こんにちは、とはのです。
今回は小学3年生のZ会中学受験コース(トータル指導プラン)5月号について。
子供の様子や学習内容に触れていきたいと思います。
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※料金、学習内容は記事執筆時点のものです
Z会中学受験コース、トータル指導プランを継続中(小学3年5月号)
わが家では、小学校3年生・国数理社のトータル指導を契約。国数は難関・最難関が選べて、難関コースにしています。
料金は小学3年4月号~1月号の10か月一括支払いで149,600円。
学習スケジュールは子供任せ
Z会では学習カレンダー(スケジュール)を登録できるようですが、基本的にそれは見ないで子供が考えて進めています。
大体平日は国語と算数、週末や理科や社会、そのほか取りこぼしたものなどに取り組んでいます。
小3・5月号の国語:「言葉の学習」がポイントか
国語は好きな教科ということもあって、国語と算数どちらをやるか選ぶときはかならずと言っていいほど「国語」を選びます。
「言葉の学習」5月号は「漢字のなり立ち」
Z会はだいたい毎月同じ構成ですが、中身の学習は多岐にわたります。
たとえば、第2回(上記の画像参照)の「言葉の学習」。5月号では「漢字のなり立ち」(以下、「漢字の成り立ち」と表記)を習います。
漢字の成り立ちは、それぞれの漢字が「象形文字・指事文字・会意文字・形声文字」のどれにあたるかを理解する問題です。
4月号は「かなづかい」だったので引っかかることはありませんでしたが、漢字の成り立ち問題は多少の混乱がありました。
「毎日練習ブック」(毎月送付されてくる冊子以外に、初回に1年分の学習冊子として配布されるもの)の国語は、前号で習った内容と漢字練習がおもな内容です。漢字の成り立ち問題も、来月6月号の範囲で多く出てくると予想できます。
5月号の毎日練習ブックでは、読み書きどちらも漢字間違いが多かったです。「千代紙」「役場」「君」などなど。
漢字は今後どうするか先月に続いて悩みどころですが、それよりも算数のほうが緊急度が高いため頭の片隅においているのみで留まっています。
「文章表現」5月号は「音を使う」
第4回(上記の画像参照)の「文章表げん(以下、「文章表現」と表記)」も子供が好きな学習です。
4月号では自分がなにかになりきって文章(物語)を書く学習をしました。相手の立場や気持ちを想像して文章を書くので、読解文の学習にも効果が出そうです。
5月号では擬声語や擬態語を使って文章を書く問題でした。
問題には2枚のイラストがあって、それに合う文章を作ります。その際、同じ擬声語・擬態語を文章内に含めないといけません。
たとえば、犬が跳ねているイラストとボールが転がっていくイラスト2枚に対して、「ころころ」という擬態語を使い、「ころころとした子犬が~…」「ボールがころころと転がって~…」といった文章を作る練習です。
問題に使って良い擬声語・擬態語は選択式だったので、一から考える必要はありません。
「絵を見て適する表現を使い、文章を書く」。楽しそうに取り組んでいました。
小3・5月号の算数:2桁・3桁のかけ算で苦戦
すっかり苦手意識を持ち始めている算数。
2回に1回は壁に当たるようで、ため息を付きながら取り組んでいる様子もよく見ます。
2桁以上のかけ算で壁に当たる
2桁×1桁の計算はまだ良いのですが、2桁以上の数値×2桁以上の数値になったら途端にパニックになっていました。
Z会では取り組みやすいように、最初は「36×60」「2800×40」などのように「0」を無視すれば単純に「2桁×1桁」の延長であるような問題を例に解説を進めたのですが、もうこの時点でダメでした。
続く「45×13」などのような問題では、2桁目のかけ算をどの位置に書くのか理解できず。親も説明しようにも、頭の中で処理しきれていないため泣いて聞き入れてもらえずでした。
しょうがないので、一日頭を冷やしてもらい(?)様子見したところ、次取り組むときにはちょっと理解できるようになっていました。
付記
子供の場合、算数は「新しいことを習う → 初日は頭に入らない(理解が半分以下) → 次のときにするっと理解できる」の流れが多いです。
