毎日やりとりする保育園の連絡帳。
- どんなことを書けば良いのか。
- 毎日書くことがない。
- 面倒。
- 先生の返事ってこんな感じなの?
など、いろいろと聞くことがあるので、今回は「保育園の連絡帳」についてどうだったか、わたし(保護者)目線でお伝えします。
「たとえば保護者はこんな事を書くよ」「保育園・保育士さんはこんなことを書くよ」など、例文も書いてあるので、ご参考ください。
保育園の連絡帳に書いたこと・書かれたこと
保育園の連絡帳に書く保護者のメッセージ欄や先生からのコメント欄。
それぞれどんなことを書いたのか、書かれたのかをお伝えします。
保護者欄に書いたこと
おもに書くことは
- 子供の成長や様子
- 保育園のメッセージに対する反応
- 保育園に伝えておくべきこと
子供の成長や様子
乳幼児のときは、とくに離乳食や反応の変化について細かく書きました。
たとえば、
- 初めて〇〇を食べましたが、すっぱかったのか二口目は食べてくれませんでした。タイミングをみて、また食べさせてみたいと思います。
- あまり食べてくれないため、ほとんどが廃棄の日々…。食べる楽しみを知ってもらえるよう、見た目を工夫して取り組んでみたいと思います。
そのほか、成長を感じられることを書きました。以下は例文ですが、こんな感じの内容です。
- つかまり立ちができるようになってきましたが、足元がまだおぼつかないので危ないです。成長するのと比例して危険度も増すので、ヒヤヒヤの日々です。(成長は嬉しいんですが…複雑です!)
- 最近お返事できるようになったのか、呼びかけると「あい」と返事するようになってきました。
- いやいや期の前兆でしょうか。「やだ」が多くなってきました。とくに、何かをしようと誘いかけた時に多いですが、好きなお歌を歌うと気がそれるのか、機嫌がよくなります。
など。
保育園のメッセージに対する反応
たとえば保育園から、「園ではこんな感じでしたよ」とか「こうしてみてくださいね」など書かれたときには、
「そうなんですね、家でも試してみます!」とか、なにかしら反応を返していました。
保育園に伝えておくこと
たとえば、
- 子供の様子や気にかかること
- 送迎に関すること
- 疑問
「子供の様子や気にかかること」については、「子供の成長や様子」とかぶる点もありますが、たとえば怪我をしてしまったときなどは、その理由やどこを怪我したのかを保育士さんにも共有する必要があります。
朝登園の時点で聞かれることも多いです。言い忘れを防ぐためにも、念の為連絡帳にも書いておくと良いでしょう。
また、機嫌や体調が悪いときなど理由も伝えておくと、対処しやすいと思います。
- 昨夜から少し鼻水が出やすくなってきました。熱はなく機嫌も良いですが、週末まで続くなら、医者に行ってみます。
- 昨夜は興奮して寝付きが悪く、朝寝不足で少し機嫌が悪いみたいです。
また、離乳食が始まったばかりの子であれば、食物アレルギーが出るケースもあります。しっかりと食事内容を書いて、保育園と連携をとりましょう(基本的に乳児クラスの連絡帳は、ほかの学年より食事を細かく書く欄が大きいと思います)。
「送迎」については、「いつもママがお迎えだけど、この日だけは祖父母が迎えに行く」とか、「すこし早め・遅めのお迎えになる」とかなど。
「疑問」については、持ち物や気になることに対しての質問。
回答が複雑なものや口頭で聞いたほうが良さそうなものは、「○○について、お迎えのときお聞きできたらと思います。」など書いておきましょう。
保育園(保育士)に書かれたこと
保育園の先生が書くことは
- 保育園での活動や様子
- 食事のこと
- 家庭からの連絡に対する返答
- そのほか連絡事項
保育園での活動や様子
大体が「今日したこと+子供の様子」を書くことが多いです。
たとえば、
- 今日は公園へ行きました。滑り台が好きなようで、何回も挑戦していました。
- リトミックで元気に踊る◯◯ちゃん。とくに□□が好きなようで、上手に手を叩いてリズムを取っていました。
- 雨が続いているため、部屋での制作物。クレヨンで上手に描いていました。制作物コーナーにも張ってあるので、ぜひ見てくださいね。
など。
食事のこと
小さい子や、あまり食が進まない子であれば、保育園での食事の様子なども書いてくれるケースがあります。
「苦手な◯◯が、今日は2口も食べられました!」とかですかね。
家庭からの連絡に対する返答
家庭側から質問や気になる様子が書かれていたときは、それに対する返答や反応、アドバイスなどを書いてくれることもあります。
そのほかの連絡事項
家庭側が見逃しているうっかりについて教えてくれます。
たとえば、おむつや衣類など不足しそうなときや、爪が伸びてきたりするときなど。
保育園の連絡帳・年齢別のデザイン
続いては、連絡帳について。
そもそも連絡帳ってどんなことを書く欄があるのか。
学年ごとの保育園の連絡帳についてお伝えします。
乳児クラス(0歳児)の連絡帳
一番細かく書く項目がある乳児クラス(0歳児クラス)。
わたしが通っていた子供の保育園では、以下の構成の連絡帳でした。
- 生活の流れ(24時間のスケジュール)
- 家庭欄(朝食・夕食・ミルク・排便・コメント欄)
- 保育園欄(昼食・おやつ・ミルク・排便・コメント欄)
「生活の流れ」はどの時間帯に睡眠があったのかを矢印で、食事があった時間帯は丸印で書く場所です。
保育園にいるときは先生がお昼寝した時間帯を矢印で書き込んでいてくれました。
それ以外は保護者が書き込みます。
幼児クラス(1歳児・2歳児)の連絡帳
1歳児クラス・2歳児クラスの連絡帳は同じものを使っていました。
保護者記入欄は
- 睡眠時間
- 体温
- 夕食・朝食(内容を記入)
- 排泄(あった場合は、固・柔・普のどれか)
- 機嫌(良・悪・普のどれかに丸印)
- 保護者メッセージ欄
保育園の記入欄も、保護者記入欄とほぼ同じ形でした。
幼児クラス(3歳以上)
3歳以上の連絡帳は、その年の先生の方針によって変わりました。
3歳になったときは保育園指定の連絡帳でしたが、4歳以降は小さなメモ帳でOKに。
また、書く内容も、特記事項があるときのみでOKとされていました(ただし保育園からの連絡を書くケースもあるので、毎日提出はする必要あり)
連絡帳の注意点
連絡帳は育児日記みたいなもので、思い出として残ります。
ただ、保育園や保育士の方針によっては「育児日記ではないので、必要なことのみを書いてください」と言われるケースもあるかもしれません(逆に保護者側でもそう思う人もいるのかも)。
また、基本的に上の学年になるにつれ、ひとりの保育士に対し、保育する幼児の人数は多くなります。
そのため、先生たちも基本特記事項のみ書くだけに留め、通常は押印のみや一言のみの返事しかかけないケースもあります。
「わたしはこうしたいので、こう書いてください、こうしてください」など強制しないよう、あくまで保育園の方針に則ったうえで連絡帳を活用することが大切です。