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Z会・小4中学受験コース【点数低・メンタル強】後半期の感想

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Z会・小4中学受験コース【点数低・メンタル強】後半期の感想

こんにちは、とはのです。

今回はZ会・小4の中学受験コースの後半期・8月号~1月号の内容と子供の様子をお伝えします。

なお、毎号の単元・カリキュラムについてはざっとしか触れていません。前回と重複する部分や、前回書いたので割愛している部分(料金など)もあります。
前回のZ会の記事は以下のリンクから確認できます。

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毎号の詳しいカリキュラムや単元は時間に余裕ができたときに、もう少ししっかりまとめていけたらと思います。
また、小5からどうするかということと、今回全体を通して気になった所感などは、ここに書くと+2000文字以上になりそうだったので後日別記事にまとめる予定です。
→ こちらの記事まとめました

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それ以前のZ会の記事は、「Z会の記事一覧」をご参照ください

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Z会中学受験コース・小4。8月号~1月号の感想

Z会中学受験コース・小4。8月号~1月号の感想

小4では子供自身にお任せ状態だったので、今さらながらざっとテキストを見直して過去の様子を思い出し書いていきます。

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冒頭に書いたとおり、後日後追いで毎号のカリキュラムをまとめていけたらと思っています

国語は文章題をより深く学べる。バランスが良い教材

小4のZ会では読み取り問題(文章問題)が増えています。

たとえば12月号では読み取りが5問。
2ページの読み取り問題が1問、3ページの読み取り問題が3問、4ページの読み取り問題が1問です。とはいえ、1ページの上段に文章、下段に問題が記載されているので、4ページの読み取りといっても、実質2ページの文章を読んでいる形に近いと思われます。

また、月例テストが月2回。そこにも読み取り問題が含まれているので、月に7問程度の文章題に触れることになります。塾に比べたら演習の数が少ないかもしれませんが、解説動画もしっかりしているし、難易度も適度に難しく良問揃いのような気がしています。

読み取り問題のフォローが手厚い

読み取り問題に力を入れていることもあって、毎号「読み取りのポイント」「読み取りのまとめ」があります。「読み取りのポイント」は毎号最初のページにあって文章題に対する読み解く力を教えてくれて、「読み取りのまとめ」では最後の読み取り問題についての流れをしっかり解説してくれます。

女性アイコン(通常)
とくに「読み取りのまとめ」では、文章題の流れを解説し、部分ごとのポイントや「やってみよう」という補足問題もついています。
たとえば「○○の部分から想像できる、この人の人物像を書いてみよう」「この文章の表現の特徴を見て、どのような気分を味わうか考えてみよう」など。
通常の設問だけではなく、より深く文章を読み解くための問題や解説もある点もZ会の良さだと感じます

子供の様子を見るとワークの読み取りは全問正解であることは少ないようですが、難易度によってミスをするというわけではないようです。「最難関」の問題や大問はミスしないのに、選択問題でミスということもありました。また、「○○という言葉を使って説明しなさい」という問題は苦手なようで、ミスすることが多いように感じます。
文章の内容によって得意・不得意も出てきたので、そうした苦手に気づけた後半期だったように思います。

読み取り問題以外の学習もしっかりある

ワークは読み取り問題以外の学習(たとえば、熟語の関係性や尊敬語などの言葉の学習)も、バランスよく配置されています。このあたりは暗記や慣れもあると思うので、ワークとともに毎日練習ブックをこなしていくのが一番だと感じます。

残念ながら子供はそのあたりができていないので、テストでも「下の文字が上の文字の関係性(修飾している・反対の言葉になっているかなど)」「文に2つの主語・述語があるか」といった問題では半々の正答率でした。

このあたりは子供にくり返しワークを解いてもらうしかないかな
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算数は苦手だけど、奮闘中

算数は苦手だけど、奮闘中

算数は苦手意識はあるせいか、月の上~中旬まではほかの科目。それらがすべて終わったら算数に取り組んでいます。
嫌いなものは最初にではなく、とことん最後に、といったタイプのようです。

8月号は、論理・平均/グラフ

算数の論理問題は文章を読んで状況を解いていく問題で、これは大得意でした。
月例テストでもたまに最終問題で、「文章にある条件のもと、誰がどこに位置するか」といった論理問題が出るのですが、ほかの問題は空欄でも、ここだけはしっかり書いてることが多かったです。計算ではなく文章を推理していけばいいので、楽しいようです。

