こんにちは、とはのです。
今回は子供が習っているオンライン英会話・QQ English(以下、QQキッズ)について。
先日カリキュラムをスマートキッズから、「We can!」に変更しました。
QQキッズの「We can!」ってなに?という方も多いと思うので、「We can!」を中心にお伝えします。
- We can!とは
- スマートキッズからWe can!に変更した理由
- スマートキッズとWe can!の違い
- QQキッズのレッスンの様子
- どんな人におすすめか
※情報は執筆時点のものとなっています。
We can!とは
We can! とは、フォニックスの指導法を日本に広めた松香洋子氏が監修した英語教材です。
対象は未就学児~小学生向け。
レベルはスターターとBook1~6から構成されていて、Book6終了時には英検準2級、あるいはケンブリッジ英検 (Young Learners English Test) Movers レベル程度の英語力が身につくとされています。
QQキッズのSmart Kidsとの比較
QQキッズのオリジナルカリキュラムSmart Kids(以下、スマートキッズ)とレベルを比べてみると、We can!のStarterとBook1がスマートキッズのBook1と同等レベルとされています。
「QQキッズ」より引用
↑ 画像をクリックすると、大きな状態で見れます。
途中省略している部分がありますが、そこも含めて見る場合は「QQキッズのカリキュラム」をご参照ください。
スマートキッズからWe can!に変更した理由
もともと子供はスマートキッズを受講していました。
スマートキッズのスターター→プレスターター→1→2を終えたあと、Reading for Kidsのレベル2(スマートキッズのレベル2相当)を受講。
Reading for Kids レベル2を終えたあと、通常であればスマートキッズ3に進むはずですが、私はここでWe can!のレベル2に切り替えました。
変更した理由は、子供の英語レベルが関係しています。
子供の英語レベルは正直全然上がっていない
予習・復習をしっかりしていなかったこともあって、正直言って子供の英語力はほとんど身についていない状態でした。
たまたま夫がいるときにReading for Kidsのレッスンの様子をしたのですが、子供の受け答えのひどさに「やっている意味ある?」と言ったほどです。
Do/ Did で聞かれたら、Yes, I do.(did.) / No, I don't.(didn't) で返すと言っても、それすらもできないレベル。
授業直前に伝えていても、頭に入っていない状態です。
さすがにお金を溝に捨てるようなものなので、子供に「ここで一旦QQは辞める。これ以降は必要だと感じたときに、改めて習いなさい。このままだと意味を成さない」と伝えました。
すると、「やりたい、やらせてほしい」と言いました。
親に気をつかって続けたいと言っていても意味がないし、無理に続けなくてもいいともいいましたが、続けたい意思はあるようで条件付きで継続することに。
オンライン英会話の見直し
もしもまた同じような学習を続けるのであれば、その時点で辞めさすことを伝えて、改めて英語学習について考えることにしました。
オンライン英会話自体変えたほうが良いのではないかと、いろいろと検討し直すこともしました。
ただ、子供のレベルが低いうちは、どのオンライン英会話にいっても、対して変わらない気がしたことと、料金・予約方法・先生の質・レビューなど総合的に考えるとQQで続けたほうが良いかと思い、そのままQQを継続となりました。
本当はNovakid(ノバキッド)やNativeCamp(ネイティブキャンプ)も興味があったのですが、料金が高くて断念。
しかし結局は予習復習をしっかりしていなければ、どこにいっても対して変わらないかもしれないので、とりあえずQQでレベルの底上げができたら次を考えることにしました。
カリキュラムの見直し
次にカリキュラムの見直しです。
本来であれば、スマートキッズ3に進むのですが、正直そのレベルに達していません。
とはいえ、スマートキッズ2を再度おこなうのも…と考えていたときに、以前検討していた「We can!」のカリキュラムを見直すことにしました。
