保育園が決まり、利用しているうちに、ついしてしまった困った行動。気がつけば次回から注意すればよいですが、それに気づかなかったら……?
今回は保育園を利用する保護者の迷惑と思われそうな、困った行動をまとめました。うっかり当てはまらないよう、注意しましょう。
-
保育園や保護者同士のトラブル防止に。注意したい保護者の言動
こんにちは、とはのです。 前回は保育園の送り迎えの時に焦点をあてて、保護者の困った行動を書きました。 それ以外にも、保育園を利用するうえで気を付けたいことがあり ...
続きを見る
保護者の困った行動1:保育園、登園編
おもに朝、子供たちを登園させるときの困った行動です。
予告なく利用時間を変える(早める)
いつもは9時からの利用なのに、いきなり開園直後の7時に連れてくる。
突然だと保育園の先生も戸惑いますよね。また、利用人数に沿って早番の保育士を配置しています。そんな保護者が何人もいると、保育士ひとりあたりが見ることができる子供の人数を超えてしまい、トラブルになる可能性も……。
すこし余裕をもった保育士配置しているかもしれないので、預けられないことはありませんが、よほどの理由でないかぎり断られる可能性もあります。
事前に予定より早く預けることが決まっているなら、前もって保育園に相談するのがマナー。当日の場合は、できれば一度電話で相談してから連れていきましょう。
開園時間より早く来る
ほんの1~2分早く開園前の保育園に到着。そのまま保育園に行ってしまうことは、ありませんか?
保育園の先生たちは時間に始められるよう準備しています。どんなお店でも開店前に入ることはありませんよね?
同様に保育園も、たとえ1分であっても開始前に行くのはNG。保育園の外で時間になるまで待ちましょう。
一回見逃されると、注意されるまでくり返してしまう親もおおいようです。自分から気をつけられるようにしましょう。
子供の発熱や感染症を隠して登園させる
ほかの子に移るだけでなく、子供自身にもつらい思いをさせてしまいます。
発熱は大体37.5が目安。平熱が37度くらいであれば、1度上がるくらいを目安としましょう。
37.3前後をいったりきたりの場合は、子供の機嫌などを見て、元気そうなら連れていっても平気かもしれません。
ただ、保育園で体温があがっていけば、すぐに呼び出しの可能性があることも覚悟しておきましょう。
子供の状態に関する情報を共有しない
上の事項と似ていますが、たとえば子供の食欲がないときや、ちいさな怪我があったときなど、登園時に伝えましょう。
もし登園時は慌てていて毎回伝えそびれるようであれば、連絡帳にメモしておくと安心です。
- 今日で2日うんちがでていないので、便秘気味
- 熱はないですが、すこし鼻水や咳が出てきた
- いつもより少し体温が高いですが、機嫌もよく、食欲もある
など、ちょっとしたことでも共有しておきましょう。
保護者の困った行動2:保育園、お迎え編
おもに保育園のお迎えの時間帯におこる、親の困った行動です。朝の時間帯と内容がかぶる箇所もありますが、順に見ていきましょう。
予告なく利用時間を変える(早める・遅くする)
急な残業などで遅くなる場合は、わかった時点で連絡をしておきましょう。
それにより保育士の人員調整および、子供のフォローが必要となる可能性があります。
逆に早める場合も、事前に連絡をしておきましょう。
10分程度であれば不要かもしれませんが、20分以上ずれる場合など、時間帯によっては子供が散歩していたり、イベントをしていたりする可能性があります。
すぐに帰りの支度ができるよう、保育園の先生は帰りの予定時刻を確認しながらスケジュールをたてていることを意識しましょう。
もしお迎え時間が安定しない状況であるときは、前もって保育園にそのことを伝えて、変更があったときのフローを確認してください。
事前に相談があるかないかで、保育士の対応や信頼度も変わります。
話し好きな親
保育園の前で、ほかの保護者と立ち話。
帰り支度が終わっているのに、保育士との長話。
保護者同士の立ち話については、ほかの保護者の通路の邪魔になったり、子供を待たせてしまったり、自分たちが気づかないところで迷惑になっている可能性があります。
保育士とは、その日にあったことや保育のうえでの悩み事などは話すかと思います。
ただ、それ以外の世間話など必要以上に話すことは控えましょう。
保育士もほかのお子さんを見なくてはいけないので、帰り支度と話が終わったらすみやかに退出しましょう。
保育園の先生のなかには、帰りの支度が終わるまで、そばで待ってくださる人もいます。
必要以上に帰り支度が長引きそうなときは、話が終わった段階で、
「おまたせしてすみません。すこし手間取っているので、ほかのお子さんみていて大丈夫ですよ」
とお声がけするとよいかもしれませんね。
買い物袋を持ってくる
あきらかに近くのスーパーなどで、買い物をしたと思しき袋を持ってお迎え。
保育園は仕事を終えたらすみやかにお迎えし、買い物は子供をお迎えしてから行くようにと規定されています。
遅いお迎えでなければ、すこしは目をつむってくれるかもしれません。
しかし、見てすぐわかるルール違反だと、さすがに保育士も控えるよう言うしかありません。
せめて買い物袋は見えないよう、鞄にいれるなど隠すようしてください。
お互い気持ちよく利用できるように。
ほかにも保護者同士のことや、迷惑といかないまでも気にしてほしい点などもあります。
そちらは別記事で紹介しています。
-
保育園や保護者同士のトラブル防止に。注意したい保護者の言動
こんにちは、とはのです。 前回は保育園の送り迎えの時に焦点をあてて、保護者の困った行動を書きました。 それ以外にも、保育園を利用するうえで気を付けたいことがあり ...
続きを見る
もし今回のことですこし当てはまるかな? と感じるところがあれば、一度保育園の利用のあり方を見直してみてくださいね。
-
保育園から小学校へ。良かったことは『リフレッシュとゆとり』
こんにちは、とはのです。 子供が小学校に上がるタイミングで「小1の壁」の問題がありますね。 また、幼稚園・保育園のほうがいろいろと手厚い部分があるため、「戻りた ...
続きを見る