保育園 育児・保育(0~6歳)

保育園と幼稚園の違い。それぞれの教育、目的、費用と値段

2021年5月23日

保育園と幼稚園の違い。目的や費用・料金など

こんにちは、とはのです。

今回は保育園(認可保育所)と幼稚園の違いについてお伝えしたいと思います。

子供は保育園と幼稚園、どちらに入れたほうがいいのかな?
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ご家庭の状況や優先度によると思います。たとえば、仕事をしていて、その間子供を見てもらうことに重きを置くならば保育園、専業主婦やパートの短い間だけ預けたいなら幼稚園。その他教育を重視するなら幼稚園、など

対象年齢から費用、標準預かり時間まで、気になるところをまとめたので参考にしてみてくださいね。

保育園と幼稚園の違い・一覧表

保育園と幼稚園について、大まかな違いは以下のとおりです。

認可保育所(保育園) 幼稚園
管轄 厚生労働省 文部科学省
主な目的 児童福祉法第39条に基づく
ざっくりいうと「保育が目的
学校教育法第22条に基づく
ざっくりいうと「教育が目的
入園可能年齢 0歳~ 3歳~
対象 保育に欠ける事情がある世帯の乳幼児
(0歳~小学校就学の始期に達するまで)
学校教育法第26条に基づく
満3歳から、小学校就学の始期に達するまでの幼児
教諭の免許・資格 保育士証 幼稚園教諭普通免許状
費用・値段の設定 保育園所在地の自治体(市町村長)が設定 運営施設の設置者(学校法人や自治体)が設定
預かり時間 原則8時間 標準4時間以上
1クラスに対する
教員数や生徒数
学級編制の規定はない。
教員ひとりに対して
乳児 3人
1歳~3歳未満児 6人
3歳~4歳未満児 20人
4歳以上~ 30人
学級編制は年齢別をおこなう。
1クラスあたり35人以下、職員ひとり(原則)

補足や留意点については、次のそれぞれの項目で詳しくみてみましょう。

保育園と幼稚園の違い。項目ごとに比較・解説

保育園と幼稚園:管轄省庁と法令、目的の違い

保育園と幼稚園は、省が違うと耳にしたことがあるかもしれません。

保育園は厚生労働省
遵守している法令は「児童福祉法」であり、保育に欠ける児童を養育するための施設です(保育が目的)。

幼稚園は文部科学省が管轄しています。
遵守している法令も「学校教育法」であり、学校としての位置づけが強いです(教育が目的)。

入園可能年齢。保育園は乳児から、幼稚園は幼児から。

保育園は一般的に0歳から預けることができますが、月齢はさまざま。
たとえば生後4か月目からOKとするところもあれば、6か月目からというところも。
どちらにしても、保育園は1歳未満の乳児から受け入れているといった特徴があります。

幼稚園は、満3歳児になっている子供が条件です。
3歳児は年少、4歳児は年中、5歳児は年長として在籍します。

3歳未満からのプレ入園をおこなう幼稚園

幼稚園では4月1日時点で3歳児になっている児童が、4月から入園するのが一般的です。

しかし、近年3歳未満、もしくは3歳になった時点からプレ幼稚園として入園できる体制を整えているところが増えてきています。
たとえば2歳児クラスがあったり、満3歳児になった児童であればその時点から入れたりなど。

ただし、2歳児クラスでは週1~3日の通園とするなど、幼稚園によって入園可能年齢や、通園スケジュール・時間の設定はさまざまです。

保育園と幼稚園の利用対象

保育園は保育に欠ける事情(仕事、病気、出産、介護など)がある世帯の子供が利用できる施設です。
幼稚園の場合は、その幼稚園が定めた年齢・学年になれば入園が可能です。

どちらも親が申請することによって入園することができます。
保育園の場合は、管轄する市町村(自治体)に申請。
幼稚園の場合は、その幼稚園に対して申請をおこないます。

施設・地域によっては、希望しても入園できない

保育園の場合、希望者が多く保育園の定員数を超える場合は、自治体が定めた指数(点数)によって優先順位を決め、それに従って入園許可をだします。

幼稚園の場合も人気があるところは、一定数しか入園願書を出さない、入園前に面談・試験を設けているところもあります。

教諭の免許や資格:「保育士証」と「幼稚園教諭免許状」

保育士は、保育士(保母)資格証明書や保育士試験合格通知書などだけを持っているだけでは、「保育士」として働くことはできません。
「保育士」として働くには、保育士となる資格を証明する書類を提出し、「保育士証」を交付してもらう必要があります。

幼稚園教諭は、「幼稚園教諭普通免許状」が必要です。

保育士証を取得するには

保育士証を取得するには、以下の方法があります

  1. 保育士の養成施設(大学、短大、専門学校などの保育士養成学科)などを卒業
    保育士養成課程修了証明書、指定保育士養成施設卒業証明書などを取得する
  2. 国家試験を受験
    保育士試験合格通知書を取得する
  3. 保育士(保母)資格証明書を持っている
    平成15年11月28日までの資格取得者に対して発行されたもの

これらいずれかの書類を使えば交付手続きをできます。

一般的に保育士の養成施設(大学/短大/専門学校などの保育士養成学科など)では、卒業が決まっている場合は養成施設側が一括して対象者の保育士証の交付手続きをおこないます。

幼稚園教諭普通免許状は3種類ある

幼稚園教諭普通免許状は、文部科学省が認めた幼稚園教諭となるための教育課程がある所定の養成施設を卒業すれば取得できます。
しかし、どこの学校を卒業したかによって種類が分かれます。

  1. 専修免許状…大学院卒業
  2. 一種免許状…大学
  3. 二種免許状…短大・専門学校

一般的に種類によって業務の違いは出ないとされていますが、給与や役職などには変化をつける幼稚園も少なくないといわれています。

保育園と幼稚園:費用・値段の設定

保育園の保育料は市町村によって費用が決められています。
幼稚園はその施設の運営者によってさまざまな費用が決められています。

一般的に保育園の場合は、世帯年収によって値段が区分されているのが特徴。
一方幼稚園の場合は、世帯年収に関係なく一律で値段が決められています

幼児教育・保育の無償化による保育料の変化

さらに、幼児教育・保育の無償化によって、3歳児クラスからは保育園は保育料が無料となっています。
子ども・子育て支援新制度の対象となっている幼稚園についても、3歳児クラス以上は無料です。

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あくまで無料になるのは「保育料」です。それ以外にかかる費用があるので、勘違いしないように注意が必要です

保育料のほかにかかる費用

保育園の場合、3歳児クラス以上は給食費がかかります。
給食費は私立園の場合は各々の保育園が設定し、公立園の場合は市町村が設定します。
また、それ以外に保育で必要な道具(はさみ、道具箱など)の購入を別途必要とする園もあります。

幼稚園の場合は、幼稚園ごとに設定している項目が違います。
たとえば、入園金・選考料、年間費、冷房維持費、制服費(通園服、体操服など)、学用品、父母会費、卒園積立金などがかかる可能性があります。

預かり時間

保育園の場合、預かり時間は原則8時間となっています。
しかし、基本的にどこの保育園も最低11時間開所時間を設けています
(「保育標準時間」と認定された世帯・子供は最大利用可能時間1日11時間、保育園を利用できるため)

幼稚園は標準4時間で、9時~14時まで預かりをしています。
また、春休み、夏休み、冬休みを設定しているところもほとんど。
しかし最近では延長保育などを設定し、18時までなど保育園並みに預かってくれるところも増えてきています。

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