうしても手薄になりがちになっています。
一応月例テスト前に一度テキストを見返してから受けさせていますが、今はまだ理解していればいいくらいでとどめている状態です。
付記
理科と社会は中学受験コースとはいえ、難関コース・最難関コースなどの違いもないし、そこまで難しいことはしていないと思います。
これが小学4年生以降となると、徐々に難易度が高まってくるのかもしれません。
だからといって、小学3年生ではとらなくて良いかといえば、そうでもなく。もし余裕があるのであれば、理科と社会もやっておくに越したことはないのではと感じています。
小3・6月号の月例テスト結果
さて、6月号の月例テストの結果です。
理科は1問間違え。重心の位置に近い位置を支えるのと、離れたところを支えるのと、重さはどのように感じるか問われる問題を間違えていました。
釣り合いの仕組みはわかっていたものの、下から支えた場合については理解していなかったみたいです。
一応「覚えておこう」のコーナーに書かれていたことを覚えていたり、重心を理解していれば応用問題として解けるのですが、どちらもできていなかったため不正解となりました。
社会は県庁所在地と地図をあやふやに覚えていたため、すこしミスあり。ただ、2ページ目は全問正解だったようです。
国語は部首と読解問題に間違いあり。
そして問題は算数です。過去最低でした。
計算ミス、解けない問題(空欄)、時間切れ…。せめて計算ミスさえなくしてくれればと思うのですが、その計算問題ですらわからなくて解けない問題もあったようです。
7月からはZ会に沿った問題を追加
今回習ったわり算だけでなく、先月のかけ算からあやしい状態でした。それが点数として如実に表れたことになります。
6月の月例テストが返された時点で7月であり、7月の算数もすでにわからず練習問題ですらまともに解けない状態でした。
そこで、7月からはZ会に沿った自主学習を増やすことに。
以前からZ会以外の学習もちょこちょこ取り入れていましたが、Z会とは別軸の学習であることがほとんどでした。
今回増やす内容は、Z会の学習をベースにして、それらの定着化を目的としたものになります。それ用にノートを買い、算数の問題は自作しました。
自作といっても、Z会で学習したところやミスが多いところ、定着していないと思う箇所を、問題の形を変えて出すだけです。この内容や効果については、また別途お伝えできたらと思います。
付記
算数については、このまま理解が追いつかない、自主学習でも無理そうであれば、受験する・しないに関わらず塾を視野に入れたほうがいいのではないかなど悩みました。
子供は今のところ受験は考えていないし、塾ではなく自宅で勉強していきたいといった考えのようです。
とりあえずは家庭学習でできるところまでやってみて、塾についてはそのときの状況で考えていきたいと思います。