こんにちは、とはのです。
今回は小学3年生のZ会中学受験コース(トータル指導プラン)7月号について、子供の様子や学習内容に触れていきます。
※料金、学習内容は記事執筆時点のものです
契約中:Z会中学受験コース、トータル指導プラン(小学3年7月号)
小学3年生の子供が契約している情報は以下です。
- 国・数 トータル指導(難関コース)
- 理・社 トータル指導(コースは選択できない)
- 総額:149,600円(小学3年4月号~1月号の10か月一括払)
契約時からコース変更はしていません。
月例テストで上位の点数が取れない状態が続いていますが、だからといってテキストの内容に追いつけないという状態ではなさそうです。
親の助けが必要な場面もたくさんあって、子供にとってはちょっと難しい内容ですが、通塾していなくても先取り学習ができることや、一歩ずつステップアップするのにはちょうど良く、できれば1年間は続けられたらと希望を持っています。
小3・7月号の国語:読解文でも間違えが発生
比較的得意な国語ですが、月例テストの読解文では1~2問間違えるようになってきました。しかも間違えるのが大問のところで、そこでかなり点数が下がっています。
そのほかは読解文以外の今号で習った「言葉の学習」からの問題。そして漢字でミスすることが多いです。とくに7月号の「言葉の学習」はあまり理解していなかったようで、月例テストでほとんど?でした。
「言葉の学習」7月号は「熟語の組み立て」
7月の言葉の学習は、熟語の組み立てを学習しました。
ここでは二字熟語の上の文字と下の文字の関係性を学びます。暗記というよりも、漢字の文字を理解すれば解ける問題です。
そのため、そこまで障壁はないと思ったのですが…前述したとおり月例テストでは1問以外全滅となっていました。
「文章表現」7月号は「理由を考える」
テキストには一文があって、そのあと「なぜなら、」に続く文章を考える問題です。
今回は6問。先月号に比べたら文章量は少ないですが、1~3問は絵をヒントに考え、4~6問は想像力を働かして考えます。
毎回のことながら、子供は楽しく取り組んでいました。作文は苦手そうですが、ストーリーを考えるのは好きなようです。
この問題は添削がついていないので、正直なにが正解なのかわかりません。
しかし、解答例を見て自分との解答を比較して楽しみ学んでいるようで、文章の構成や想像力を養うトレーニングにはなっていると感じます。
「読みとり」問題は大問に注意
「読みとり」問題である読解文についてはあいかわらず。
基本的によく解けていますが、たまに間違えるところが前述したとおり大問であることが多いです。
それをどうするかが今後の課題かもしれません。
ちなみにZ会はタブレットで答え合わせをしますが、ひとつの読みとり問題にいくつも解説動画があるなど、かなり手厚い印象を受けます。
小3・7月号の算数:家のフォローでなんとか乗り切る
今月の算数は「式と計算」。大きく分けると以下の3つの項目です。
- 計算の順序
かっこ(小かっこ → 中かっこ → 大かっこ の順番で計算)
かけ算、わり算 → たし算、ひき算 の順番で計算 - □をもとめる式、逆算
中学でならう「Xを求める式」の小学生版 - 方陣算(ほうじんざん)
実際はもうすこし細かく項目が分かれていて、第6回までの項目で構成されています。
家のオリジナル問題で弱点を確認
計算の順序や□を求める式については、すこしでも式が長くなると途中で計算間違えをしたり、四則演算の記号を間違えたりして、答えにたどりつけないことが多かったです。
そこで別ノートを用意して、Z会の内容に沿った練習問題を出すようにしました。
7/13~7/25は毎日1ページだしていましたが、解き終わらなかったり、ほかの勉強で手一杯になったりして、翌日までかかることもありました。
1ページごとの問題数は式の長さや難易度にもよるので、一定ではありません。計算やメモ書きができるように、その分のスペースをあけながら、1ページに埋まる量を出していました。
絶対に1日1ページやらないといけないというわけではありませんが、取り組む努力はするようにしてもらいました。
直しは翌日。それでも解けない、間違えるときはらくがき帳などの紙に書き直して、どこで間違えがあるのか一緒に確認していきます。
子供の弱点は2つ。途中式と順序
そこで気づいたのは、まず途中式の書き方。
長い計算式のときは、ところどころで計算した答えをメモ書きにしていたのですが、それがどこの計算の答えだったのかわからなくなっていました。
また、筆算を使って計算したとこをなぜか消すこともあったため、採点時にどこまで理解しているかの把握も難しかったです。
子供には長い計算式の場合、途中の計算式の答えを書く場合は、どうすると見やすいのかを説明。
