【最新版】年収別！後悔しない「習い事」の選び方、費用

こんにちは、とはのです。

今回は子供の習い事についてお伝えします。

そもそも習い事をさせる理由はなにか。
そう考えたときに挙げられるのが、子供の可能性を広げるため、将来のために役立つスキルを身につけさせておきたい、の2つが代表的だと思います。
しかし、習い事の種類も飽和状態、費用も高騰していく現代では、限られた予算と時間のなかで、どれを選ぶかが難しい問題となっています。

今回は世帯年収別で無理なく継続できる子供の習い事例、費用、効果。そして選ぶ・継続するうえで確認しておきたいポイントをお伝えします。

年収別・習い事の予算と選び方とは

習い事の予算は、一般的に「手取り収入の5～10パーセント以内」が無理なく継続できる目安とされています。

年収が上がれば当然ながら教育にまわせる費用は増えますが、いったんここでは無理なく続けられる範囲で考えてみると以下のようにまとめられます。

 習い事の事例：年収500万未満。子供に基礎力を持たせるための習い事

500万未満の場合、応用性が効く基礎を学べる習い事を中心に考えてみることをおすすめします。
また、公共機関の習い事をうまく使うことで、費用を抑えながら質の高い学びを得ることが可能なので、無理なく通える範囲になにがあるかを探してみるのもおすすめです。

習い事をする年齢にもよりますが、自宅で学習できる通信教材やオンライン英会話は、天候に左右されず、時間の融通がつけやすいのでおすすめです。
デメリットは通学に比べると集中力ややる気、効果が気分によって左右されてしまう可能性があることが挙げられます。

この記事執筆時点での話ですが、わが家ではKimini英会話（イチオシ）、Ｚ会をやっています。過去にはこどもちゃれんじもやっていました

運動系も大学まで体育の授業が続くので、子供が嫌がらないのであれば1つは習わせておくと良いと思います。
運動神経が良い子や外遊びいっぱいしている子であれば、わざわざ習わなくてもいいと思いますが、体育ってひとつも得意な運動がないと、ずっと辛い思い出のままになっちゃうんですよね

 習い事の事例：年収500万～800万。バランス重視＋思考力

世帯年収が500万～800万であれば、習い事が追加できる可能性があります。
お子さん自信の「興味」を重視したり、「非認知能力」といわれる思考力、集中力、継続力などを伸ばせるものを選んでみてもよいでしょう。

年収500万未満で紹介した習い事に比べると、ここで紹介した習い事は家でのフォローも重要になってくる習い事も多いです。
その点と継続のしやすさが習い事を選ぶうえで重要なポイントとなります。

楽器や将棋・囲碁などは、多くの人が「プロにはならないけれど、なにかしらプラスの効果があると思うから」レベルで習わせると思います。
「なにかしらのプラスの効果」はすぐには見えないものです。むしろ、効果が出ていても気づきづらいし、それが習い事のおかげなのかはわからないものだと思います。
その点、親としても留意する必要があります。

集団塾は通信制に比べると、子供の気分に左右されるなく学習を進めることができる、弱点などを集中的に補強できるのがメリット。
反面、集団で学習をするため、お子さんによってはペースに合わないと感じる可能性があることがデメリットです。

 習い事の事例：年収800万～。量よりも質（指導者・環境）を重視した習い事

年収800万以上の世帯であれば、習い事に3万円以上かけることができます。
一般的な習い事と組み合わせて、より専門性の高い指導をうけれるものを加えてみることも検討してみましょう。

これらの習い事は、維持費や初期費用が高い場合が多いです。
ヴァイオリンやチェロなどは子供の成長に合わせて買い替える必要がある楽器です。また、個人レッスンが主体となるため、ピアノやエレクトーンよりかは高価な習い事といえます。
理科実験教室（科学、化学）は実験により毎回材料費・実習費がかかる可能性のほか、ロボット製作では初回キット購入で数万かかることも少なくありません。

その代わり、より質の高いレッスンを受けることができるというメリットもあります。
たんにお得な習い事ばかりを増やすのではなく、子供の自由時間や休息も確保することを考え、厳選した習い事選びをするようにしましょう。

習い事を詰めすぎて、子供の自由な時間を奪いすぎないようにすることも大切ですね

習い事を「選ぶ＆継続」するときの3つのチェックリスト

子供の習い事を選んだり継続したりするときは、以下の3つのチェックリストを念頭にしておきましょう。

月謝以外の金銭コスト・時間コストを考える（送迎・宿題・防犯など）

子供の習い事の場合、親の送迎が必要になるケースも少なくありません。
親の送迎時間や待ち時間がどのくらいになるのか、送迎がなしの通学の場合は防犯面も意識する必要があります。
キッズケータイを持たす場合は、その維持費やネットリテラシーも注意しておく点だといえます

また、宿題が出る習い事の場合は、親は家事やほかの作業が中断、子供も自由時間が減ります。
年齢が低いお子さんほど、家庭学習は見守りやフォローが必要となるため、親に時間的余裕がないと厳しいケースもあるでしょう。

親が忙しくて見てられない、見てくれてもイライラしている。こうした場合は子供も萎縮するし、習い事自体嫌いになってしまうかもしれません

期間を定めて継続性をチェックする

習い事を始めてから、子供のモチベーションが徐々にさがってしまったり、親自信も無理が生じてしまうことは少なくありません。
3か月など、定期的に状況をみかえして、継続すべきかを確認しましょう。

これらが一つでも強く感じる物があった場合は、一度見直してみても良いのかもしれません。

目標を明確にする

目標を明確化することで、どの習い事を選ぶべきかが見えてきます。

たとえば、「◯◯のプロになりたい」ということであれば、専門性の高い教育者と環境がいる場所を選ぶ必要が出てきます。
「有名私立中学に受かりたい」ということであれば、子供の学習スタイルと目標にあった学習塾が習い事を選ぶうえでの第一であり、それ以外の習い事はいったん置いといても良いでしょう。
「低価格で体力の基礎を作りたい」ということであれば、公的な運動クラブを中心に探すことになります。

習い事を後悔しないため。選ぶうえで避けること

習い事を選ぶときに後悔しやすいことは、「だれのためにもならない習い事を続けてしまうこと」です。
子供の興味がまったくもの、家庭の経済状況にあわないものを無理に続けるべきではありません。

この2つを軸にしながら、お子さんの習い事選びをしてみてくださいね。