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PTAお手伝い募集・ボランティア制は無理では?応募者はくる?

PTAボランティア制?お手伝い募集?応募者は来るの?無理では?

こんにちは、とはのです。

今回はたびたび話題に出しているPTAについて。
最近ではPTAを解体!ボランティア制にするべき!なんて意見も多くありますが、実際そうしてうまくいくケースはごく僅かなのではと感じた一件がありました。
その話を中心に話していきたいと思います。

※PTA役員の話については、あくまで私の子供の学校に限定した話です。学校によって違うと思うので、ご了承ください。

ボランティア・お手伝い募集は無理がある

子供が通う小学校では、たびたびお手伝い募集の連絡がきます。

お手伝いはPTAが呼びかけるものもあれば、学校(学年)で呼びかけるものもあります。
PTAの場合は、PTA主体のイベントや活動に対する補助の募集。学校であれば、課外活動の見守りに対するお手伝い募集などが挙げられます。

お手伝いは半強制だった過去

PTA役員になったため、各役員の活動内容などを見る機会がありました。
そのなかの議事録のひとつを読んでいて初めて知ったのが

  • 以前はPTA委員ではないPTA会員は、一人一役として「お手伝い制」をしていた

ということ。

テレビなどで「PTAは役員以外にも、お手伝い・補助があってすべてポイント制となっている。一人の子供に対して、一定のポイント数に達しないといけない。役職があるものほどポイントが高い」といった話題を見かけたことがありましたが、まさかこんな自分たちの地域でも「お手伝い制」があったなんて驚きです。

このお手伝い制、廃止になったのはここ最近。コロナや、世論のPTA業務の簡略化の動きを受けてのことなのかもしれません。

「無償のお手伝い」はうまくいくのか

「一人一役」の制約がなくなった「お手伝い」について、その後はうまくいったのでしょうか。
これも同じ議事録を見る限りは、うまくいったと言い難い実情がありました。

とあるイベントでPTAも出し物をするため、その当日のお手伝いを募集したところ、応募したのは「たった1名」。
全校生徒(PTA脱退している人は抜かす。ちなみに子供が行っている学校は脱退の説明は一切なく、ほぼ全員が会員となっています)の保護者宛に、通知したにもかかわらず、たった1名です。

とはいえ、私もお手伝いに参加したことがないので耳が痛いです
女性アイコン2(えー)

しかし、まさかここまで集まっていないとは思いませんでした
本当にお手伝いの必要があっても人数が集まらないのであれば、多少は一人一役制をちらつかせるのはとしょうがないのではと感じます。

女性アイコン(うーん)
ちなみにPTA会員のみに協力を要請するボランティアもあって、そのときは参加できるときは参加しています。
たとえば運動会の案内ボランティアなど

PTAお手伝いの応募者がほぼない理由

PTAのお手伝いに、なぜ応募者が集まらないのか。考えられる事項を挙げてみます。

強制ではないから

まずは第一。「強制ではないから」です。
たとえ子供が通っている学校だといっても、基本的にお手伝いは他人事であり、自分がなにかしなくてもどうなるだろうと思っていることが挙げられます。

仕事があって忙しいから?
家のことで手一杯だから?

こうした理由もあるかもしれません。しかし、もしも強制だったら、なんとしても都合をつけたのではないでしょうか。代理を立てるなり、免除を申し出るなりしたと思います。
そこまでする必要がない、むしろ「強制ではないのだから、その案件は緊急度はない・関心がないもの」としてスルーされていることが挙げられます。

メリットがないから

たとえばお手伝いのなかでも、自分の子供を間近で見ることができるといったメリットがあれば、応募者が集まる可能性があります
しかし、PTAが募集するお手伝いの中には、そうしたメリット(うまみ)がないものもあります。

また、条件として子供を連れてくることはできず、たとえば下にお子さんがいる家庭では、お手伝いしようとしても参加できないことがあります。

たしかにお子さんを連れてくると、しっかりとお手伝いできなかったり、逆に連れてきたお子さんが危ない目にあってしまう可能性もあります
女性アイコン2(困り顔)

さらにお手伝いする内容によっては、土日など子供が学校にいない時間のときもあります。
たとえば、さきほどお伝えしたイベントでのPTAのお手伝いは、実施日が土日。
学校がおやすみのときにお手伝い、かつ、子供は連れてきてはいけないというのは、かなりハードルが高いためお手伝い人数も1名だったのかもしれません。

手伝う内容の詳細がわからないから

お手伝いの募集をかけるときは、その内容は非常にざっくりとしたものだけのことが多いです。
一度でも参加したことがある人であれば、大体の様子がわかりますが、そうでない人にとっては「どんなことを手伝うの?」と不安がって手を挙げづらいこともあります。

当事者意識を持てないから

大勢に対しておこなわれる呼びかけは、他人事に思われがちです。
誰かがやるだろう、またいつもの呼びかけか、募集かけてるんだ、くらいにしか思いません。

当事者意識が低いため、参加する人も減っています。

お手伝いの応募の反応が大きいケース

逆にお手伝いを募集して集まるケースもあります。

上でもすこし触れましたが、以下のケースです。

学校主体のケース

  1. 学校主体の呼びかけ
  2. 呼びかける対象が小規模
  3. 子供の学習に関する補助

学校主体の呼びかけかつ、呼びかける対象が小規模であれば、集まる可能性があります。
たとえば、学年単位で「校外学習がおこなわれるため、数人見守りをお願いしたい」などの場合は、高確率で数人は集まります。