国語よりも拒否反応が大きいことも起因しているのかもしれません。嫌いだから頭に入らないのか、頭に入らないから嫌いなのか。どちらが先かはわかりませんが、どちらにせよ理解できたところで2桁目の計算を書く場所を間違える、足し算を間違えるなどミスも多く正答率は低いです。もっと本腰入れて数をこなさなければ成績は上がりづらいのではと感じます。
小3・5月号の理科:準備が大変だが身になる
4月号に続き、5月号も実験があるため、親の力が必要となります。
水溶液の実験でリトマス紙を購入
「体験学習」では、紫キャベツを使って実験しました。
紫キャベツの色がついた水に、それぞれの液をいれるとどう変化するか。用意は大変ですが、実際に色が変わる様子は刺激になったようです。余った紫キャベツの色水に、いろんな液をまぜて変化を楽しんでいました。
続いて、水溶液とはなにか、水溶液の仲間分けなどを解説した授業へと移ります。水に砂糖を入れた場合と小麦粉を入れた場合、それぞれを水溶液というのかなども学習できました。
身の回りの水溶液の確認のほか、リトマス紙を使うとどう変化するかをまとめる学習もありました。
付記
ただ、サラッと「リトマス紙を使ってみよう」と書かれているのですが、普通家にリトマス紙を常備なんかしていません。せめて学習する分(+予備分)くらいは付録としてつけておくべきではとも感じます。
スーパー・ドラッグストア・100均で売っているかもしれないという情報を見て探しましたが、リトマス氏は近所では売っていませんでした。
しょうがないので、わが家はAmazonでリトマス紙を購入。
Amazonではこの商品が一番無難だったように感じます。
赤青50枚ずつですこし多いですが、価格は600円程度。今回の実験だけで使いきることはできませんが、なにかのときにでも気軽に使えればと思っています。
中和の問題はふわふわ理解
リトマス紙を使って酸性やアルカリ性があるのは理解できたようですが、続く中和の問題はなんとなく情報をなぞっているだけの印象を受けました。
中和の問題では「塩酸」や「アルミニウム」を試験管に入れて解説しています。さすがにこれらを自宅で用意するのはできないため、映像とテキスト授業のみとなってしまったことが要因かなと思っています。
小3・5月号の社会:一般常識を学ぶ授業
社会は国語と同じくらい好きな教科。「読んで楽しい。身近で楽しい。」だそうです。完全に文系ですね。
スーパーやコンビニの違いを実際に確認する
商品の品ぞろえや、どんなときにどのお店を利用するのかなど、親に確認しながら学んでいきます。
実際に近所のお店2箇所へ行って、レポートにまとめる作業などもしました。レポートといっても、Z会のテキストにすでに欄・項目が書かれているので、戸惑うことはないです。
先月も地図を見比べてレポートにまとめたことがありましたが、こういうことをくり返して、どこを見るべきか、どこをメモしておくか、どうまとめるのかを学んでいくのかもしれません。
コンビニについては子供は納税ができること、お金を引き出したり、コピー・ファックスができることなどを知りませんでした。
けっこう知らないんだなと思ったのですが、そもそも親がコンビニ利用をしない(もしくは利用するとしても親が一人で利用している)ので、知らないのも無理がないのかもしれません。
そのほかいろいろと知ることができて、楽しかったようです。
社会は「勉強」というよりも、現状「一般常識を知る」といった意味合いの方が強いようにも感じました。
付記
ちなみにもうひとつ驚いたのが、子供が「コンビニエンスストア」の正式名称をちゃんと覚えていなかったこと。
問題文で「コンビニエンスストア」と書かれていたものの、しっかりとその言葉を読んでいなかったため「コンビニエンストア」と誤って表記していました。
小3・5月号の月例テスト結果
月例テストをする前は、再度テキストを見直してもらい、子供が良いと思ったタイミングで月例テストを実施しています。
さらっと書きますが、結果は前回よりも全体的に上がりました。ただし、国語は下がってしまいました。
前回国語は漢字1問だけミスで98点で、異常に自信を持っていただけに、今回普通の問題で間違えてしまったことに落ち込んでいました。
ほかの教科はあがったものの、おそらく一時的なものだと思います。
数か月続けて大体点数にばらつきがなくなってきたら、それが平均的な実力なのかなと思うので、まずは点数を重要視しすぎず、日々の学習に力を入れていけたらと感じました。