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無料のNHK for Schoolで子供の勉強・防犯対策

無料のNHK for Schoolで子供の勉強・防犯対策

こんにちは、とはのです。

みなさんは、「NHK Eテレ」を見ていますか?
わが家では「おかあさんといっしょ」「いないいないばあ」をはじめとして、朝の番組も夕方の番組も見ていましたが、第一子が小学校にあがったタイミングで見なくなりました。

ちょうど保育園や小学校に行っている間は、教育番組としていろんな番組をやっているという印象はあったのですが、なにせ番組数も多いNHK。
どんなコンテンツがあるのかひとつずつチェックしていられない…ということで、ずっと放置していました。

しかし、最近になって、「NHK for School」というサイトの存在を知り、「かなり使える!もっと前に知りたかった!」と思ったのでご紹介したいと思います。

NHK for Schoolとは

NHK for Schoolとは、NHKが制作している学校教育向けの番組を2,000本以上配信しているサイト。
サイト内では、さらに「クリップ」と呼ばれる、学習に必要な情報を簡潔にまとめた動画を7,000本以上配信しています。

NHK for Schoolはこう使おう!活用方法

NHK for Schoolはこう使おう!活用方法

NHK for Schoolを初めて利用する方向けの内容や、実際に利用してみてよかったと思うことをお伝えします。

まずは「おうちで学ぼう!」サイトへ

NHK for Schoolは動画がたくさんあって嬉しい反面、ここから自分たちに合うものを選ぶのは大変です。
そんなときにおすすめなのが、NHK for School 内にある「おうちで学ぼう!」というページ

ここには、「NHK for School」をどのように見ると効果的か、全国の先生たちが選んだプレイリスト(学年や時期ごとにおすすめのコンテンツリスト)などを掲載しています。

NHK for Schoolを初めて利用する人なら、まずこの「おうちで学ぼう!」のページから見ていくとわかりやすいと思います。

とくに先生がえらんだプレイリストは必見

NHK for Schoolの先生が選んだプレイリストは必見

先生がえらんだプレイリスト」を見るとわかるのですが、同じ番組でも取り扱うテーマによって対象年齢・学年が異なります。

たとえば、「さんすう犬ワン」というタイトルであれば、ある時は「時計の読み方」について、ある時は「分数」について取りあげている回があります。
しかし、だいたい時計の読み方は小学校1年生、分数は小学校2年生で習います。

「先生がえらんだプレイリスト」では、どの番組のどの回がどの学年・年齢に合うものなのか分類してリスト化してくれていることが多いため、スムーズに家庭学習に取り入れることが可能です。

慣れてきたら、自分でプレイリストを作成

自分で見るものを決めたいという方は、自分でプレイリストを作成することも可能。
また、自分が作ったプレイリストを人に共有することも可能なので、親子や先生同士などでシェアすることもできます。

プレイリストの注意点とおすすめ使用方法

PCだと見た動画だけしかプレイリストに加えられず、プレイリストのタイトルも変更できません。
しかし、スマホアプリであれば、見ていないものも簡単にリストに追加できたり、タイトル変更・リスト概要説明も入力できたりが可能です。

女性アイコン(通常)
プレイリストを作成するならスマホアプリを活用されたほうが、効率的です。スマホアプリで作成→共有してPCやほかの媒体で視聴の流れができます

先生向けのコンテンツ充実

NHK for Schoolでは、先生向けのコンテンツを表示する機能があります。

ページ上部の「先生モード ON・OFF」アイコンで切り替え。
先生モードを「ON」にすると学習指導要領や教科書をもとに動画を探すことも可能です。
「実践データベース」や「すくレポ」ではNHK for Schoolをどう実践したかやレポートなど事例をみることもできるので、とても参考になります。

動画によっては番組紹介ページ内(動画のチャプターや再生ボタンがあるページ)に、その動画の教材資料がリンク表示されます。
教材資料の中には、この動画をどう授業で活用するのか。
視聴後のワークシート(たとえば、この動画を見て子供たちが何を学んだかを書いたりするシートなど)といったものがあります。

先生モードは先生でなくてもON・OFFの設定ができるため、ご家庭で視聴するときも活用してみてください。

小学生に見逃せないおすすめ番組

NHK for School で小学生や未就学児におすすめのもの

おもに小学生に対して、個人的におすすめしたい番組と、制作側が意図するその動画の対象学年をお伝えします。

女性アイコン(通常)
未就学がいる親御さんにもおすすめです。最初に親が視聴→お子さんにちょっとずつ伝えたり、動画の内容を取り入れた遊びをしてみたりして活用できます

危険防止・防犯コンテンツ

スマホ・リアル・ストーリー(小学4年生~)

