小学校に入学して感じたこと、変化したことはいろいろあります。
お小遣いもそのひとつ。
いつかあげよう、いつあげよう、いくらあげよう。
そう考えながらもズルズルと引き伸ばしてしまっていたのですが、子供からいつもらえるの?と疑問が出てきたので、それをきっかけに渡すようになりました。
きっかけから渡した時期、金額などは以下のとおりです。
きっかけは子供の興味
お小遣いってみなさんどのくらいあげているのでしょう。
そもそもいつからあげているのでしょう。
たびたび夫婦で話したことはあったけれど結論出ずに先延ばしにしていたため、あっという間に時は過ぎ。
結局子供(第一子)にあげはじめたのは、小学低学年になってからでした。
いい加減結論を出したきっかけは、子供自体がお小遣いに興味を持ち、いつからもらえるものなのか気になってきたからです。
小学校になると接するお友達の数も増え、それとともにいろいろな話を聞き。お小遣いの話もそんななかで出てきたそうです。
悩んだのは金額と用途
結局ここまで先延ばしにしていた理由は、どういった理由でお小遣いをあげるか悩んでいたから。
巷では毎週それなりの金額を渡して、そこから自分で日常の学用品・趣味のものを買うようにするのが良いとする本も売れているようです。さらに本書ではお手伝い(仕事)によって、お駄賃(給与)も発生させる仕組みなども紹介されているそう。
自分でお金を出す=学用品を大切に効率よく使う、毎週あげる=お金の管理は月単位より週単位のほうが管理しやすい、などといった意図もあるようです。
ただ、Amazonやほかサイトのレビューでも高評価だったのですが、目次やレビューだけ見て、わが家にはちょっと合わないかなと思い読んではいません。
いろいろ考えて、わが家ではお駄賃制はやめておこうということになりました。
お駄賃目当てに手伝うのもちょっと違うかなと思ったからです。
わが家では小学生のうちは学年+100円でスタート。小学2年生であれば300円ですね。
学用品も服も、とりあえず必要なものは親が出すので、これくらいで足りるかなといった印象です。本人に貯めて買いたいものを聞いたところ、本ぐらいだったし。
この金額で不具合を感じる年齢になったら、また都度話し合って決めればいいかと結論付けました。
ちなみに、親が買う学用品は基本機能・価格帯を考えた無難なもの。もしもそれ以外のかわいい・かっこいい文具にしてほしい場合は、その差額分をお小遣いで出してもらうと決めていました。
余談。手伝い=対価の考え方
余談ですが、お手伝いは当然ながら対価が発生するもの、といった考え方を持っていたほうが、将来家事をするパートナーに対しても、しっかりとした評価を出せるのかな。
そんなことを、ふと思いました。
ただ、これにも良い面・悪い面がある気がします。
海外とかはいくら働いてもこの金額だからこの接客しかしない、といった考え方を持つ人もいますよね。それって対価に対する働きしかしないという考えの方の代表格なのかなとも思います。
家のお手伝いをすればお小遣いをもらえる、という思考も広くいえばそれと同じことなのかなと。
良く言えばいろいろことを合理的に考えられる、悪くいえば損得勘定で動く。
誰もがそうなるわけではないですが、子供にはすべてを損得勘定で動いてほしくないと思う親心もあり。
なにをどう伝えていくか、いろいろと悩ましい限りです。
ふと子供の言動を思い返す
さらに余談になりますが、先ほどの本のレビューを見て。
あの本を実行して子供が「あれほしい、買って」と言わなくなった、といったことを書いている人もいました。
そういえば、私の子供ってそういった駄々をこねたことなかったかもしれません。
習い事に行く途中のおもちゃ屋や本屋、ちょっとしたゲームセンターを通るものの、「あれやりたい!」「買って!買って!」などなかったなと。
「やりたいなー」「ほしいなー」と軽くいうのはありますが…。
ゲームもたまに行く室内遊び場(一定の料金を払えば一定時間、無料で遊べる空間)に常設されている太鼓の達人やホッケーゲームなど楽しんでやるので、興味がないわけではないですが、ここではできないってわかっている…のかも?
でも、ゲームセンターはともかく、駄菓子コーナーでもたまーに好きなものを買ってあげることはあっても、買っていいと言わないときは駄々こねないし…うーん?
子供の個性次第ってことなのでしょうか。
ちなみに子供にはSwitchなどのゲーム機は与えていませんが、ご褒美的に親が選んだアプリで遊ばせたりしています(1日15分×2回分は、YouTubeもしくはアプリで遊んで良しのルールでした)
貯金箱とお小遣い帳を購入
話を戻し。
わが家で決まったお小遣いルールは、毎月1日、手渡し。
小学生のうちは学年+100円、未就学の子供は一律100円。
上の子がお小遣いもらっていたら、下の子も当然ほしがりますもんね。
下にお子さんがいる人は、5歳・6歳くらいからならお小遣いはありなのかなと思います。
それぞれにお小遣い帳(200円弱)も購入。
ネットで買うと送料がかかって高くつくので、量販店などで手頃なのを見つけて買うと良いかと思います。
▲ お小遣い帳イメージ/Amazon
貯金箱はAmazonで購入。
お金を入れると、その金額の場所に落ちるものにしました。
山二(Yamani) デザイン小物 コアラ H16×Φ10cm からふるふれんず セレクターバンク 9345
ぱっと見わかりやすいですし、管理しやすいです。
「貯金箱」ではなく、「セレクターバンク」で探すと見つかりやすいです。
作りも頑丈というほどでもないし、コインもたまに違うところに入ってしまいますが、ご愛嬌。
再度取り直して入れ直せば、大体ちゃんとしたところに入るし、間違えて入っても子供は笑うだけなのでとくに問題ないと思います。
「山二(Yamani)」というブランドのセレクターバンクなら800円くらい。
何種類か動物の種類があるので、好みに併せて選ばれると良いと思います。
ちなみに他のブランドのものやアニメキャラクター使ったものだと3000円くらいするのですが、そんなに高いものは要らないと思います。
お小遣いの使い道
ちなみにお小遣いをもらい始めた子供は、お金を貯めて1000円くらいの本を買うのを楽しみにしていました。
未就学の子は5000円以上のおもちゃ(レゴ系)。
月100円だとさすがに本体はかなり先になってしまうので、大きいものはクリスマスプレゼントや誕生日にもらって、キャラクターやオプション小物はお小遣いにしたらとアドバイスしておきました。
子供たちはお小遣い帳になにに使うか目標を書いて、無駄遣いせず楽しみに貯めていましたよ。