実際にレッスンするのは、生徒用テキスト。公式HPやAmazonで各レベルのテキストの一部を見ることができます。
We can!のテキスト内容を見ると、主観ですがスマートキッズのテキストよりか読みやすい・親しみやすい印象を受けました。
そこで、とりあえずWe can!を一回受けてみることに。
レベルの見直し
次にレベルの設定です。
「QQキッズのSmart Kidsとの比較」の項目でもレベルの比較をお伝えしましたが、スマートキッズ2を一応は終えていることもあって、さすがにWe can! レベル1だと簡単すぎるような気がしました。
「We can! 2(Amazon)」(なぜか公式HPではWe can! 2のテキストのプレビューがないので、Amazonで確認)でテキストを見る限り、2からやってみてもいけそうな気がしたため、「We can! 2」から始めることに決定。
また、受講にあたって「We can! 2」のテキスト、ワークブックも購入しました。
もしかしたら無駄金になるかもしれませんが、そうもいっていられない状況だったので、ここで無駄金だったと思うくらいだったらもう一旦英会話やめようと思いました。
スマートキッズとWe can!の違い
スマートキッズとWe can!の違いについて。
テキストはもちろんのこと、QQキッズのレッスンでの様子もかなり違いました。
順にお伝えします。
テキスト比較|似たカリキュラム構成
We can!はAmazonや公式HP、スマートキッズはQQキッズのテキストダウンロードページでサンプルを見ることができます。
ただ、同じカリキュラムに対するテキストの比較についてはできないので、参考までにQQキッズのスマートキッズ2のテキストと、We can! 2のテキストの一部をお伝えします。
下の画像は様子を答える場面です。どちらも2のテキストに掲載されていました。
次は、場所を聞く場面を比較してみましょう。
比較してみると、どちらも似たような構成に見えます。テキスト面だけで考えれば、どちらを選んでも大した差はないようです。
レッスン比較|スマートキッズは動画・ゲームあり、We can!は静止画
QQキッズでスマートキッズとWe can!それぞれのレッスンを受講した場合は、かなりの差があります。
それぞれのメリットは以下のとおりです。
スマートキッズのメリット
- 動画が多い
- ゲーム、歌・音楽の映像が多彩
- レッスン終了後に「レッスン履歴」で「練習問題」が表示される
スマートキッズはQQキッズのオリジナルカリキュラムということもあって、映像やゲームが多彩です。
一方We can!は静止画のみ(テキストが画面に表示されるだけ)。ゲームなし、歌はオーディオが流れるのみ。レッスン終了後の「練習問題」もないなど、スマートキッズと比べるとレッスンはやや単調に感じます。
We can! のメリット
- 基本テキストどおりに進められる
- ワークブックが別冊である
- CD/公式HPから音声DLできるため、予習・復習が容易
- ティーチャーズガイドも別冊で売っているので、保護者が英会話・英語ができるならそれで進めることもできる
スマートキッズと比べると、We can! はテキストどおりに進むだけなので、QQキッズで受講するのはややもったいない気もします。
ただ、逆にそれがメリットともいえます。
スマートキッズはテキストに書かれていない歌やアクティビティもあって、予習がしづらいです。
一方We can! は事前にテキストを読み込んでおけば、レッスン中困ることはほとんどありません。
テキストはCD付きですし、もしもCDを紛失しても公式HPでダウンロードできます。
また、レッスン終了後の練習問題は表示されませんが、別冊でワークブックも売っています。
スマートキッズの練習問題もWe can! のワークブックも、レベルが低いうちは大した問題は出ません。絶対必要というわけではないと感じます。
ただ、さっと見返したりメモ書きをするのであれば、やはり紙の練習問題のほうが扱いやすいように感じます。
We can! のテキスト自体、英語教室などで使えるように、生徒用(スチューデントブック)・練習用(ワークブック)・先生用(ティーチャーズガイド)の3冊構成で販売されています。