付記

女性アイコン(通常)
子供が近くで見れるから、チャンス!と考える保護者も多いようです。ただし、あくまで見守りなので、お子さんがいるチームの担当になるとは限りません。実際にそれを伝えているうえで募集をかけているケースが多いようです
そう書いてあるのに、「自分の子供のいるチームなら、見守りします」と言ってくる保護者もいるようですね
女性アイコン2(えー)
女性アイコン(困り顔)
そういう保護者はお断りでしょうね…

ちなみに、見守りだけをお願いしているので、子供たちにヒントや声かけをするのもNGです。子供たちが考える場を奪ってしまいます。
「見守り役」は「あくまで子供たちが危険に巻きこまれないように見守ることに徹する」がほとんどだと思います。

しかし、これはあくまで学校が呼びかけているケースです。
集計も当日の手配も、すべて先生側がおこなっています。PTAは関係ありません。

PTA役員内部での呼びかけ

PTAのメンバー(全保護者)ではなく、役員内部での声かけのときも一定数集まります。
これも上記の「呼びかける対象が小規模」にかかる部分があり、小規模であればあるほど「当事者意識を持つから」です。

学校によりますがPTA役員も担当分けされているので、たとえば1学期の広報に対して、2・3学期のイベントに対する補助をお願いしたり。
3学期のイベント委員に対して、1学期のPTA活動の補助をお願いしたりすることがあります。

それでもどうしても条件が難しいときは人数が集まりませんが、たとえば運動会のプログラムの一部分のみ(自分の子供が参加していない時間帯)で、短時間のみのお手伝いであればハードルも低く、それなら手伝おうと考える保護者も多いようです。
また、PTA役員内部でのお願いごとのため、「毎回お手伝いしないのは気が引ける」と思って、なにかしら参加しようとする意識が向く人もいるかもしれません。

付記

とはいえ、PTA役員内部での呼びかけ頻度もそう高いものではありません。
あくまで私の子供の学校のケースですが、本部や各担当リーダー(班長)たちが補助にまわったりすることが多く、それでもどうしても手が足りなそうなイベントのときに、PTAの他役員へ協力要請しているようです。
おそらく声をかける方も集計・管理をしたり、お願いごとをしたりするくらいであれば、自分たちでどうにかまわそうとしているのかなと思います。

PTA解体、完全ボランティア制はまだまだ難しい

以上のことから、成功した学校もあるようですが、PTAの解体、完全ボランティア制というのはやはり難しく感じます。

  • 学校側が全部見るべき
  • 自分たちができる範囲でお手伝いするべき
  • 下手にPTA活動を補助する人がいるから、なあなあとして残っている。だれもやる人がいなければ、解体するしかないのだから、基本手伝わない。

などと言っている人もいますが、理想と他人任せになっています。
かくいう私も「自分たちがでいる範囲でお手伝いするべき」っていう思考だったので、なんともいえませんが。

PTA役員になって感じたこと

実際にPTA役員になってわかったことは、意外にも業務が縮小・効率化されていたことです。
LINE WORKSも活用し、オンライン会議が主流。たまに学校に行く必要がある作業もありますが、片手でも満たない数でした。
「このぐらいの量だったら、意外にできるな」と思ったのが本音です。

あれだけ拒否感を持っていたPTAですが、もうちょっと事前に活動内容を知っていたら、ここまでネガティブに思わなかっただろうと思います。

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ただし、本部役員と呼ばれる人たちは、各役員の会議などにも顔を出したり、フォローしたりと忙しそうです。
本部役員は推薦かつ翌年度も役員となって活躍されている方も多いので、各役員(大体はじめてPTA役員になる人がほとんど)のフォローも万全で、嫌な顔をされているときも一回も見たことありません。
一役員とは一線を引いている方たちだなと感じました。

そのほか、本部役員のほかに、各担当で班長・副班長を決めます。
これは担当の中から抽選・もしくはじゃんけんで半強制で決めます。一役員と比べると、招集ややりとりもグッと増えるため、これに当たると大変だなと感じました。(できないことはありませんが…)

一役員程度であれば、そこまで気負わずに担当できると思います。
一緒にいたメンバーもほどよい距離感で、よくネット記事に転がっているような問題ある保護者にはあっていません。
一役員の役職であれば、子供1名に対して卒業までに1回PTA役員として活動することは大変ではないように感じます。

解体?ボランティア制?
考えたこともありましたが、今ではそれくらいはやってもいいのではと思う思考に偏りつつある一件でした。。


女性アイコン(通常)
今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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第一子は年長、第二子は年少からお世話になったこどもちゃれんじ。このおかげで家での勉強も定着化しました。小学生は「進研ゼミ」を。




ちなみにZ会は小3から中学受験コースも選択可。わが家はこちらを選択し、その後は…(資料請求した資料もめちゃくちゃ厚みある)

さらに、作文通信の「ブンブンどりむ」にも入会しました。

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