しばらく間が空きました。
今回は作文通信のブンブンどりむについて。以下の順にお伝えします。
- わが家の契約状況
→途中値上げがあった&2人目割引の話 - 継続特典・一年払いのリターンが大きい
→図書カード4000円もらえる - 退会→再入会の話
→なぜ退会&再入会したのか
→再入会手続き・ブンブンどりむはカスタマー対応が良い - 余談・他社の作文通信や市販教材を見て思うこと+締めくくり
→他社も似たような感じ。市販は継続できないと感じた
→そもそもブンブンどりむの良さも活かしきれていないのかも…

わが家の契約状況
契約状況は以下のとおり。
第一子
→ 第二子に触発されて、年度途中(10月)に入会。
第二子
→ 小学2年生4月から入会。詳しくは下記のブログ参照。
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【小2】小学生の作文通信・ブンブンどりむ。半年後の様子と成果
こんにちは、とはのです。 今回は作文通信「ブンブンどりむ」について。 小学2年生の子供が入会後半年にどうだったのか、様子や成果、親から見た感想などをお伝えします ...
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受講費(現在)
受講費については、2024年9月号から改定されました。
2025年8月現在では以下になっています。
- 小学1年生対象コース(4月号入会の場合)
毎月払い:月額5,390円
6か月一括払い:月額5,137円
12か月一括払い:月額4,917円 - 小学2年生~6年生対象コース
毎月払い:月額5,885円
6か月一括払い:月額5,621円
12か月一括払い:月額5,379円
2人目以降の割引について
ブンブンどりむには2人目以降の割引のサービスもあります。
一番割引率が高いのは毎月払いで、2人目が小学2年生~6年生対象コースだった場合、通常月々5,885円だったのが月々5,335円になります。
12か月一括払いは64,548円が64,020円になるくらいなので、そこまでお得感は感じないです。
また、毎月払いの場合、クレジットカード払いが可能なので、2人目が一年続けるかわからないときは一旦毎月払いにしたほうが無難かもしれません。

継続特典が大きい。4,000円の図書カード(データ)
契約から一年が経つ1か月前の号(入会後11か月目の号)に、継続&特典の案内が同封されています。
継続すると得られる特典はというと・・・
- 毎月払いだった場合は2,000円の図書カード(データ)をプレゼント
- 年払いだった場合は4,000円の図書カード(データ)をプレゼント
年払いは64,548円ですが、4000円の図書カード分お得になると考えると60,548円。
さらにブンブンどりむはポイントが溜まりやすいので、そのポイントを使えば図書カードなども選べる商品に交換できることができます。

決して安くはない金額かもしれませんが、作文の課題+毎月2回の添削などを考えると妥当かもしれません。

ブンブンどりむ。続けて感じたデメリット?

作文通信のブンブンどりむ。子供たちが入会していますが、続けていくうちに問題が出てきました。
- テーマによっては非常に書きづらい
- 型にあてはめすぎている印象
最初は小さな違和感。徐々に不満となって積もっていった形です。
続けて感じたデメリット1:テーマによっては非常に書きづらい
ブンブンどりむはテーマによっては非常に書きづらいことがあります。
たとえば、
- 動物のお世話に関すること
→ 飼っていないので書けないため、学校で飼育員がお世話しているところを見たことについてなんとかまとめる - 好きな食べ物について五感を使った表現で書く
→ 聴覚はまったくないものだったので、そこは空欄のまま - 探検したことのある場所を3つ書く
→ 探検したことがない…
こうした「書けない」「体験したことがない」ことなどがテーマとして出てしまうと、とたんにやる気を無くしてしまいます。

ブンブンどりむ、たまに難しいときがあります。とくに上の子のときは、どう書いていけばいいか悩むことも。
たとえば、ある事象を経て思ったことを書く問いがあったんですが、思ったこと=嬉しいとかの気持ちじゃなくて、それを経て何を得たか、成長したとかを書きなさいって問題でした。
親からの話を聞いて、大事にされていることを知ったとか、苦労もあったけど最後までやり遂げる大切さを感じた、とか。
すべてがそれに当てはめられるわけではないので、なかなかむずかしいです。
それに慣れるための訓練なのかもしれないけれど、なんかこう…🤔— とはの@とはのーと (@tohanote.bsky.social) Feb 28, 2025 at 21:16
続けて感じたデメリット2:型にあてはめすぎている印象
ブンブンどりむに限らない話かもしれませんが、作文を対面以外で習うとなると、ある程度型にはめた学習になります。
さまざまなテーマに対応できるように「こうした場合はこう書いてね」とやり方を前面に出してくる教材になりがちなので、たまに子供の文章もやり方の文章をベースに単語だけを差し替えただけの作文になってしまうことがデメリット。
ある程度上の学年になれば、例を参考にして個性が出る文章が書けるようになっていくと思いますが、小学生くらいだとそれは難しいです。
「例文」「似たりよったりの文章」と思うこともしばしば。
選ばれた作文をみても、言い方は失礼ですが「読む人に好まれやすいことを目的とした文章」、いわゆる「いい子ちゃん」が書いた作文のようだと思うときもあります。
「どんなテーマであっても、書く・書けることが第一。個性を出すのは二の次で」ということなのでしょうが、すこしモヤモヤします。
【第一子】ブンブンどりむの退会を宣言!退会!

