子供が高学年にもなると、日に日に考えることが「このまま中学受験せず、公立に進学してよいのかどうか」。
第一子は早々に「中学受験しない」と表明していますが、そうした場合の弊害などあるのか、もっと選択肢を提示してから決断させたほうがいいのかなど、悩みがつきません。
中学受験しない=なぜ不安なのか
そもそもなぜ悩むのか。
本人が中学受験しないと表明しているのだから、それでいいのではないか。
そう簡単に結論付けられたらいいのですが、不安がつきまといます。その理由として
- 公立中学の状況が不透明、情報が不足
- 高校受験のプレッシャーが重そう
- 大学進学までする場合、中学・高校がほとんど受験勉強で埋まりそう
などが挙げられます。

公立中学の状況が不透明・情報が不足=塾なし・近所付き合い・ママ友なしの弊害?
まず1つ目の不安要素。「近隣の公立中学の状況・情報が不透明である」ことが挙げられます。
もともと人付き合いがあまりうまくない(必要以上の会話や終わり時間がない会話に時間を取られるなら、ほかをしたいという気持ちがある)ため、塾なし、近所付き合いやママ友なしのメリットは多かったものの、近所の情報収集の面ではデメリットになっています。
私立中学については学校説明会や見学があるし、資料やホームページ上でもある程度の情報は揃っていますが、公立中学はそういったものがほとんどありません。


一応授業参観時にたまたま知り合いのママがいて中学の話が出た際に、公立中学は荒れていないらしいし、学力も地域の中では高い方だということがわかりました。ただ、状況は毎年変わるはず。さらにクラスの半数が塾、中学受験をするであろう地区なので、どうなるか不安は残ります。
以前Blueskyでも同じようなことをつぶやきました。
一応わが家はほそぼそと家庭学習をしていたおかげもあって、このあたり問題ありませんでした。
また上の学年につれ、通塾する子も増えて学力もあがるのではと思います。
ただ、通塾の子はおそらく受験に挑戦する子が多いだろうし、通塾も家庭学習もせずに公立中学に進まれるお子さんが多かった場合、公立中学ではどのような弊害が起こるのかやや不安であります。
— とはの@とはのーと (@tohanote.bsky.social) Apr 24, 2025 at 8:09
高校受験のプレッシャーが重そう
中学受験をしないとなると、次は高校受験。
中学受験の場合、もしも受験で進学するところがなかったとしても、公立中学にはかならず進むことができます。
しかし、高校受験の場合はそうはいきません。中高一貫に進めば、「もしも」「万が一」などを考えなくてもすむのは、かなり心強い気がしています。
大学進学までする場合、中学・高校がほとんど受験勉強で埋まりそう
最後に大学進学までを考えたケース。
公立中学に進んだ場合、中学2年には高校受験を見据えた対策をしていく必要が出てきます。
そして高校に進学、その後大学進学までを考えた場合は、高校1年くらいには大学受験を見据えた対策をしていく必要が出てくるはずです。
中高一貫であれば6年後の大学進学に向けた対策ができる一方、中高分かれていた場合はそれができません。
3年ごとにそれぞれの対策を練る必要に加えて、中学・高校それぞれで環境が変わるため、新たな学生生活・勉強スタイルに慣れていく必要もあります。
そうしたストレスやプレッシャーを考えると、中学受験をしてすこしでもそれらを軽減したほうが良いのではと感じます。

中学受験に切り替える可能性も有り?
今は中学受験をする気がない子供。
しかし、地域がら中学受験をする子が多そうとは書いたとおり、そうしたお子さんの刺激を受けたり、学校見学に行ったりするなどして、もしかしたら中学受験をするという選択が出てくるかもしれません。
中学受験は記念受験くらいの意識か、なんとしても入りたいの意識になるかはわかりませんが、そう選択したのであればそれで良いと思うし、その選択にどう対応するかはそのとき考えようと思います。

どちらをどう選んでも、なにかしら不安は出てくるものなので、子供が選ぶことだから、その選択を見守っていきたいと思います。