出産前、いるかいらないかで迷うものって、ありますよね。
たとえば、ミルク・哺乳瓶、授乳クッション、抱っこひもにベビーカー、などなど。
そのなかでも、とくに大きめな「赤ちゃんのお布団まわり(ベビー布団、ベビーベッドなど)」については判断が迷うもの。
- 本当に必要?代わりのものはない?
- 買うべき?レンタル?
- どんな人(家庭)なら用意したほうがいい?
このように、いろいろ疑問を持つ方もいるかもしれません。
今回、参考までにわが家の事例と結論をお伝えしたいと思います。
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【ベビー布団】一人目・二人目で買わず。代替品と注意点
結論から書くと、一人目、二人目共通して、わが家でのベビー布団は必要ありませんでした。
ベビー布団を買わなかった理由と、ベビー布団の代用品
喘息やダニアレルギーがあれば、アレルギー対応してあるベビー布団が必要なケースもあるかもしれません。
わが家はそのケースにあたらなかったので、ベビー布団の代わりとなるものを、以下のように使っていました。
- リビング
座布団の上にバスタオルなどを敷いて寝せていた - 寝室(夜・お昼寝)
座布団を並べて寝せたり、少し大きくなったら、大人用のお布団(ママと一緒)で寝せていた
※二人目については、最初はベビーベッド(後述参照)
寝室でのお布団について
寝室ではママと一緒のお布団(ベッドではなく、敷布団)で寝ていました。
すぐ横にいたほうが何かあったときにも、すぐに気づけたので良かったです。
注意
そのほか、寝相で赤ちゃんの上に乗ってしまう可能性があるひとは、かならず赤ちゃんとは一定の距離を保つ(布団を分ける)ようにしましょう。
二人目が生まれた時の敷布団
二人目が生まれたときは、大人用シングルの敷布団を買い足しました。
3つの大人用のシングル敷布団をならべて4人で並んで寝ていましたが、まったく問題なしです。
子供はすぐに大きくなりますし、おそらく2~3歳くらいでベビー布団は小さく感じると思います。
寝相も悪いので、コロコロと動きまわることを考えると、ベビー布団を買うよりも大人のシングル布団を買ったほうが良いです。
掛布団。夏はバスタオル、冬はブランケットや毛布
わが家では掛け布団は、夏は少し大きめのバスタオル。
冬は「ブランケット or 大人用の毛布」を使っていました。
0歳で大人の布団を使うときは大人と一緒に寝るときで、横向きで腕を赤ちゃんを抱えこむようにしてから、布団が口元にかからないようにしていました。
また、季節関係なく、口元にうっかり布団がかからないように、すぐ気づけるようにもしていました。
とはいえ、危険度は多少あるものなので、かならずしもおすすめの方法とは言えません。
綿毛布やスリーパーもおすすめ
結果的に第一子・第二子ともにわが家では問題ありませんでしたが、もしも「敷布団はともかく掛け布団は少し心配。分けたい」と思うのであれば、綿毛布+スリーパーがおすすめです。
綿毛布は毛羽立ちが少なく、通気性もありつつ温かいという特性があります。
ブランケット代わりにも使えるし、保育園によってはお昼寝用として指定してくるところもありるので、1枚くらいは買っておいても損にはなりません。
↓ こちらはベビー用綿毛布&タオルケットセット。暑いときにはタオルケット、肌寒いときは綿毛布。寒いときは2枚使うなど、多様な使い方ができていいですね。
赤ちゃんに使う布団の注意点
ベビー布団・大人用の布団共通して、赤ちゃんにお布団を使う場合は以下の注意が必要です。
- クッション性の高いものは避ける(うつ伏せなどで、口を塞いでしまう可能性がある)
- 口元にお布団をかけないように気をつける
- 赤ちゃんのまわりにタオル・おもちゃ・枕などは置かない(手元に引き寄せて、口に入れ込んでしまう可能性がある)
- 寝返りをうつようになったときは、こまめに確認する(うつ伏せ寝に注意)
また、わが家のように一緒に大人用の布団で寝るときは、大人用の掛布団も寝返りなどで布団を避ける力がないため、顔に布団がかかると危ないので、注意をしてくださいね。
