こんにちは、とはのです。
今回は子供のオンライン英会話QQキッズについて、その後の経過と失敗談をお伝えします。
【QQキッズ】受講のおかげで成長した部分
英語の知識ゼロの子供が、オンライン英会話(QQキッズ)を始めた話は以前しました。第一子は小学校低学年から、第二子は年長から受講を開始。二人共、アルファベットはなんとなく知っている(けど書けない)レベルから始めました。
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そのときに
- 言いたいけどわからない・伝えられなかった表現や単語を覚えようとするようになった
- 単語読みができない分、先生の声(英語の声)に集中するようになった
- 英語のアルファベットをフォニックス読みするようになった
- YouTubeの英語アニメを見ても苦痛にならなくなってきた
ことをお伝えしましたが、その後数か月で成長した部分としては
- 英会話を楽しく感じている
- いくつかの表現や歌を覚える
確実といえるのはこれだけかなと感じます。
英会話を楽しく感じている
QQキッズを毎週受講(週1~2回)しているおかげで、英会話・英語に対しての抵抗はずいぶん減りました。お気に入りの先生を複数人見つけたおかげで、先生との相性による失敗も少なく、楽しく授業を受けています。
いくつかの表現や歌を覚える
アルファベットの音のほかに、毎回使う表現(Can you ~?Do you ~?で聞かれた時の、YesとNoの答え方)や、名前や年齢の答え方はさすがに覚えました。
また、レッスン中やWe sing We learn で習った歌などはよく覚えていて、口ずさむことも多かったです。
オンライン英会話以外は?的はずれな勉強方法
さて、成長した部分はどこかと考えたときに、この2つだけというのは寂しいものです。レッスンを受けるだけで満足していると思われてもしょうがないかもしれません。
しかし、レッスン以外にまったくなにもしていないというわけではなく。QQキッズ以外の学習の部分で取り組もうと、いくつか英語学習のものを購入・実践したこともあります。
英検5級の単語は効果なし
たとえば「毎日一単語を練習する(筆記)」。最初はアルファベットを1単語ずつ書くところから始めました。
なんといっても子供たちは英語の知識なく、アルファベットも上手に書けない。さらに「b」「d」のどちらが「B」の小文字かわからなかったほどのレベルです。
レッスンやほかの単語を練習をするうちにさすがにアルファベットは覚えていきました。
じゃあ次は?
そう考えたときに、安易にとりあえず英検5級の単語から覚えさせようと1日1語ずつ練習しました。
【音声アプリ対応】英検5級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)
しかし、これは効果はほとんど出ませんでした。理由は単純に単語だけを筆記練習したところで、それをどこかで使おうとか何回も口に出す機会とかないかぎり記憶に残らないからです。当たり前ですよね。
それを定期的に家でテストとして出すなどすれば、もうすこし印象に残ったかもしれません。しかし、私がおこなったのは単純に英単語の書き取りだけ。英単語を覚える行為に楽しさや子供自身の目的が入っていなかったため、「テストする」理由だけで覚えさせるのは苦痛になるだろうと感じてそこまではしませんでした。フラッシュカードを作ったり、ゲーム的な要素をまじえて覚えさせたりする工夫や、もうすこし英語の学習習慣がついていればもっとスマートにいけたかもしれません。
英語のCDブックも…
ほかには陰山英男さんの毎日英語を聞くCD本や本も買ったのですが興味なし。
楽しさがないため、初心者には厳しくすぐに断念しました。こちらも英語にもうちょっと興味をもって聞こうとする姿勢になっていれば違ったと思います。あくまで英語超初心者にとっての話ですが、唐突にこの単語を覚えよう、このCDを聞こうといわれても難しい話です。
どちらもせっかく購入したのでいつか使いますが、どちらも現段階では無用の長物となっていました。
結局は復習と予習が近道。有料アプリも活用
