こんにちは、とはのです。
直近の記事でいくつか学校見学の様子をお伝えしてきましたが、今回はそれに付随するお話です。
実は、下の子の学校見学に付き添いで参加していた「上の子」に、少しばかり心情の変化が見られました。
今回は中学受験ではなく高校受験を選択した上の子の気持ちの揺れと、そこから親として感じた「選択肢の提示のしかた」について、「もう少し、こういう方法もあったのでは…」と感じた経緯をお伝えします。
「中学受験はしない」と決めていた上の子
以前から節目節目で中学受験や勉強方法の変更(塾への変更)を確認とってはいたものの、そのたびに上の子は「中学受験はしない」という意思を示していました。
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小学校の生活を楽しみつつ、家ではコツコツZ会や市販教材(最近では英検や漢検などに挑戦)して、地元の中学校へ進む。高校受験を目指す。
それが本人の希望であり、親としてもその選択を尊重して、高学年後期になってからはその確認もすることなく、現在に至っています。
しかし、下の子が中学受験を本格的に検討し始め、週末の学校見学に上の子も同行するようになってから、少しずつ様子が変わってきました。
関東G校で知った「圧倒的な規模と環境」
はじめて一緒に見学へ行った関東G校では、その施設の広さや整った環境にシンプルに圧倒されたようです。
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私立ならではのゆとりある空間や図書館の充実ぶりなど、公立小学校しか知らない上の子にとっては新鮮な驚きだった様子。
大ホールで学校パンフレットを読み、「ねえ、この学校すごいね、いいんじゃない!?」などと興奮気味に話していました。
まるで自分のことのように、目を輝かせる上の子。一方下の子は、G校で学校訪問は3回目。
それもあってか、すこしゆとりを持って「こんな学校なんだなー」とのんびり(?)構えていて、反応の違いに少し笑ってしまいました。
G校特有の「教え」といったお話には少し戸惑いを感じ、「いい学校と思ったけれど、私にはやや難しいかも…」と考え込んでいましたが、続く学生による発表や学校見学では、「こんな世界があるんだ」という強烈な刺激にはなったようです。
関東D校のカリキュラムに魅了され、こぼした本音
上の子が揺れ動く決定打となったのが、続く「関東D校」への訪問です。
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学校紹介の動画で流れた、企業や外部大学と連携した実践的なカリキュラムやプロジェクト。
これに誰よりも食いついていたのは、当事者である下の子ではなく、またもや上の子でした。
学習プログラムとかは、いまいち頭に入っていかないみたい…年齢的なものだと思いたい…
「学校でこんな面白いことにチャレンジできるんだ…!」と目を輝かせて見入っていたのですが、関東D校は完全中高一貫校であり高校からの生徒募集を行っていません。
それを知ったときの上の子は、まさしく「肩を落とす」状態。そして、見学の帰り道にポツリとこうこぼしたのです。
すでに上の子は6年生。ここから中学受験に切り替えるのは、現実的に考えてかなりの茨の道です。
本気で取り組んできた下の子の横で、ポロッと出た上の子の本音に、親としても胸がキュッと締め付けられる思いでした。
親としての思い:どちらを選んでも正解にしていく
上の子からそんな言葉が出るとは思っていなかったので、少し切なくなりましたが、私自身は「中学受験」でも「高校受験」でも、どちらを選んでも決して間違いではないと思っています。
幸いなことに、上の子の今の学年は雰囲気が良く、落ち着いて学校生活を送れています。
中学に進学すれば他の小学校からも合流しますが、仲の良いお友達も同じ公立中学に進む予定です。
私立中高一貫校の魅力に触れたからといって、これから進む公立ルートが劣っているわけではありません。
「言葉の確認」だけで終わらせてしまったことへの反省
とはいえ、今回の件で親として深く反省したことがあります。
これまで節目節目で「本当に受験しなくていいの?」「こういう選択肢もあるよ」と口頭で確認をしていました。
しかし、親の心の中に「私立中学に通わせてもいい」という選択肢が少しでもあるなら、言葉の確認だけで終わらせず、実際に通える範囲の私立中学の見学会や説明会に1〜2回連れて行くべきだったと感じています。
小学生にとって、行ったこともない「私立中学」の魅力や雰囲気を言葉だけで想像するのは不可能です。
実際に広々とした校舎に足を踏み入れ、先輩たちの生き生きとした姿を見て、カリキュラム映像に触れてはじめて、「自分がここで学ぶイメージ」が湧くのだと痛感しました。
もし今、お子さんが「中学受験はしない」と言っていて、でも親御さんとしては「本当にこれでいいのかな?」と少しでも迷われているご家庭がありましたら、ぜひ一度、候補となりうる学校の文化祭に一緒に行かれてみてはと思います。
今回のわが家の一件が、どなたかの進路選択や選択肢の提示の参考になれば幸いです。