こんにちは、とはのです。
今回は
といった疑問を持つ方に対しての回答をお伝えしたいと思います。
賛否両論あると思いますが、もしも迷っているのであればタイトルにも書いてあるとおり
「産後(育休時)の職場挨拶のときは、赤ちゃん連れ(子供連れ)は控えたほうが良い」です。
- 子連れを控えたほうが良い理由
- 例外。子供を連れて行ってもよいケース
- もしも子供を連れて行くとしたら、注意する点
を順にお伝えします。
産後の職場挨拶。赤ちゃんの顔見せ・子連れが敬遠される理由
なぜ、産後の職場に挨拶に行くとき、赤ちゃんの顔見せ(子連れ)は控えたほうが良いのか。
さまざま理由が挙げられますが、もしもひとつでも思う点があるのであれば、赤ちゃんを連れて行くのは思いとどまっても良いのかもしれません。
赤ちゃんに対する意見を求めているのと同一
職場に赤ちゃんを連れて行くと、産後のママに対して挨拶するだけでなく、お子さんに対しても何らかのアクション・話題を振る必要があります。
赤ちゃんがいれば、赤ちゃんを話題に出さないほうが不自然です。
たいてい、赤ちゃんに対する意見(かわいい、性別、成長具合など)を話題にするかと思います。
赤ちゃん連れで行くことは、こうした発言を求めていることにもつながることを留意しておきましょう。
そんなに負担に受け取る必要はないのでは、という意見もありますが、負担かどうかを判断するのは相手です。
赤ちゃんや子供が苦手な人もいる
赤ちゃんや子供が好きな人もいるかもしれませんが、そうでない人もいます。
とくに身近に小さい子がいる環境ではない人の場合、どう扱っていいのか迷い困ってしまうことも。
また、人知れず妊活・不妊治療をおこなっている人や、そのほかさまざまな家庭の事情を抱えている人もいるかもしれません。
まわりがそのことを知っていた場合は、へたに気を遣われる可能性もあって、その人は余計にストレスを感じる場合もあります。
赤ちゃんの不測の事態
赤ちゃんの行動は予測不可能。
幼ければ幼いほど、どうなるかわかりません。
いきなり泣き出す、うんちが出る、ミルクを欲しがる……。
さまざまな事態が想定されます。
母親や子供がいる方であれば、あるあると思いますが、そうでない方はどうでしょう。
集中する作業や会議のなか、聞こえる赤ちゃんの声にペースを乱される人もいるかもしれません。
赤ちゃんは泣くのもうんちするのも自然なことなので悪くはありません。
しかし、頭でわかっていても不快に思う人は一定数います。
イラついてしまいそうになる自分にイラついたり、ちょっとでも苦言に近いことをもらしただけで
そんなにカリカリするもんでもないのでは?
余裕がないの?
やっかみ?
などと陰口を叩かれたり。
自分が我慢するしかない状況にストレスに感じることも。
例外。赤ちゃんの顔見せ・子連れで喜ばれるパターン
赤ちゃん連れでも喜んでくれたり、むしろ連れて行くのが慣習となっている職場もあります。
- 社長や役員、総務・人事からは連れてくることを推奨されている
- 子供と多く接する機会がある職場である
- 子供好きな社員ばかり
そうした職場であれば、一定のマナーをもって赤ちゃんを連れて行って問題ないでしょう。
むしろ喜ばれるはずです。
赤ちゃんを連れて行くときの留意点
では、もしも赤ちゃんを連れて行くのであれば、どのような点に注意・留意しておけばよいのか。順にお伝えします。
連れて行くなら首が座ってから
赤ちゃんを連れて行く時期は、最低限、首が座ってからにしましょう。
赤ちゃんの扱いに慣れていない人もいるので、首に負担がかからないように、ある程度成長してからのほうがおすすめです。
穏やかな気候を選ぶ
顔見せや職場挨拶は時期が決まっているわけではありません。
無理をせず、猛暑や寒すぎる時期は控えて、気候が穏やかな季節に行きましょう。
感染症の流行る時期は控える
たとえば、インフルエンザなど感染症が流行る時期は控えましょう。
ほかの人に触れられる可能性はある
「赤ちゃんの首が座ってから」のところでも書きましたが、ほかの人が赤ちゃんに触れる可能性があります。
そういうことに抵抗がある人は連れて行かないほうが良いでしょう。
また、風邪気味の人など、向こうから遠慮してくれる可能性もありますが、そうでない可能性もあることを留意しておいてください。
人が多い場所フロアでの会話は早めに切り上げる
赤ちゃんが可愛いと思う人にとっては、ゆっくりしていっていいと思うのですが、上でも書いたとおり、ストレスに感じる人もいます。
とくに人が多い場所(いろんなグループが同フロアにいる場合)などは長居せず、全体に軽く挨拶したあとは、場所を移動して限定の人にだけ挨拶をするにとどめましょう。
また、何十分も滞在せず、用事や挨拶を終えたら早めに切り上げましょう。
職場訪問をするときの注意点
赤ちゃん・子連れでなくても、職場挨拶をするうえでは留意したほうがよい点でもあるので、今後予定がある人はご参考まで。
目的をもって行く
- 産後の無事を報告するため
- 育休明けで復帰のための書類手続きをするため
「近くに来たので、寄ってみました」など、突然の訪問は控えましょう。
用もないのに行くのは、迷惑にもなります。
ポイント
かならず約束を取り付けてから行く
上でも書いたとおり、かならず会社に行くときは目的を持っていきましょう。
そしてその際は、約束を取り付けてから行ってください。
「産後の無事を報告するため」であれば、たとえば自分の所属の上長、
「育休明けで復帰のための書類手続きをするため」であれば、書類を管理する人事と約束を取り付けておきましょう。
挨拶は適度なタイミングで切り上げる
約束の人以外の人への挨拶は、そこまで交流がない人であれば、二言三言で十分です。
無理に切り上げる必要はありませんが、キリのよいタイミングで移動しましょう。
そこにとどまっている限りは、だれかしら相手をし、会話を続けることになります。
忙しい時間帯は避ける
始業後、終業時間間際、お昼前後、繁盛期など、忙しい時間帯や疲れている時間帯は控えましょう。
用事を終えたら、速やかに帰る
「赤ちゃんを連れて行くときの留意点」のところでも触れましたが、赤ちゃん・子連れ関係なく、用事や挨拶を終えたら速やかに帰りましょう。
ほかの人は業務時間であることを忘れずに。
赤ちゃん、ぜひ見たい!は社交辞令
「赤ちゃん、ぜひ見たいです!連れてきてくださいね」
などと言われることもあるかもしれませんが、本心の人もいれば、社交辞令の人もいます。
「知っている芸能人の赤ちゃんの顔を見たいですか?会いたいですか?」
それと同じくらいの興味度である人がほとんどかもしれません。
赤ちゃんを連れて行くときは、会社の慣例なども踏まえつつ、本当に連れて行くべきことなのかを考えて判断しましょう。