こんにちは、とはのです。
皆さんはお子さんと絵さがしされますか?
もしもお子さんに絵さがしの絵本を探しているなら、自信を持っておすすめできる本があります。
それは、『どこ?』シリーズ。
- 幼児に見せたいので、ウォーリーだと難しすぎる
- アンパンマンやキャラクターものとは違う絵本もほしい
- 保育園児や幼稚園児のプレゼントとして、おしゃれな絵本をあげたい
などお悩みの方にもおすすめです。
ジオラマ写真の美しさはもちろんのこと、さまざまな魅力がちりばめられた絵本で、もしまだ手にとったことがないのであれば、「持っていて損はない」と断言できるほど。
上の画像は、「どこ? めいろで さがしもの」の表紙の一部です。まるでその街に迷い込むような立体感。そして精巧な作りの建物たち。
今回はページをめくるごとに、すごいと思わせてくれる「どこ?」シリーズとはなにか。
どんな魅力があるのかなどを紹介したいと思います。
この機会にぜひ「どこ?」シリーズを知ってもらえたらと思います。
絵さがし絵本「どこ?」の魅力
絵さがし絵本「どこ?」シリーズ。造形作家の山形明美さんが手がけていて、定期的に新作が発表されています。
想像の世界に引き込む、世界観
冒頭の写真から見ても分かるとおり、ひとつひとつのキャラクターや背景が、とても丁寧に作られています。
使っている色も鮮やかで、小さい子供の色彩感覚をやしなうのにも、一役買ってくれることでしょう。
また、なによりすごいのが、その世界観。
上の画像は「どこ? ながい たびの さがしもの」の表紙の一部。
実際こんな情景なんて、見ることはないですよね。
それでも「こんなところがあるのではないか」と想像を膨らませてくれる絵本です。
わたしの言葉が乏しくて表現しきれないのですが、絵やCGだけでは表すことができない世界観がそこにあるのです。
本当に手にとってほしい。
そして、お子さんと見るのであれば、一緒に「すごいね、ここはこうなっているんだね」と細部まで見て、想像を膨らませてほしい一冊です。
いないいないばあっ!などのジオラマ好きにはたまらない
ジオラマの良さを最大限に引き出しており、『いないいないばあっ!」の「ノリノリ!のりものタウン」や、『みいつけた!』の「いすのまちのコッシー」などが好きな方は、大人、子供関係なく絶対ハマるので、おすすめです。
絵さがし。飽きることなく探せる楽しさ
絵さがしの絵本なので、当然ながら、ページごとに絵さがしの問題がいくつか書いてあります。
しかし、細かい仕掛けが多く、掲載されている問題以外にも、その倍以上の問題を出し合うことが可能。それくらいページの情報量が多いんです。
また、問題によっては、大人でも見つからないことも。子供と一緒に「どこだー……」と悩んだり、見つけたときに喜びを共感したり。楽しい時間を提供してくれます。
絵さがし絵本『どこ?』の発行タイトルと対象年齢
『どこ?』のシリーズについて、現在までに発行されている絵本をご紹介します。
『どこ?』シリーズの書籍一覧
『どこ?』シリーズは、現在8冊まで発行されています。
出版年月 | タイトル | 書籍 |
---|---|---|
2003年10月 | どこ? つきよのばんのさがしもの |
どこ? つきよの ばんの さがしもの (講談社の創作絵本) |
2004年11月 | どこ? もりのなかのさがしもの |
どこ?もりのなかのさがしもの (講談社の創作絵本) |
2006年07月 | どこ? とびらのむこうのさがしもの |
どこ?とびらのむこうのさがしもの (講談社の創作絵本) |
2008年03月 | どこ? ふしぎなまちのさがしもの |
どこ? ふしぎな まちの さがしもの (講談社の創作絵本) |
2011年10月 | どこ? ながいたびのさがしもの |
どこ? ながい たびの さがしもの (講談社の創作絵本) |
2013年10月 | どこ? めいろでさがしもの |
どこ? めいろで さがしもの (講談社の創作絵本) |
2015年10月 | どこ? どうぶつたちとさがしもの |
どこ? どうぶつたちと さがしもの (講談社の創作絵本) |
2017年10月 | どこ? クリスマスのさがしもの |
どこ? クリスマスのさがしもの (講談社の創作絵本) |
対象年齢は3歳以上?
わが家では2歳半くらいからは見せていましたが、すこし難しいかな?
3歳、4歳だとちょうどよい難易度かも。
ただ、2歳児でも大人よりも早く見つけることがあったし、夢中になっていたので、ムダになるというわけではありません。
それでもやっぱり、もう少し難易度を下げたいという方であれば、次に紹介する『どこミニ』シリーズがおすすめです。
そのほか、難易度が低い『どこミニ』シリーズもあり
お子さんが1~2歳くらいであれば、『どこミニ』シリーズもおすすめ。
サイズが小さくて、ボードブックなので破く心配もありません。移動時にあやすのにも最適な絵本です。
タイトル | 書籍 |
---|---|
どこミニ たべもの どこ? | どこミニ たべもの どこ? (講談社の幼児えほん) |
どこミニ かたち まるい ボール どこ? | どこミニ かたち まるい ボール どこ? (講談社の幼児えほん) |
どこミニ いろ あかい りんご どこ? | どこミニ いろ あかい りんご どこ? (講談社の幼児えほん) |
どこミニ?シリーズの注意点
『どこミニ』シリーズは、『どこ?』シリーズを再編したものです。
すでに『どこ?』シリーズで使われたページの一部のみを掲載しているので、『どこ?』シリーズの新しい内容を期待して買うのであれば、注意が必要です。
『どこ?』は、どれが一番おすすめ?
「初めて買うなら、どれがおすすめ?」の疑問に対しては、「どれを買ってもおすすめなので、気になる表紙やタイトルで決めて良い」という感じです。
個人的な意見としては、最初のほうが作り込みが深い気がします。
(「どうぶつたちと さがしもの」など、いままでの絵本と比べると、すこし物足りない気がしました)。
なので、迷っているなら発行日の古い順に手にとってみると良いですよ。
3歳、4歳、5歳(小学校低学年もハマるかな?)のプレゼントにも最適なので、もしも迷っている方は、一冊買ってみてくださいね。