こんにちは、とはのです。
今回は「出産や子供に対する意見や言葉」の中から、傷つく・プレッシャーに感じるものをお伝えします。
こう感じる女性も多いかもしれませんね。
もしくは知らず知らず、自分が発した言葉で相手を傷つけていることもあるかもしれません。
どんな言葉をどんなときに言われたのか、ケースごとにお伝えします。
祖父母(父母)からのプレッシャー
- 親戚一同が集まる場が負担。すでに赤ちゃん・子供がいる親戚がいると、自然とこちらにも話題が向くし、言葉に出さなくてもプレッシャーを感じることがある
- すこし体調が悪いときがあるだけで、妊娠と結び付けられる
- 甥・姪の話をするときに、「もうそろそろ○○ちゃんもね」と言ってくるのはやめてほしい。嫌味で言っていないのはわかっているけど、毎回だとモヤモヤする。フォローのつもりなのかな…?
- 毎回「子供はまだ?」「孫はまだ?」と聞いてくる。言わなければまだってことだし、いちいち聞かないでほしい
いつかは赤ちゃんが…そう期待するあまり、ついつい口に出してしまう父母・祖父母も多いようです。
最初のうちは聞き流していても、それが何度も続くとプレッシャーに感じてしまいますよね。
言われた時の切り返し方
- ほしいんですけど、なかなか…(言葉を濁す)
- 考えてはいるので、温かく見守っておいてください
- あまり言われるとプレッシャーに感じるので、見守っておいてください。できたらお伝えしますね
すべて「そうですね。」と一言最初につけ足してから言うと良いでしょう。
相手の意見をちゃんと受け取っています、といったアピールにもなります。
また、言う時はサラッとすませてしまいましょう。
長々と話を続けられても辛いので、その場合は3つめの言葉のように後の言葉が続かないよう、ピシャリと会話を終了させてしまうのが吉かもしれません。
父母に対する意見や言葉
父母の年齢に対して
- 「もうそろそろ子供作らないと(妊娠しないと)、年齢的にもいろいろと厳しくなるんじゃない?」
- 「子供は早く生んだほうがいいよ」
たしかに年齢が上がれば上がるほど、いろんなリスクが伴います。
不妊の可能性、染色体異常の可能性、母体への危険、子供へのリスクなど。年齢が低くても可能性としてありますが、年齢が高いほど可能性は高まります。
こうしたことは周りに言われる前に自ら知っておくべきことです。
もしも知らない、知る機会がなさそうであれば、その年齢に達するもっと前の段階で本人に警鐘を鳴らす程度に留めましょう。
そのうえで「そろそろ」の段階で妊娠していないのであれば、あとは本人たちで解決する範疇のことなので、まわりがとやかく口に出すことではないといえます。
- 「その年で妊娠ってすごいね」
年齢が高いときであっても若い時であっても、言われたら嫌味に受け取られる可能性があります。
父母の経済・家計に対して
- 「子供がいないから、経済的にも余裕があるよね」
- 「子供何人もがいると、塾や私立って難しいんじゃない」
話している状況にもよりますが、状況によっては「余計なお世話」と感じる人もいるかもしれません。
根拠のない励まし
- 「焦らなくても大丈夫だよ」
- 「私も妊娠できたし、そっちもすぐできるよ」
とくに不妊治療をしている人にとっては、鬼門となるワードでもあります。
また、下手な励まし、根拠のない言葉は怒りを買うだけ。くれぐれも使うタイミングを間違わないようにしましょう。
子供に対する意見や言葉
さりげない会話でポロッと出てしまう一言。
しかし、子供の性別も人数も、言い方やタイミングによっては非常にデリケートな話題として受け取られます。
子供の性別
- 子供が女の子(男の子)が続いたら、「次は男の子(女の子)がいいわね」。
自分が思うくらいならいいけど、他人に言われると放っておいてって思う。 - 跡取りが必要だからって「男の子が生まれるかな」。女の子が生まれたら「次はいつ?」「次は男の子がいいな」
別に跡取りを生むために結婚したわけじゃないのに。 - 「男の子・女の子(自分の子供の性別)のほうが、○○できるからいいよ」
私はどちらであっても嬉しいけど?
跡取りの話はともかく、ほかは他意なく言っている人もチラホラといます。
ただ、人によっては受け取り方がさまざまなので、知らず傷つけたり苛立たせたりしているケースもあるので注意が必要です。
子供の人数
- 「一人っ子はわがままに育っちゃいそう」
よく言われるし、そうならないようにしているけど、それ以上しょうがないことを本人に言ってどうなるの? - 「子供が何人もいると、一人ひとりの愛情が薄れちゃうんじゃない?」
たしかに一人ひとりにかける時間は短くなるかもしれないけれど、愛情が薄れているわけじゃないのに - 「4人以上って…ちゃんと考えている?」
本当に無計画で心配な人もいるかもしれないけど、ちょっと余計なお世話かな。。
最初から子供の人数をある程度計画している家庭もあれば、授かりものだからと何人でも生みたいと思う人、生みたいけれど授からない人、いろいろいます。
そのご家庭にしかわからない理由があることを、周りが言う必要はありません。
言ったところで事態が変わるわけではないので、まさしく「余計なお世話」と思われる率が高いでしょう。
基本的にどの言葉に対しても受け流すのが良い
言われた言葉については、まじめに取り合わないで「そうだねー」と軽く受け流すのが一番かと思います。
しかし、腹が立つし、すこしでもそれを相手に知らしめたいこともあるかもしれませんね。
そのときは冷静に「傷ついた」「プレッシャーに感じる」「あまり言われたくない」といったワードを伝えてみましょう。
傷つけるつもりで言った人でなければ、その言葉にハッとして以降は話題に出さなくなるはずです。