しかし、一定の法則を見つける問題については苦手でした
月例テストであるパターンの計算があり、では○番目まで続けた場合はどうなる?といった問題があったのですが、そこの番数まで一個一個計算していきそうになっていました。

また、平均・グラフ問題は大人から見ると、そこまで難しい問題ではないように感じますが、引っかかっていました。
子供の傾向的に受け入れるまでがすこし時間がかかるので、これも間をあけて見てみれば、意外にすんなり頭に入るのかもしれません。

9月号は倍数と約数、10月~11月は分数

9月号は最小公倍数や最大公約数など懐かしい問題がバランスよく配置されています。ただ、初見の子どもにとっては、ややパニック気味でした。

10月~11月は分数問題、たし算・ひき算・かけ算・わり算などが入ってきます。帯分数に仮分数。通分に…といろいろ習っていきます。
ただ、Z会の解説や問題のステップアップも適切だし、子供が単純に算数が苦手意識があってどうしても空欄やミスが多いだけで、そこまで算数に苦手意識もっていないお子さんであれば、中学受験コースであっても普通に受け入れられるペースで進められるのではないかと感じます。

12月は場合の数、1月は円周と円の面積

12月は「場合の数」、1月は「円周と円の面積」。
「場合の数」は論理的な意味合いも強いので、なんとなく理解しているように感じます。

また、月例テストではある生徒の平均点が出て、そこから各教科の点数を割り出す問題が出ていました。
線分図を使って解く問題ですが、ハイレベ100やトップクラス問題集(1年)でも似たような問題がよく出てきたような気がします。さすがに下の学年の問題集には「平均」はでてきませんが、たとえば買い物問題やバスの乗車問題など、最終的な数値とほかの条件を組み合わせて個々の数値を導き出す問題などがそれにあたるのではないでしょうか。
そのあたりが理解できていれば、なんとなく解ける問題ではありますが、当時もボロボロだったので、子供は覚えてないようです。

ちなみにトップクラス問題集の算数はかなり難しいです。上の学年(2年生)が下の学年(1年生)の問題集に取り組んでも難しいレベル。これ一冊すべて理解していたら、相当な実力者のように感じます
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月例テストは過去のワークで習ったものもでる

算数の月例テストは、その号でならった単元のみがテストに出るわけではありません。
たとえば12月号では「場合の数」以外に、角度の問題や分数の問題も出てきます。
そのため年度の途中からZ会に入会した場合は、それまでの単元をほかでしっかりと身につけてからでないとやや厳しい気がします
逆に年度初めから取り組んでいる場合であれば、何回も過去の単元が出てくるので、それによってくり返し演習となるので定着化の助けとなります。

女性アイコン(通常)
子供も分数の問題が最初苦手そうでしたが、12月号の月例テストではしっかり解けていたように思います



社会は地域や農業

Z会・小4の社会と理科は覚えることがたくさん

社会は地域や農業などを学びました。
平地、川、気候に火山に平野、農作物に日本各地の特徴、世界遺産まで…、覚えることがたくさんあるように感じます。
とくに社会は難しい漢字を使う言葉も多く出てきます。
漢字はもちろんのこと、どこになにがどんな特徴があるか、暗記力が試される教科であるように感じました。

社会の場合は国語算数のように別冊の問題集はないので、ワークや月例テストをくり返しやって、それでも足りなければ市販のワークという流れがいいのかもしれません。
また、今回長くなってしまったので割愛しましたが、学習まんがや学習ソングなどもおすすめだと思います(次記事で執筆予定)

理科は温度とてこ・水溶液と電流

理科も覚える用語が多いですが、それ以上に原理と仕組みを覚える必要があります
ただ、日常で目にする事象の説明も多いので、それを楽しめると理科も前向きに取り組めるのではと感じます。

たとえば先日子供が、調理中の鍋を見て

なんで水(お湯)が噴水みたいにぐるぐる動いているの?
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と聞いてきました。小4・8月号では「もののあたたまり方」を習い、そこで水を温めたときの流れを解説しています。
そこで調理中の話などを持ち出したらわかりやすかったなと感じました(あとで気づいたので、そのときには言えませんでしたが…)

