前回「中学受験をしないという選択をすると不安が残るのはなぜか」という趣旨のブログを書きましたが、今回は、「中学受験をしなかった場合のメリット」について考えてみます。
-
-
中学受験をしないと不安になる?その理由はなんだろう?【雑記】
子供が高学年にもなると、日に日に考えることが「このまま中学受験せず、公立に進学してよいのかどうか」。 第一子は早々に「中学受験しない」と表明していますが、そうし ...
続きを見る
時間に余裕ができる
中学受験をしない場合、「受験勉強以外のことに時間を使うことができる」。
まず筆頭に挙げられるのが、これじゃないかと思います。
たとえば空いた中学受験勉強分の時間を、以下のようなことに充てることができます。
家族との時間
成長するにつれて子離れ・親離れしていくため、小学校の時間は貴重。
親子で一緒にイベント参加、お出かけ、遊びなど、机上だけではない知識や経験を得ることができる気がします。

趣味・興味
自分の趣味や興味のある分野に対して、調べたり考えたりする時間ができる。
わが家のケース&親の気持ち
子供たちはいろいろな分野に興味があります。たとえば第一子はファッション・メイクが大好きで、トレンドに敏感。
女の子のファッション誌をよく読んでいるので、雑誌の構成やデザインもよく気づきます。
第二子は工作や実験、外での発見・観察も好き。ちょっとしたもので工作したり、学習まんがもよく読んだりしています。
こうしたことに割く時間がまったくなくなるようなことはしたくないと感じます。
ほかの習い事・勉強
ほかの習い事や知識に時間を割くことができる。
わが家のケース&親の気持ち
通学系のものはスポーツとピアノ。もしも本格的に受験ということであれば、どちらも一旦おやすみかセーブする必要があるかと思います。
ピアノは週に1回くらい弾きに行く程度の気持ちであれば続けられるかもしれませんが、練習時間の確保がほぼできないのであれば、月謝も高いので受験が終わるまでは休ませたいです。スポーツはプロになる予定はないので、一定レベルにいけば受験関係なく退会予定(本人も了承済み)。
また、受験勉強以外の勉強や知識にも時間を割きたい気持ちがあります。
たとえばKimini英会話やブンブンどりむ。
-
-
小学生受講中【Kimini英会話】メリットと改善希望の本音リスト
こんにちは、とはのです。 前回に続いて、今回もオンライン英会話のKimini英会話についてお伝えします。 わずか1か月だけですが、その間に「Kimini英会話め ...
続きを見る
-
-
【小2】小学生の作文通信・ブンブンどりむ。半年後の様子と成果
こんにちは、とはのです。 今回は作文通信「ブンブンどりむ」について。 小学2年生の子供が入会後半年にどうだったのか、様子や成果、親から見た感想などをお伝えします ...
続きを見る
せっかく学習や定着のリズムができたけれど、本格的に受験勉強するなら継続は難しいと感じます。
第二子でいえば、そろタッチもそうですね。もしも入塾し、塾の勉強一本で受験するといったら、それ以外は難しいかもしれません。
-
-
【ほぼ1か月無料!】そろタッチにおためし入会!料金や注意点
こんにちは、とはのです。 前回の記事で触れましたが、「そろタッチ」におためし入会しました。 今回はその「そろタッチ」について、以下のことを中心に触れていきます。 ...
続きを見る
睡眠時間
子供の成長に必要な睡眠時間を、十分に確保できる。
これは中学に上がってからもいえること。公立中学の場合、高校受験という壁があるものの、ゆとりある通学時間によってその分を睡眠・学習・ほかのことに充てることができるため、応用性が高い生活が送れるといえるのでは。
わが家のケース&親の気持ち
本格的な受験勉強をする必要が出た場合、毎日勉強に追われて睡眠時間の確保が難しいと思います。
プレッシャーから眠りも浅くなりそうだし、できれば小学校の間は毎日8~9時間は確保してあげたいですね。
経済的な余裕ができる
当然ながら受験にかかる出費を抑えることができます。
塾にいかずに受験をすることもできますが、それなりの学習に向けた教材費や模試・受験費用はかかります。
さらに経済的な負担がかかるのが入学後。
地域や所得によって免除・助成があるかもしれませんが、一般的に私立は授業料およびそれ以外の費用は公立よりかかるし、通学費も発生します。
私立中学・中高一貫だったとしても、入学後も塾や家庭学習などを続ける家庭が多いため、教育費もそこまで下がるとも思えません。
ストレス・プレッシャーがなくなる
受験合格という目標に大きなプレッシャーも感じるだろうし、塾も定期的なテストなどである程度のプレッシャーをかけてくると思います。
「親はこう思っているんじゃないか」など、実際はどうであれ無言の圧力を感じるほか、まわりの目も気になるし、毎回クラス分けテストや志望校などで牽制・比較してくる子供もゼロではないでしょう。
中学受験だけでなく、今後も高校受験・大学受験がありますが、中学受験は小学生が受ける試験です。資格試験のように何度もチャンスがないため、大きな精神的負担につながるような気がします。
中学受験をするメリットもある(当然)
以上、中学受験をしなかった場合のメリットについて考えてみました。
もし中学受験するとなったら、こうしたメリットがなくなる。逆に考えると以下の3つが中学受験のデメリットになります。
- 時間的負担
- 経済的負担
- 精神的負担
ただし、中学受験や私立中学に進学することは、こうしたデメリット以上のメリットを得ることもあります。
また、上記以外のメリットやデメリットもあるので、親子で意見をすり合わせた結果、中学受験する方にメリットがある場合は、挑戦してみてもいいかもしれないですね。
