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小学校上がるタイミングで退職はありか。メリット・デメリット

小学校上がるタイミングで退職はありか。メリット・デメリット

こんにちは、とはのです。

今回は「子供が小学生になるタイミングで退職することは、ありなのか」に焦点を当てて、それぞれ考えられるメリット・デメリットに触れたいと思います。

小学校に上がるタイミングで退職!?その理由は?

子供が未就学のときは保育園や幼稚園に働いていた方でも、子供が小学校に上がるタイミングでいま一度働き方をどうするか考える人は多いです。
理由として真っ先に挙げられるのが「小1の壁」。
小学校に上がるまでは時短勤務が許されていたけれど、それ以降はフルタイムか勤務形態を変える必要があったり、学童の預け時間では間に合わなかったりといった問題が出てきます。

そのため転職を考えたり、在宅ワークに切り替えたりする人も多く、その選択肢の一つとして、働き方を変えるのではなく、あえて辞める=「退職」を選ぶ人もいます

退職するメリットは?

結果、退職したことで得られるメリットはなにか。

これは「時間的に余裕ができる」につきます。

時間に余裕ができれば、心の余裕も増えて、以下のことにつながっていきます。

  • 子供との時間が増える
  • 時間がないことに対するストレスが減る
  • 自分のための時間として使う

子供との時間が増える

まずなんといっても、「子供との時間が増える」ことです。

「子供と一緒になにかをする」ことは、時間に余裕がないと難しいです。
遊びはもちろんのこと、勉強・宿題の見守りまで。
忙しいとつい、「ごめん、あとで」「ちょっといま手が離せないから」などと対応をおざなりにしていないでしょうか。
小学一年生では音読や計算カードの宿題もでてきます。
そんなときにずっとではないにせよ、読む子供を見つめたり、子供の上達する様子に気づいてあげたり、声かけできる余裕はほしいものです。

時間的な余裕が増えれば、こうした子供とのコミュニケーションに時間をかけることができます。
また、子供が興味をもったことややりたいと言ったことも、柔軟に対処することが可能。たとえば、一緒に料理を作ってみたい、一緒になわとびの練習をしてほしい、など。
短い時間の間でも親の愛情を注ぐことはできますが、時間は長くあったほうが良いに越したことはありません。

子供が大きくなってから時間的にも金銭的にも余裕ができても遅いです。
いざ子供とたくさん接する時間を作ろうとしても、子供からみたら「今じゃない」のです。

「ごめん、今忙しい」「ちょっといま友達と約束あるから」…今まで親がしてしまった接し方を、逆にされてしまうかもしれませんね
女性アイコン2(困り顔)

時間がないことに対するストレスが減る

時間的に余裕ができれば、心の余裕にも繋がります。

たとえばお互いフルタイムの共働き夫婦であれば、パートナーとの家事分担で揉めるケースも出てきます。
専業主婦であればまったく揉めないということもないし、パートナーがまったく家事をしなくてもいいというわけではありません。
しかし、自分の時間に対する余裕がないほど、そうした衝突がよく起きてしまうケースが見受けられます。

さらに時間に追われていると、つい相手を急かしてしまうことも…。そして、その対象は子供に向かうこともあります。
忙しいと、つい「だからなに?」「つまり、◯◯ってこと?」「早く◯◯して」など、子供が最後まで言い終わらないうちに結論を急がせたり、口調が粗くなったり。
こうしたことを回避する手段として、時間にゆとりを持つことは必要となります。

もちろん、心の余裕と時間の余裕はかならずしもイコールではありません。心の余裕を持たせるためには、時間以外の余裕も必要となります
女性アイコン2(えー)

子供の「話を聞く」時間は重要

保育園と違い、小学校は連絡帳のやりとりもありません。その日なにがあったか、子供自身から聞かなくてはなりません。
また、子供自身もなにがあったのか、話したいという気持ちを強く持っています。

しかし、子供の話を聞きたくても、余裕がないと難しいことです。
片手間だったり、「ちょっと今忙しいから、また今度」などと先延ばしにしたり、「なに?忙しいから早く言って」など口調が粗くなっていたりしては、子供はいつしか話そうとしなくなってしまうでしょう。

時間的な余裕を作るということは、子供に大人のストレスをぶつけない方法のひとつともいえます。

自分のための時間として使う

退職してできた時間のゆとりを、自分のために使うこともできます。
たとえば、

  • 今後自分がどうあるべきかをじっくりと考えるための時間
  • スキマ時間を使って興味のあった分野や趣味にトライする
  • 新たなキャリアを構築するための知識を得る時間として活用

こうした時間として使うこともできます。

退職するデメリット。やはり世帯年収が下がる

退職するデメリットは、やはり「世帯年収が下がる」ことです。
それによって、金銭的な余裕がなくなって、焦りやストレスを感じる可能性があります。

前述したメリットは、あくまで世帯年収が多少下がっても、許容できる生活が維持できる状態であることが前提です。
たとえば退職することによって、時間的余裕ができたとしても、金銭面の問題で生活が維持できなければメリットを感じることはありません

また、子供との時間が増えたり、家事の時間を増やしたりするほうが、逆にストレスに感じてしまうケースもあります。
退職してから気づくこともあると思うので、この場合は退職後に改めて家庭以外に時間を作る方法を考えるのもありかもしれません。
ただし、新たな職に付く場合は、どうしても前職と比べてしまうと思うので、その点のみ留意したほうが良いでしょう。

どちらにしても退職することによって感じるデメリットのほうが多いと感じるのであれば、一歩踏みとどまって、家庭と自分にとってなにがベストなのかを考えてみてくださいね。


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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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