赤ちゃん用のものも注意が必要ですが、大人用のもの使うときはさらに注意が必要です。
【ベビーベッド】一人目不要、二人目レンタル(サイズ・期間・金額)
ベビーベッドについては、一人目と二人目の状況が違いました。
順に状況をお伝えします。
【一人目のとき】ベビーベッドは買わず
ベビーベッドは買いませんでした。レンタルもしていません。
ペットもいないし、家も狭く場所をとるだけと感じたのが理由です。
それでなにか不都合が起こることもなく、結局使わなくても問題ありませんでした。
【二人目のとき】ベビーベッドはレンタル
一人目がまだ小さかったこともあり、二人目のときは安全面を考えてレンタルしました。
ベビー布団のところでも書きましたが、リビングでは座布団(+ゲート)を使用。寝室にベビーベッドを配置しました。
ちなみにベビーベッドは、ゲージとマットだけをレンタルです。
持っていた防水シーツの上にバスタオルをかけてシーツ代わりにし、掛け布団は自宅にあるブランケット(できれば、毛羽立ちが少ないもの)などを使いました。
1か月の里帰りをしたので、まずはそちらで1か月レンタルを手配。
そして里帰り後の自宅用に別サービスで3か月レンタルしました。
レンタル終了後はママといっしょのお布団で赤ちゃんを寝せていました。
ポイント
ただ、赤ちゃんが立つようになると、うっかり落ちたり危険を伴うため、ちゃんと対象年齢のベッドを用意することと、ゲージはしめること、ベッドの中に登れるようなものをおかないよう気をつける必要があります。
ベビーベッドはレンタルするべきか、購入するべきか
ベビーベッドをレンタルするか買うか考えたときは、お住まいの間取りやスペースをよく考えてみましょう。
レンタルの場合は長く借りれば借りるほど値段もかかるし、二人目を予定しているなら買ったほうが安い?と思うこともあるかもしれません。
しかし、購入した場合は、二人目が生まれるまでの間に片付けるスペースも必要となります。
もう使わないときは処分費用もかかるので、レンタルのほうが手軽の可能性も。
レンタルしたベビーベッドのサイズや期間、金額
上でも書きましたが、利用したベッドは2つ。
1つ目は里帰り中の1か月間に利用。
2つ目は里帰り後、3か月間利用しました。
里帰り中のベビーベッドのサイズ、費用(月齢:0か月~1か月)
利用会社 | ダスキンベビー用品レンタルのかしてネッと |
利用ベッド | コンパクト立ちベッド ツーオープン |
ベッドのサイズ | メーカー:ヤマサキ 外径サイズ:幅95×奥行68×高さ116cm 内径サイズ:幅90×奥行60。 床から床板までの高さは2パターン 約45cm or 約70cm |
対象年齢 | 生後12か月頃まで |
備考 | 収納棚付属 扉スライド式 キャスター付 |
別途利用したもの | 固わたマットレス |
費用(ベッド+マットレス) | ベッド:およそ3,000円 マットレス:およそ1,000円 合計4,000円 |
配送料(往復) | およそ5,000円 |
ベッド自体の費用は高くないですが、配送料がそれなりにかかりますね。
1か月借りただけで、9千円くらいかかりました。
ただ、「かしてネッと」では店舗受け取りの商品もあるので、もしも受け取りが可能であれば配送料0円でレンタルできます。
ベッドの使用感
コンパクトなベッドでしたが、子供が0か月~1か月の期間しか借りなかったので、十分な大きさでした。
ただし、子供の成長は早いので、推奨期間は「生後12か月頃まで」とされているものの、6ヶ月位で手狭感はでてくる気がします。
長期で借りる場合は、コンパクトベッドは避けたほうがよいかもしれないですね。
なにを選んでも、赤ちゃんの様子をこまめに確認することが大事
大人用布団・羽毛布団もわが家では使いましたが、危険はそれなりにあると思います。
すこしでも赤ちゃんが危ないと感じるのであれば、ベビー布団もベビーベッドなど、やはり専用のちゃんとした製品を用意しましょう。
ただ、どんな布団であれ、赤ちゃんが手足をバタバタさせて、お布団が顔近くに移動することもあります。
なにを選ぶにしても赤ちゃんに問題がないか、こまめに確認をしてくださいね。