第一子は入会からもうすぐ1年というところで、「ブンブンどりむ、やめる」と宣言しました。
理由は前述したデメリットも含まれますが、以下のとおりです
- ほかの勉強も忙しくなってきた
- 自分が書けないテーマがたびたびあった
- 作文が評価されない(努力賞などにならない?)
以前からたびたび「やめようかな…」と呟いていたことがあったので、そこまで驚きませんでした。
念のため、何回か本人に確認をとって、退会手続きへ。
私自身もデメリットについて思うところがあったので、継続するかどうかは本人意思を尊重して良いと判断していました。
退会手続きはとても簡単
ブンブンどりむの退会手続きはとても簡単。
ブンブンどりむのHPにある「お問い合わせ」で必要事項を記入。
「お問い合わせの種類」選択で「退会について」を選択。「お問い合わせ内容」欄では退会したい旨とお手続きをお願いしたいと伝えればOKです。
私は月末近くに手続きしましたが、翌営業日には退会を受け付けたとするメールが来ました。

第二子は保留&ほかを検討
第一子は退会、第二子はどうするか聞いたところ、まだ迷っているようでした。
第二子も第一子同様、書けないテーマが出ることがたびたびあったことが一番の要因です。
ただ、第二子については学習量もまだ本格的な量になっていないので、できれば作文通信は続けてほしいと思って気になっていた他社のうちひとつに資料請求をしました。
もしもそちらのほうが魅力的であれば、同じく退会&他社の作文通信を利用するつもりです。
【第一子】ブンブンどりむ退会日数は数日、すぐに再入会
ブンブンどりむを退会したのが月末だったので、すでに翌月号は手元に届いていました。

こうしてブンブンどりむの退会手続き完了、退会までは待つのみとなったわが家ですが、すでにタイトルで結論が書いてあるとおりすぐに撤回(再入会)となります。

ブンブンどりむ退会の撤回理由1:届いた最新号の内容がハマった
最終号となる予定だった最新号ですが、この内容がちょうど子供が取り組みやすいテーマだったのが撤回理由の第一。
想像力を働かせるテーマで、苦がなかったようです。
ブンブンどりむ退会の撤回理由2:いい意味で気分転換になる
ブンブンどりむは見開き1ページのうち、右側がマンガ形式の解説、左側に練習問題があります。
左側も1ページ丸々書くということは少なく、いくつか項目や一文を書いたあと、すこし長めの文章(100文字未満)を書くことが多いです。
そのため、苦手なテーマがある、ほかが忙しくて取り組む時間がないなどありますが、ほかの通信教材に比べると比較的取り組みやすい教材だといえます。

ブンブンどりむ退会の撤回理由3:すこしは役に立っている…?
正直作文が上達したかどうかはわかりませんが、学校での作文でまったく書けない状況にはならないそうです。
そもそも作文を書く機会自体が少ないのではっきりしたことはわかりませんが、しっかり考えて退会を決めたものの、「ブンブンどりむ、やっぱりやっていたほうがいいのかも…。」と思ったようで、やっぱり続けたいと言ってきました。
再入会は電話連絡。ブンブンどりむのカスタマーは対応良し
そんなことがあって、退会から一週間後の翌月初に再入会の手続きを取りました。
このあたりは当時Blueskyにも書いています。
ブンブンどりむ
退会手続きしました。
そしてその1週間後に再加入しました😅最短で9月からの退会になるので、届いていた8月号までは取り組もうとやっていたのですが、それをやっていた第一子が、やっぱり続けてみようかな、だって。
私もほかの作文通信の講座資料も取り寄せ、検討したのですが、なんだかんだとブンブンどりむでもいいのではと傾き始めていたので、じゃあ再加入で…と電話して退会を撤回しました。
このあたりは経緯や思いなど、ブログに書けたらいいな💦
— とはの@とはのーと (@tohanote.bsky.social) Aug 5, 2025 at 19:09
問い合わせフォームで解約・再入会の経緯を説明するのもわかりづらそうだったので、再入会は営業時間内に電話で問い合わせしました。
先月末に解約・解約受理されたが、やはりつづけることになったので解約手続き解除してほしい旨を伝えます。


