こんにちは、とはのです。
保育園を選ぶ際、保育の質、園庭有無、保育内容などさまざまな要素をチェックされると思います。
たしかに、すべて大切な要素ではありますが、全部平均的な要素をクリアーしていた場合は、なにが最終的な決定打となるでしょうか。
園長先生や保育士さん、保育園の雰囲気などの要素はとても大事ですが、目に見えるもの(数値など)で表すことは難しいです。
そのため、どの保育園に入っても比較的良さそうと感じるのであれば、数値化・有無など明らかに判定ができる項目で判断してみるのも手です。
今回はその中のひとつ、【保育園までの距離】についてお伝えしたいと思います。
保育園までの距離。距離が遠いと苦労するポイント
距離の重要性を感じたのは、第一子が電車通園だったことが大きな要因でした。
そして通園するうえで、もしも保育園の選択ができるのであれば距離が近いほうが良いなと思った項目が以下のとおりです。
子供連れは到着まで1.5倍の時間がかかる
大人の足であればそこまででもない距離でも、子供を連れていると1.5倍くらい時間があります。
小さいお子さんほど、この時間はより長くなることに。
たしかに0歳、1歳であれば抱っこ紐も使えますが、もう少し大きくなると自分で歩きたがったり、イヤイヤ期でなかなか歩いてくれなかったり。
ベビーカーに乗せるのも一苦労な時期がきて、思わぬ時間がかかることも。
荷物量に苦しむ
ちょっとの距離なら、そこまで苦労しませんが、距離が多少あるときは荷物量も負担になってきます。
たとえば小さい子であれば、定期的におむつを持っていく必要があるし、成長した子であれば衣類もかさばってきます。
さらに毎週末はお布団の持ち帰りがある保育園も多いはず。
お子さんが一人であれば、なんとか頑張れるかもしれませんが、もしもお子さんが二人・三人になったときは持って帰れるでしょうか。
天候に左右されやすい
多少の雨ならばどうにかなりますが、暴風雨、積雪などではどうでしょう。
赤ちゃんや子供との移動は危険を伴います。
また、自転車も、悪天候のときは使えません。
悪天候でも交通の便に替えがきくのか、しっかりと確認が必要です。
電車通園・バス通園だった場合
- 混雑する時間帯
- 混雑する方面への乗車
- 突然の事故や点検で、運転見合わせや大幅な遅延
とくに混雑方面への移動の場合は、赤ちゃんを抱っこ、もしくはベビーカーで乗車するのは、周りの視線が気になって精神的に休まらない可能性も…。
第一子は電車通園。第二子妊娠中のときもフルタイム&第一子をお迎え
第一子が電車通園だったことをお伝えしましたが、実際どうだったのか体験談をお伝えします。
朝イチで登園
第一子のときは、7時から登園が可能の保育園でした。
私は保育園入園の点数を稼ぐためフルタイム復帰(※)しましたが、勤務時間を大幅に早めていため、朝7時に保育園では出社が間に合わず、朝は夫に送ってもらうことに。
保育園の最寄り駅は自宅の最寄り駅と一駅違い。
通勤方向とは逆でしたが、それが功を奏したようで、電車は混んでおらず、乳幼児を抱えてても安心でした。
ちなみに夫も朝余裕があるわけではなく、7時に素早く預け、すぐに電車に乗り込めば始業時間の少し前に会社到着できる、といったギリギリの状態。
そのため保育園が開く数分前には保育園に到着。
7時ぴったりに登園していました。
ポイント
私が住んでいる自治体では、フルタイム復帰しなくても、就業形態でフルタイム契約しているのであれば、育児短時間勤務の人もフルタイム点数もらえたそうです。
この事実に気づいたのは第二子の保育申請をしたとき。
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子供は6時前起床
当然ながら7時前には電車に乗らないといけないため、子供は6時前に起床。
前日早めに寝せるようにしているとはいえ、朝いつも眠そうにしていました。
(保育園で散歩中眠っちゃうこともしばしば…子供にも負担をかけていた時期でした)
お迎えは一度帰宅&ベビーカーを持ってお迎えへ
お迎えは私。
第二子を妊娠しているときは抱っこはできないため、いったん自宅の最寄り駅で下車して家からベビーカーを持ってきて、再度乗車。
隣駅で降りて保育園へ直行していました。
保育園も自宅も、それぞれの駅から徒歩圏内だったとはいえ、かなり時間をロスしていました。
夏の暑いときは汗ダラダラ。
冬の寒いときや雨などのときは子供が寒くないよう、濡れないよう気をつかったり。
なかなか大変でした。
第二子出産後、育休中は送迎は自分
育休中も保育園に預けることができましたが、朝の預け時間が遅くなるため自分が送迎をおこないました。
上でも少し書きましたが、第一子も成長し、歩くのが楽しく感じる時期からはベビーカーに乗せるのも一苦労。
朝もお迎えも、泣きながら「いやー!」と叫ばれたりしていました。
ただ、自分は新生児を抱えているし、第一子もそこまで足取りがしっかりとしていない時期だったので、電車待ちホームも危ないし乗降も危ないしで、なんとかベビーカーに乗せていました。
第二子は徒歩圏内の保育園
ちなみに第二子は徒歩圏内の保育園に入ることができました。
第一子とは別の園だったため、2つの保育園を通うことになりましたが、それでも近くの保育園に一人でも入れられたことのほうが何倍も楽だったように思います。
待機児童がいる地域では、保育園を好みで選ぶことは難しいとは思います。
ただ、入れるところであればどこでもいい、となんでもかんでも入園希望園として申請してしまうと、あとになって大変な思いをすることになるかもしれません。
とくに保育の安全面・先生・園長先生については、重要視したほうが良いとは思いますが、今回挙げたように距離についても、本当に無理のない範囲か、いまいちど確認してから申請をすることをおすすめします。