小学校に入学するときに気になるのが、子供の防犯。
いろんな面で心配ごとが増えますが、わが家で一番気にしたことが子供のひとり帰り。
ちゃんと家に帰宅できるか。途中危ないことはないのか。なにかあったとしても万が一のことだと思うが、その万が一が怖い。
こうした心配から入学後すぐに買った見守り用GPSについてお伝えします。
※見守り用GPSについては、ほかサイト様でかなり細かく比較されているので、比較検討したい場合はほかのサイト様をご参考ください。
※あくまで私が使っているGPSの使用感と気になった他社製品のみをお伝えします。
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わが家が買ったのは「まもサーチ2」
授業終えてすぐに帰る場合は、同じ方向の子供たちがグループになって帰宅します。
しかしわが家は「一体型の放課後児童クラブ・放課後子供教室(学童みたいなもの)」を利用していたこともあって、帰宅するときはひとりのケースがたびたびありました。
保護者がお迎えしても良いですが、やはりずっとそれを続けるわけにもいかず。
だからといって、心配は尽きないもの。そこで位置情報がわかるものを購入するに至りました。
まもサーチ2を選んだ理由
見守りGPSは種類がたくさんあります。
値段もピンキリ。本体が高いもの、月額が高いもの、バッテリーが短いもの、などなど。
値段は高すぎても良くないし、逆に安いからといって使い勝手が悪いと意味がありません。
吟味した結果、わが家では中間・妥協点のものはないかと探した結果、「まもサーチ2(※)」を採用しています。
※まもサーチは2020年リニューアルして、現在は「まもサーチ2」になっています。
まもサーチ2の概要
本体は5,980円(税込)。
基本使用料は月額528円(税込)または年額5,500円(税込)が選べます。
サイズは45×45×15mmで、本体が36gと小型&軽量なのもおすすめポイントです。
まもサーチ2の機能
基本機能は、多分どこの会社の見守りGPSもだいたい似たりよったりです。
まもサーチ2では以下の機能があります。
- エリア登録&通知
設定したエリアへの出入りをスマホへプッシュ通知してくれる - 移動履歴
まもサーチを持った子供が移動した場所を地図上で確認できる。履歴は90日間。 - 現在地の発信
ボタンを押すと、見守り者に居場所が通知される。 - 位置情報の定期更新
現在地を最短1分で自動更新する。更新間隔は、1~2分・3~4分・OFFから選択可能 - 見守り者登録は最大5人
メイン管理者(ご契約者)+サブ管理者が最大4人まで登録可能(追加料金なし) - ひとつのアカウントで最大5台を登録可能
ひとつのアカウントに最大5台までまもサーチ本体の登録が可能。兄弟姉妹それぞれにまもサーチを持たせているときなどに便利 - 電池残量の低下を通知
まもサーチ本体のバッテリー残量が少なくなるとスマホに通知してくれる - 通知の履歴
通知されたお知らせはアプリ内に履歴として残るため、後で見直すこともできる。プッシュ通知、メール通知のオンオフを設定することも可能
ちなみに、バッテリーの持ちについては、
1~2分更新(頻度優先モード)の場合、1週間~2週間
3~4分更新(バッテリー持ち優先モード)の場合、2週間~1か月間
「まもサーチ2」実際の使用感・レビュー
まもサーチ2を実際使ってみて、満足度は結構高いです。
欲をいえば、「あの機能もついてほしい」とかありますが、総合的に考えたら十分かなと思っています。
やはり軽いのはいい
ランドセルの重さが問題視される昨今。
やはり、見守りGPSもできるかぎり軽いものが良いですよね。
まもサーチは36gで、小さな子供の手でも持ちやすいサイズなので、その点評価できます。
バッテリーの持ちは1週間程度
とくに登下校の位置情報はやはりこまめにデータを取っておいてほしいので、1~2分ごとに位置を確認する頻度優先モードにしています。
その分バッテリーの消費が早いですが、まもサーチ2は長時間同じ場所(動かない状態)だと、スリープモードになるので、学校にいる間はそこまで消費しません。
そのほか、週末の習い事でもまもサーチを持っていくこともあります。
こうした使い方をしても、大体土日どちらかで充電(週1回)で問題なし。
たまに忘れていて電池残量低下通知が来てから充電することもありますが、1週間以上はもちます。