ブンブンどりむのカスタマーは、いつも丁寧で優しくて好感持てます🙂
Kimini英会話はフォーム上でのやりとりだけど、同じく迅速丁寧。
問い合わせのたびに好感があがる会社・サービスがある一方、その逆もあるわけで……。
某サービスは一度も好きになれたことがないかも…。
同じレベルの教材やサービスあれば、そちらに移りたいと問い合わせやサービス改悪のたびに思いが積もります。カスタマーって本当に大事🥲— とはの@とはのーと (@tohanote.bsky.social) Aug 11, 2025 at 14:02
結果として継続のお礼とともにすんなりと解約手続き解除してくれました。
【第二子】継続の決断、他社や市販教材を見て思うこと

解約は保留状態だった第二子も、ブンブンどりむ継続となりました。
その経緯を軽くお伝えします。
比較:某作文通信の資料
ブンブンどりむ解約だった場合、それに代わる作文勉強に取り組んでほしいと思っていたので、他社の作文通信のなかから興味があった一箇所に資料請求をしました。
結果、届いた資料を見て、これなら「ブンブンでいいかな?」という印象を持ちました。理由は以下が挙げられます。
- 参考資料として対象学年の添削例文も同封されていたが、それを見る限りはブンブンどりむとそう変わらないという印象をうけた
- 値段がブンブンどりむよりかは高い
- 内容はブンブンどりむよりも固い印象
添削例文の内容については、資料請求をした対象学年にも寄るかもしれません。中学年以下だったため、添削の内容はブンブンどりむに近いように感じました。

ただし、そこ(今回資料請求した作文通信)は添削をしたものの書き直しを再度添削してくれるというシステムを取っていたので、これはとても良いと感じました。
ブンブンどりむでも戻ってきたものの添削を受けて、再度書き直しするだけでかなり効果があると思うのですが、再度同じような文章を書き直すのは子供にとって苦痛…。せっかく添削を受けても効果が半減してしまっている気がしています。
反面、今回資料請求した作文通信は、「提出できる、再度添削してくれる」という目標があるので、再提出に限った話で言えば、ブンブンどりむよりか他社のほうに軍配が上がります。
それでもブンブンどりむを選んだ理由は、そもそもの子どものやる気。
再提出以前に、初回の添削自体、子供が取り組まない可能性が高かったことが挙げられます。

今回は難しそうでしたが、もうすこし上の学年や、受験や受検を見据えた作文・小論文などではそちらを選ぶかもしれません。
比較:市販教材
「作文」の市販教材も、以前と比べるとかなりたくさん種類が出ています。
ただ、書店に並んでいるものをざっと見比べましたが、正直わが家の場合は一冊終えられる自信がありませんでした。
- 細かい区切りがないと続かなそう
- 親が相当せっついたり管理しないとやらなそう
- モチベーションが上がらなそう
こうした理由が挙げられます。市販教材なら安価ですし、それですますことができるならベストですが、わが家はほかの学習もいくつか抱えている状態で、期限の定めがない市販教材は親も子もどうしても優先度を低くしがちになりそうです。

型あてはめの良し悪しと作文学習について
ブンブンどりむは型にあてはめすぎていると感じることがあると書きましたが、ほかの通信教材や市販教材を見る限り、やはりこれはブンブンどりむに限ったことではないと感じました。
個別や少人数の作文教室に通塾しない限り、対面授業じゃない限り、型にあてはめないようにすること自体が難しいかもしれません。
たとえ型にあてはめているという印象を持ったとしても、作家になるわけではなく、作文の基礎・ルールを学んでいると考えれば、その目的は達成されているのかなと感じます。

第二子もほかを検討しましたが、結局はブンブンどりむを続けることで落ち着きました。

家庭学習は通信問わず、親フォローが必須なのかも

また、他社の添削→再提出のサービスが良いと前述しましたが、そもそもそれも子供が苦痛とはいえ、なんとか工夫すればできないことはないです。
せっかく添削を受けているのだから、書き直しはともかくとして、子供と一緒に読み直しくらいはすべきでした。

今回退会・再入会・他社との比較を経て、いろいろ省みることがありました。
年齢が下になればなるほど家庭学習は市販教材・通信教材、ともに親のフォローはある程度は必須。
私自身もなかなか手が回りませんが、子供が継続を決めた以上、私も教材をより活かすことを意識して声かけや一緒の取り組みなどの時間を作っていきたいと思います。