もしも保護者が英語・英会話に対して抵抗がないのであれば、先生用(ティーチャーズガイド)も購入してレッスンを進めることも可能です。
わが家は保護者が先生代わりになることも無理ですし、やはりQQキッズの先生のほうが教えながら盛り上げてくれるので、そちらにお任せすることにしました。
We can!|QQキッズでのレッスンの様子
実際に「We can! 2」のレッスンを受けたときの様子と所感について、お伝えします。
先生も慣れない?We can! のレッスン
We can! については、スマートキッズのようにレベルを選択するプルダウンがないため、「We can! 」レッスンを選択したあと、「要望・コメント欄」でどこから始めてほしいかを記入します。
私は「We can! 2」の初めからお願いするようにしました。
2回目以降は前のレッスンの続きから始めるので(はずなので)、コメント欄には書く必要はありません。
付記
ただし、We can! に慣れていない先生も多いようで、前回からの続きなのにページを間違えて始めようとする先生が多かったです。
というか、前回と同じ先生でなかった場合、ほぼ全員の先生が違うページから始めようとしていました。
そのたびに子供はテキスト(スチューデントブック)を見せて、「ここからー!」と意思表示していました。
レッスンの流れは、以下の流れが多かったです。
- テキストの表示(ここから始めるかの確認)
- オーディオの再生
- 実際に先生とテキストを読んでいく
- 「Fun Time!」で先生とプレイゲーム
We can! 2のテキスト構成として、見開き左ページに新しく習う表現、右ページは「Fun Time!」(We can!3では「Challenge Time」)で習った表現を使って友達と遊ぼう!といったゲームが掲載されています。
徐々に先生も慣れてくるのか、それなりに楽しませようとプレイゲームをしたり、ロールプレイで人物になりきって文章を読み上げたりします。
We can! 自体にゲームや歌映像などはありませんが、このあたりはスマートキッズの進め方と似ている気がします。
We can! を受講した子供の様子
子供の様子ですが、やはりそれまで動作があった画面だったことに比べ、テキストが画面に表示されて進めるだけの授業だったので、いつもよりかややつまらなそうな印象を受けました。
それでもテキストどおりのことを習う安心感と、いつもと比べて動画・ゲームがないくらいで、先生と言葉のキャッチボールや練習をすることに慣れていったようです。
スマートキッズ2をもう一回最初からやり直すか聞いたところ、「このままWe can! でいい」と言っていました。
これについては、第一子、第二子ともに同意見でした。
We can! はどんな人におすすめ?
We can! はどんな人におすすめかというと、前述したメリット・デメリットを読んだうえで、それでもやりたいと思った人にはおすすめです。
たとえば小さいお子さんであれば、スマートキッズや最近新しくできた「English for Little Ones」など、QQキッズオリジナルの教材のほうがテキストをただ映すだけでなく、いろんな動画やシーンが流れるので、飽きもこないしおすすめだと感じます。
あくまでテキストに沿った学習がしたい、そこまでゲームや動画などは重点を置いていない、紙やCD(Audio)で予習・復習をしっかりしたいという人であれば、We can!はおすすめだと思います。
スマートキッズでグイグイいけるお子さん・ご家庭であれば、ぜひそのままで。
もしもスマートキッズでいきずまった人や、このままだと成果が出なそうと思う方は、「We can! 」のレッスンを試してみてはと思います。
QQenglish、今日のWe can! の先生はとても相性良かったです😊
We can! でもとても楽しそうでした。
60ポイントですが、予約の競争率はいまのところ高くなさそう。今のうちに、定期的にお願いしようと思います。
あと、子供たちが同じタイミングでWe can!2を始めて、進度も同じくらいなので、Fun Timeも子供同士で楽しくやっています。やっぱりテキストがあるのが強みかな?🤔
#QQenglish
#qqkids— とはの@とはのーと (@tohanote.bsky.social) Oct 31, 2024 at 17:10