英単語はあまり身につきませんでしたが、最初に書いたとおり「いくつかの表現や歌を覚え」ていました。とくにWe sing We learnは予習をしてからレッスンにのぞみ、そしてレッスン中に何度も同じ曲を歌います。そのおかげか習った歌などは強く覚えていて、そこに出てきた単語は覚えも早かったです。
ということは…わかっていたけれど、やはり授業でやること・やったことを予習復習するほうが何倍も効果は高いんですよね。
QQキッズで実践した単語・表現から覚えるのが重要
QQキッズは便利な機能があって、レッスン終了後から30日間レッスン中の動画を見ることができます(録画機能)。ただ、便利であるとはいえ、やはり意識していないと活用しないことも多かったです。
レッスン後はかるく練習問題をやるくらいで、しっかりと復習をしていませんでした。思えば、レッスン中にいくつか英単語を習うので、英検5級の本を使うより先にQQキッズで触れた単語を使ったほうがずっと効率的なはず。そこで、毎日練習する英単語もQQキッズで触れたものを中心に練習するようになりました。子供も一度見たことがある英単語であるおかげか、読み方や意味を推測したり積極的に英単語に関わるような姿勢になりました。
もちろん推測するときに間違えた訳をいうこともありますが、単に「見本の文字をなぞる・同じように書く」という作業はなくなり、自分で一度意味を考える姿勢になったように思います。ちなみに小学校低学年の第一子は文章で練習させています。たとえば「Where is the cat? It's in the box.」。これが未就学の下の子の場合は「box」や「cat」などのみ。第一子のように最初は文章を練習させたのですが、ひらがなやカタカナも練習中(書けるけれどまだキレイには書けない)未就学児に英文を書かせるのは難しいです。そのため未就学では、筆記は最低限の範囲で。あとは目と耳・読みを鍛えるほうが先かと、あまり重視していませんでした。
さらに家事の合間を縫って、習った表現を何度も聞くなどくり返しました。徐々に返しもうまくなって自信につながったようです。
QQキッズのテキストも利用
QQキッズのテキストも利用しました。1冊1500円くらい(+送料がかかる)なのにページ数は少なく、正直高いと感じます。
しかし、子供が英語・英会話に慣れていなかったので、予習できるテキストがあるのは助かりました。さらに復習面からみても持っていたほうが良いです。
レッスン動画を見直すことはできますが、ずっと動画を追って見るのは疲れるし、ふとした時に「あの表現、あの単語はなんだっけ?」と見直すのに、いちいち再生するのは面倒。
テキストであれば気軽に手を取って眺めることもできます。また、QQキッズのテキストにQRコードがあるので、テキストに載っている発音も確認ができるのもメリット。
有料アプリも大活躍
QQキッズを始めて、すこし経ったあと。復習はおろそかに、英検5級の単語をただ練習していたあたりの時期に、有料アプリも導入しました。トド英語というアプリで、12か月プラン (2ユーザーまで) 16,800円(税込)。まあまあ高いなと思ったのですが、初めての会員登録した人ならウェルカムクーポンで12か月プランが41%オフ。とりあえずと1年間入会してみましたが、これが思った以上に良いアプリでした。
- アルファベット
- 日常英会話
- 読み物
- 発音ゲーム、単語ゲーム
こうしたレッスンが詰まっていて、レベルが上がると新しい学習ゲームと、デイリーが出てきてボリュームも内容もアップしていきます。毎日子供にやらせたところ
- aとanがあること(母音というものがあること)
- are のときは複数形を選ぶ。isのときは a(an)もしくは the の単語を選ぶ
- そのほか複数の単語を覚える(筆記は難しいけれど、読み・聞くはできる)
などの効果がでました。おかげでQQキッズで知っている単語がでてきたときや、a、an が出てきたときも、すぐに納得していました。
また、「○○(英単語)って○○でしょ?トド英語で言ってた!」「the は決まったものをいうときだよね、トド英語で言ってた」と言った言葉をほぼ毎日言うようになりました。
トド英語は一緒にやっていないので、どんな中身なのかははっきりとはわかっていないのですが、子供の様子からもかなりおすすめできるアプリのように思います。1年間の値段をみると躊躇すると思いますが、中途半端な有料アプリを使うよりか、ずっと良かったと感じました。