エリア登録&通知が便利
わが家で設定したのは3箇所。
- 小学校
- 自宅
- 習い事
エリアから出ると「○○(子供の名前)は△△(エリア)から出ました」などと教えてくれるので、学校に無事ついた・学校からでてそろそろ家に帰宅かな?などを知ることができます。
これがあると親の安心度がかなり違いますよ。
GPSの精度・位置情報はたまにずれる
位置情報については、多少ご愛嬌なところがあります。
つまり、たまにずれて、「小学校から出ました」「小学校へ入りました」などをくり返すことも。
ただ、これはどこの見守りGPSであっても、レビューを見ていると多少のずれはよくある感じがします。
GPSの精度は携帯よりかは若干劣るかも?と思っておくと良いかもしれませんね。
それでも大きく外れることはないし、位置は修正されていくはずなので、あまり気にしなくても良いレベルかと思います。
現在地の発信は万が一程度
まもサーチ2についているボタンを数秒押すと、緊急発信としてアプリに通知がいきます。
ただ、本当に万が一の機能だし、詳細を伝えることはできないので、気休め程度の機能かなと思います。
位置情報を見たら学校のままだし、その後も学童に移動していた通知も来たので、誤作動かと思って行動は起こしませんでした。
余談:ほかに気になった見守りGPS
冒頭でも書きましたが、吟味したのでまもサーチ2以外も検討しました。
みもりGPS(○)
とくに気になったのがメッセージ機能があるもの。
たとえば、みもりGPSは親から子供にメッセージを送ることができます。
みもりGPSのサイズは48mm × 48mm × 19.6mm。重さは48g。
価格は本体価格8,580(税込)、月額料金748円(税込)。
coneco (コネコ)(△)
カーメイトの「coneco (コネコ)」は昔のポケベルみたい。
GPS機能のほか、親が文字メッセージを子供に送って、子供は定型文を親に送ることができる機能がついています。
ただ、高い。本体が2万円弱します。
しかも子供が送れるのは定型文のみで、読んだかどうかの既読もわからないので、値段の割に機能がちょっと残念。
ちなみにみもりGPSは音声メッセージを読んだか既読を返せる機能があります。
otta.g(オッタジー)(△)
「otta.g(オッタジー)」は双方向で音声メッセージが可能。プランが3つあって、おもに見守り重視であれば月750円くらいのプランがあります(月10回まで緊急時のみ音声メッセージが可能)。
でもデザインが好みが分かれそうな印象を受けます。
どれも一長一短で決め手にかけて、おすすめできるとは言いがたく。
しかし、そんななか気になるものを見つけました。それが「トークできるGPS『BoTトーク』」。
「BoTトーク」(◎)音声やりとり可能。検討の余地あり!
本体は7480円(税込)、月額 748円(税込)。
大きさは50mm × 50mm × 21mmで、重さは50g。
BoTトークが優れているのが、双方の音声メッセージのやりとりが可能(ただし、トークはリアルタイムではなく、約1分の間隔で送受信)
さらにトークの回数制限はなし。みもりは月に100回までと制限されています。
デザインもシンプル、バッテリーも1~2週間もつ(ただメッセージ回数によっては1週間より短くなると思います)など、メリットも多いです。
ちなみに行動履歴は過去1週間分だそうです。まもサーチは90日、みもりGPSは過去3か月なので、ちょっと短いですね。
でもあまり見返さないので、1週間もあれば十分かもしれません(個人的に2週間あると嬉しいけれど)
まもサーチの感想まとめ。状況に応じてBoTトーク?
余談でかなり脱線しましたが、年々良い機能がついたGPSが発売されていますね。
わが家ではまもサーチを1年以上使っていて問題も発生していないし、毎日子供の登下校をチェックできるし、それなりに満足しています。
音声サービスがあるのはやっぱり惹かれますが、価格と利用度を考えると、このままの機能のみで十分かと感じています。
子供が遠出したり夜遅くの習い事を始めて一人で行動する、電車やバスに一人で乗って通学だったらBoTトークに乗り換えていたかもしれませんね。
ただ言えることは、どんな見守りGPSであったとしても、やはり1台でも持たせておくと安心度がまったく違うということ。
お子さんが入学する一人帰りするご家庭は、一度検討してみると良いかもと思った一件でした。