10月号は水溶液(1)。
このあたりの問題は苦手なようです。
溶ける・溶けない・溶けたものからどうすれば個体が出てくるかなどの一連の内容をふんわりとしか納得していなかった子供は、10月の月例テストで平均点より大幅に減った点数をとっていました。たしかに10月号は説明や数字が多いので、算数に苦手意識持っている子にはすこし拒否反応が出るのかなと感じます。

11月号は水溶液(2)と音やふりこの動き。
11月号は小3の理科で実験したことと関連づいたことが多く、10月号に比べると受け入れられていたように感じます。

12月号の乾電池の問題は学校でもちょうどその単元に触れていたので、覚えやすかったようです。



Z会中学受験コース・小4では点数ボロボロ・メンタル強

Z会・小4の中学受験コースをなんとかやり遂げた

小学4年生コース、無事にワークはすべて終えることができました。

毎日の学習の様子

小学3年生のころはほぼ毎日、「今日はこれ」などと教科・ページ数を決めて取り組ませていました。
○×もシビア。ミスがあったところは○がつくまで翌日何度もチャレンジさせたこともあって、どんどんと直しの量が増える日々で子供も辛かっただろうと感じます。

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間違えたところをやり直すことは重要だとは思いますが、タイミングも調整が必要だったと思います

そして一転、小学4年生。

なにがきっかけかは忘れてしまいましたが、子供が自らその日なにをやるかを決めて進めていました。
結果、毎日練習ブックは夏休みや冬休みの時間があるときにしかやらず、毎月のテスト結果を見直しもほぼしていません。

しかし、毎月のワークとテストは期日までには終わらしていました。毎日1教科ワーク、もしくはテストをして、ちょうど1か月で終わるように自分なりに調整していたようです。

月例テスト前は復習は入念に?

月例テスト前は一応その前にワークを見直し、テストはタイマーでちゃんとはかって取り組んでいます。
理科の水溶液の問題などあまり理解していないところは見直したところで大した効果はないですが、なにも言われなくてもテスト前に見直す姿勢は偉いなと感じています。

見直しするのは当たり前かもしれないですが、なんでも「えらい」と感じてしまいます。見直しについては学校でもテスト前にしっかりと復習するように言われているので、そうした姿勢になったのかも
女性アイコン2(通常)

ちなみに使っているタイマーはパール金属の「C-3958」。

タイマーセットもしやすいし、ボタンも押しやすいです。タイマーの音が大きいので、音量口のところは布で少し塞いで音量を下げて使っています。

点数は波がある

すべての教科において波があります。
ただ、傾向的に国語はたまに平均点前後になるものの、90点以上とることが多く、算数は基本平均点ちょい下が多いです。
理科と社会は振れ幅が大きく、おそらく好きな単元によってかなり左右されるのだと思います。

点数に惑わされなくなってきた

小4でも点数があまりに低いとショックは受けるものの、小3のときのパニックや泣きわめくようなことはなくなりました
あまり良いことではないかもしれませんが、「低い点数を取る」ことを受け入れるようになってきたのだと思います。ある意味メンタルが強くなったのかもしれません。

女性アイコン(困り顔)
「低い点数を取るのが当たり前」と感じてしまっているような気もしますが…

ただ、低い点数であることを受け入れたところで、そこから挽回しようとする気持ちはあまりなさそうです。
そのまま穴ばかりの状態で進めてももったいないので、小5からは定着に向けた対策や思考を持ってもらうよう取り組みもくわえていく必要があるなと感じました。

付記

たとえば、小5の期間は小4の教材やテストの見直しを一緒にやるなど。
当時は難しかった単元も、いま見直せばすんなり入る部分もありそうです。
実際に子供に小学4年の前半期の算数を見せてみたら、「小数点とか今見たら簡単だね。なんでわかんなかったんだろ??」といって、間違えたところも解けていました。
また、標準問題は解けても、発展問題はまだ苦戦している箇所もあるので、そこをカバーしていきたいですね。

Z会の教材って読み物として読んでもおもしろいので、算数や理科は読み物+パズルを解く感覚で。国語と社会は読み物+あーだこーだ考えを話し合いながらやっていこうかな
女性アイコン2(通常)

今回は以上です。

次回は今回書ききれなかった小5からどうするかということと、今回全体を通して気になった所感やこれ使えるのでは?という学習内まんがなどにもすこし触れていきたいと思います。



→ 次回記事掲載しました。

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今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。 以下は最新記事や、わが家の通信教材についてです

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