「スマホ・リアル・ストーリー」は、実際にスマホを持った小学生に起こった事件を取りあつかった番組。

5つのエピソードがあって、ゲーム課金やなりすまし、仲間はずれなど、どれも一度は確認しておきたい内容ばかりです。

目安は小学4年生~となっていますが、スマホに興味を持つ年齢から取り入れてみても良いと思います
ただし、性・いじめにもつながる内容も含まれているコンテンツもあるため、あまりに幼い年齢から視聴すると必要以上に恐怖を与えてしまう可能性も
最初に親が視聴し、お子さんに適する内容かを確認してから視聴させると安心かもしれません。
(わが家では低学年から視聴させましたが、とりあえず「たった一言のちがいが…」だけを視聴させて、そのほかは様子を見つつにしました)

子ども安全リアルストーリー(小学4年生~)

「子ども安全リアルストーリー」は、実際にあった事故や事件の例をもとにしてドラマを再現。
よりリアルにした内容なので、たとえば一見優しそうな不審者に遭遇するケースや、夜道がどれだけ危ないのかといったコンテンツも含まれています。

対象年齢は小学4年生~ですが、たとえば「学校内のケガ」「交通事故」であれば、小学校に上がるタイミングで視聴しても良いかと思います。

そのほか「エレベーターで二人きり」「留守番の注意」「夜に出歩くと…」などは、女の子が性被害犯罪(未遂)に巻き込まれた内容。
もしも子供が巻き込まれたら…そう思い、心が痛む親御さんもいるかもしれません。
とはいえ、防衛のためにも親御さんはしっかり視聴したほうが良い内容ですが、お子さんの場合、精神的年齢によっては必要以上にダメージを受けるかもしれません。
お子さんが低学年のときは、視聴は一旦保留。親が詳細ページや動画を参考にしながら、口頭で注意を促すと良いでしょう。

「スマホ・リアル・ストーリー」と同じくチェックしてほしい番組のひとつです。

戦争

[戦後75年]戦争について考えてみよう(小学6年生~)

まずは、「[戦後75年]戦争について考えてみよう」の特集ページ。

2020年で戦後75年。
親世代、子世代ともに、戦争とはどういうものだったのかを映像で学びなおすことができます

映像数は多く、戦争のきっかけから、戦時中のくらしや子供たち、そして戦後の映像、戦争を体験した人のお話などあるため、すべてを一気に視聴するのは体力・精神的に大変。
「指導案」コンテンツとして、これらの動画からどれをどう活用して指導したかといった参考となるページもあるので、そちらを参考にしてみてください。

目安として小学6年生が対象となっていますが、戦争のことを学び始めるくらいから興味のあるコンテンツを少しずつ取り入れて見ても良いと思います。

いじめ・男女の違い、道徳を学ぶ

時々迷々(小学3年生~)

「時々迷々」(ときどきまよまよ)は、あの「さわやか3組」の後継番組。

成長とともに、ココロの中にはさまざまな状況で迷い・悩むことが増えてきます。
お友達が羨ましくて嘘をついてしまう女の子、同性の男の子に女の子と一緒にいるところをからかわれてしまった男の子、親が離婚してそれぞれの親に引き取られた兄弟…。

いろんな状況といろんな考え方が交差するとともに、子供たちはどんな答えにたどり着くのか。

新学習指導要領に対応

コノマチ☆リサーチ(小学3年生):新学習指導要領社会科の対策に

「コノマチ☆リサーチ」は、普段何気なく過ごしている街の裏側を知ることができる番組。
これからの社会科の学習には、子供たち自身が社会的事象の見方や考え方を働かせて学べるようにしていかなくてはいけません。
そうした考え方の基盤を番組を通して学ぶことができます。

「なぜ駅は人が集まるの?」「地図記号は本当に便利なもの?」「仕事ってどんなものがある?」

さまざまな学校の教諭や校長からも協力を得て制作されている番組で、前 文部科学省視学官もコメントを寄せるほど。
2020年の新学習指導要領社会科の対策として、ぜひ一回は視聴してみてほしいです。

未就学児にもおすすめ

おはなしのくに(小学1年生~):日本・読書がもっと好きになるように

「おはなしのくに」は昔話や民謡などの読み聞かせ番組。
たんなる読み聞かせではなく、手振り口ぶり、抑揚をつけて、一人芝居で表現してくれます。

対象年齢は小学1年生からとなっていますが、年中・年長でも楽しめます。

代表的な作品が多いので、実際に家で読み聞かせする前に興味をもってもらうために視聴するのも良いかもしれません。


女性アイコン(通常)
今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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