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保活に効果なし?保育園申請に手紙添え、各種アピールは都市伝説

もはや都市伝説。保活に効果なし?窓口アピール、手紙添え…

こんにちは、とはのです。
今回は保活におけるウワサ話をお伝えしたいと思います。

たとえば、保活をするうえで、以下のことを耳にしたことありませんか?

  • 役所窓口で必死さをアピールするためにも、服装は質素(お金がないアピール)
  • 早く申込みしたほうが必死さが伝わる
  • 議員へ口添えしたほうがいい

もはや都市伝説のような話も多く、意味がないものもほとんど。
順にこうしたウワサ話について、挙げていきたいと思います。

※本サイト(tohano.com)内での「保育園」は基本的に「認可保育所」を指しています。

役所へのアピールは必須!?

保活都市伝説。役所へのアピール編

保育園の入所申請書類を受け付けているのは、自治体(市区町村)の保育課窓口。
その窓口に説明を聞きに行ったり、書類を提出したりするときにアピールが必要だとする噂も…。

役所に行くときは、貧乏を演出

役所窓口を訪れるときは、みすぼらしい格好で。

これは「保育園に入れないと仕事ができない。お金が無いし困る」ということを暗にアピールしているんですね。
聞いたことがない人にとっては「そんなウワサあるの!?」という感じでしょうが、実際こうした話はありました。
まったく審査に響かないので、やめましょう。

入所希望書類は、いち早く提出

受付時に、書類に受付ナンバーをもらいます。
そのナンバーが早い人ほど、保育園入園への熱意がある、必死さがあると感じてくれるのではと思う人も一部いるようです。

受付期間内であれば、だれもが平等の審査を受けることになるので、早い遅い関係ありません。
ただし受付期限のギリギリの場合は、もしも不備があったときに期限内に間に合わない可能性もあるので、若干余裕を持っての提出をおすすめします。

申請書類には手紙・要望書を添える

入所申込書類を提出するときに、手紙や要望書を添える保護者もいたというウワサもあります。
自分がどれだけ保育園に入りたいのか、入らないと困るのか、といった手紙ですね。
しかし、どれだけアピールしても伝わらず、審査に響くことはありません。

第三者の口添えに期待する

保活都市伝説。第三者への口添え編

議員

町の議員への口添え。

昔やごく一部の地域では効果があったかもしれませんが、いまはもはや都市伝説化しています。
希望する保育園にはどの点で入園したかは、役所に請求すれば名前・住所を伏せた状態で開示されます。

そのときに明らかにおかしい点数があれば、気づかれる可能性もありますし、役所側も危ない橋は渡らないでしょう。

万が一入れたとしても、コネで入ったといっただけで白い目で見られることも…。こうしたウワサは、その地域にいる限りずっとついてまわります
女性アイコン2(うーん)

少なくとも、都市部や待機児童が多い場所ではまず効果は望めないはずです。
効果もなく、入った後も白い目で見られる可能性があるならば、避けたほうが良いでしょう。

保育園の関係者(園長・保育士)

役所がだめなら、直接保育園へアピール!

そう考える人もいるかもしれません。
保育園に熱心に電話をかけてアピールしたり、見学のときにあからさまにゴマを擦ってみたり。

「すてきな保育園です~。ぜひ入りたいです~~!(甘え調の声)」とか、見学アンケートに必要以上に熱意を書くとかですかね
女性アイコン2(えー)

保育園(認可保育所)の入園者は保育園側が決めることはできません。
そのため、どれだけアピールしても、効果はないでしょう。

保育園を褒める言葉も入りたいという言葉も、普通に漏れ出てしまうくらいなら良いですが、語尾をあげたり何度も言ってアピールするのはやめたほうが良いです。
また、アンケートも質問された内容に対して、適度な回答を書く形で十分。
過剰なアピールは保育園関係者、まわりの見学者にも引かれる原因にもなるので、なにごともほどほどにしましょう。

役所は公平な資料と客観的事実で審査をおこなう

保育園の入園を管理する自治体の保育課。
そこでは基本的に公平な判断のもと、入園の審査をおこなっています。
公平な判断のもととなるのは、入園に必要な書類たち。
それ以外のものは、よほどのことがない限り審査に影響しません。

前述したような貧乏を演出、手紙や要望書などはあくまで個人の主観が含まれたものです。
個人が書いたものは、そこに虚偽が含まれている可能性があるし、客観性に乏しいため信用に足りません。

もしも本当に困っている、お金がなくて保育園に入れないと危機的な状況であるならば、まずは保育課窓口にしっかりと相談をしましょう。
もしかしたらそれによって、それを証明する書類を新たに提出するよう言われるかもしれません。
それがどの程度審査に影響するかはわかりませんが、単に熱意だけをアピールするだけよりかは効果があるといえます。

認可保育所以外は効果がある可能性も

保育園へのアピールについては効果がないとお伝えしましたが、認可外保育所などでは多少審査に響く可能性があります。
認可外保育所の場合は、審査はその園がおこないます。

基本的に入園希望者順(先着順)が多いですが、なかには園長や施設管理者による独自審査で優先を変えるところもあります。
そうしたところについては、一定のアピールが効果がある可能性もあるため、手紙なども効果があるかもしれません。

ただし、手紙を添えたとしても、どういった内容が相手にとって響くのかはわかりません
逆に手紙を添えたことで、「我が園の思想と違う」「どうも自分本位の内容で、園でも人の話をあまり聞かない保護者かも。園には合いそうもない」と思われては元も子もないです。
手紙が審査に影響あるということは、良い方向に転がることもあれば悪い方向に転がることもあることを十分に留意しておきましょう。

また、保活を成功させたいからといって、どこの園でも良いと安易に申し込むのもおすすめしません。
入園後に万が一のことがあったら、責めるのは自分です。
認可園・認可外・そのほか、どこに申し込むとしてもかならずある程度は見学や調査をして、子供預けても平気だろうと一定の判断ができたところに申し込むことをおすすめします。

ウワサや都市伝説に惑わされず、正攻法で保活をすすめよう

今回ご紹介した役所アピールや第三者の口添えは、すべて「どこかで聞いたことがある」「○○さんが□□さんが言っていたって聞いた」などウワサ話程度のもので信憑性の薄いものばかいです。
役所や保育園がそうであると情報を明らかにしていない、情報源が明らかでないものに対しては安易に惑わされず、正攻法ですすめることが保活に対して要らない労力・心労をかけない第一歩といえるでしょう。


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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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