一行一行途中式を書いていくほうが正確できれいだと思います。
しかし、すべてをそうしてしまうと、時間がかかりすぎるし無駄が多い気がします。
たとえば、42 ÷ [ 40 - { 90 - 7 × (44 - 6 × 6)} ] × 2 の計算式の場合、
42 ÷ [ 40 - { 90 - 7 × (44 - 6 × 6)} ] × 2
= 42 ÷ [ 40 - { 90 - 7 × (44 - 36)} ] × 2
= 42 ÷ [ 40 - { 90 - 7 × 8 } ] × 2
…
などです。
このあたりはどう教えるのが正解かわからないので、私の独自のやり方で説明しました。
ある程度かんたんな計算の箇所については、計算する箇所の下に線を書いて答えをメモ書き。離れている箇所の計算であれば、◯や囲線で引っぱって、答えをメモ書き。
学校では一行一行計算式を書いていくように言われるかもしれません。
そのときはそれに倣うように伝えました。
方陣算は理解。あとは徹底
方陣算も習いました。四角形に並べた●の数を求める計算です。
調べてみると、方陣算には四角形に並べた場合、中身も全て埋まっているものを「中実方陣」、中が空白(●がない)ものを「中空方陣」というようです。
なぜそうした式になるのか理解できれば、おもしろい問題です。
子供は練習問題ではなんとなく解けていましたが定着はしていなかったので、これも家の自習ノートで似たような問題を作って何度か挑戦してもらいました。
単純な中空方陣は解けるようになりました。応用問題ではまだひっかかってしまうので、定期的に問題を出していく予定です。
小3・7月号の理科:音と振動を意識する
7月号の理科は音や振動に関する問題でした。
7月号の体験学習は準備がかんたん
7月号の体験学習では、紙コップ、糸、スプーンが必要でした。
今までと比べると用意はかんたん。実験の失敗もほとんどない内容でした。
実験は、ピンと張った糸の先にある音の変化を楽しむものです。音の強弱による振動や、その音がどう運ばれていたかも実験によって気づいたのではと思います。
シンプルな実験ですが、子供はびっくりして何度もくり返していました。
小3・7月号の社会:電気と地球温暖化について
今月号は電気、エネルギーと、地球温暖化について学びます。
先月号に引き続き、社会のしくみや時事ネタを含む学習だったので、読み物として学習している印象を受けました。
学習後に復習させる機会が必要
二酸化炭素、天然ガス、火力発電など、一般常識として知っておくべきキーワードと、それに対する説明がされています。また、グラフをもとにした問題などもありました。
キーワード一つひとつを覚えているのではなく、タブレットの解説とテキストをただ読むだけの学習をしている印象をうけます。
先月号でも感じたことですが、一度テキストを学習した後に、一緒に読み物として読んだり、子供に説明させたりしないと、記憶から薄れていってしまいそうです。
Z会の社会はいまのところ量は毎号多くなく、要点がうまくまとまっているので、負担にならない形で学習を取り入れていけたらと思います。
小3・7月号の月例テスト結果
7月号の月例テストの結果です。
理科は1問間違え。1問目を間違えていました…。最初正解を書いていたのですが、変えてしまったようです。これが合っていれば100点だったので、落ち込んでいました。
算数は練習したおかげか、微増。それでも平均点より下ですが、先月号の点数に比べたら、がんばったほうだと思います。
国語はちょこちょこと間違えて、平均点以下。文章問題ですこしマイナスがあるほか、心配したとおり「熟語の組み立て」がほとんど不正解でした。また、漢字のミスもあり。漢字くらいはミスしないといいですね。
社会はミス多発。不正解の内容からして、問題の意図がわかっていないようです。
月例テストを自分で見直して、解き直してと言うだけでは、おそらくなにが違うのか理解しないまま終わってしまいそうです。
算数だけでなく、漢字に熟語の組み立てに、社会のグラフの見方・解き方まで…。毎月やることが増えていきます。
徐々に参加者が減少?
月例テストは全体数とその中での順位が表示されるのですが、4月から見直してみると全体数が徐々に減っていっているようです。
これは途中で塾に切り替えたり、月例テストまで着手する時間がなかったりするひとが増えているのかもしれません。
ただ、人数がどうであれ、順位については後ろから数えたほうが早いです。
それでも焦りが少ないのは、子供自身が中学受験をするつもりはない(公立に進むつもり)と宣言していることや、コツコツと取り組んで自分の力になっていればいいと思い、順位を参考値程度にしか見ていないことが大きいです。