こんにちは、とはのです。
前回に続いて、今回もオンライン英会話のKimini英会話についてお伝えします。

わずか1か月だけですが、その間に「Kimini英会話めちゃいい…」と感じる点が多かったので、それらメリットをリストにしてみました。
また、「もうすこしここが改善されたらいいな」といったデメリット?改善希望案もあるので、そこもすこし載せています。
比較のため以前受けていたQQ English(以下、QQキッズ)のサービスと比べている表記がいくつかあります。
QQキッズを貶めるわけではなく、あくまで比較するとこうだったという主観でお伝えします。

Kimini英会話メリット1・予約
予約が取りやすい
まずは予約の取りやすさ。
1週間前から予約が可能ですが、1~2日前でもレビュー評価・講師歴が長い先生が残っていることがあります。

1日1レッスン受けることができるお得なプラン(スタンダード、ウィークディ)の場合、2つ以上予約することはできません。
たとえば月曜に1レッスン予約、続けて火曜日にも予約ということはできません。月曜の1レッスンを終えたあとに予約が可能となります。
そのため、一人の人が占有していくつも予約することは少なく、「予約が取りやすい」という状況になっているのかもしれません。

キャンセルポリシーが厳しくない
キャンセルはレッスン開始時刻の30分前までが可能。
もし30分前を過ぎてからキャンセルしてしまった場合のペナルティは、「当日のプランの受講権利」もしくは「使用チケット」が失効するのみ。
これはほかのオンライン英会話と比べても、かなりゆるいです。
QQキッズの場合は、レッスン開始12時間前だった場合は、予約したポイントがすべて返還。
12時間をすぎるとポイント50%の返還、レッスン開始1時間前の場合はポイント返還なし、さらに無断キャンセルだった場合はペナルティとしてポイント2倍消費されます。

Kimini英会話メリット2・価格
価格が良心的
価格が良心的です。
毎日やっても、税込7,480円。回数制であれば、1レッスン税込605円です。
「Kimini英会話」より引用
教師の質によって料金が変わらない
Kimini英会話では教室の質・人気度によって、料金が変わることがありません。

QQキッズでは、実質値上げが多くて地味にストレスでした。しかし、Kimini英会話では気に入った先生はいつでも一律料金。
お気に入りの数・レビュー評価・講師歴など、いっさい影響されません。
-
-
QQキッズ。お気に入り先生がポイント変更で予約に影響が…!
こんにちは、とはのです。 今回は子供が利用しているオンライン英会話「QQキッズ(QQ English)」の教師(講師?)、ポイント変更に触れたいと思います。 ※ ...
続きを見る
オプション料金がかからない
オプション料金がかからないところも、Kimini英会話のメリットです。
たとえば子供に英検取得させるか考える親御さんは多いと思います。
QQキッズでは英検対策はオプション料金が必要(大体通常レッスンの1.5倍)だったので、将来的に英検受けるときどうしようかと迷っていたのですが、Kimini英会話ではオプションなし。しかも2級~5級まで対策ができ、二次試験については準1級~3級までプログラムとして用意されています。

Kimini英会話メリット3・カリキュラムとテキスト
テキスト費用は基本ゼロ
レッスンを受けるとき、テキストを別途用意する必要はありません。
さらに小学生の英会話3~4については、レッスン終了後にワークシートがダウンロードでき「書く」練習もできるなど、スピーキング・リスニング・読み・書きの4技能がトータルで学べるなど、レッスンとテキストの連携が手厚いです。
例外として、幼児英語コースは学研の幼児ワークを使ったレッスンなので購入を推奨。
英検についてはレッスン中は必要ないものの、合格を目指すのであれば市販の英検用単語集や問題集も活用することを勧められています。
カリキュラムの内容が日本人向き
Kimini英会話のサービス自体が日本人向きに設計されているのか、教材やカリキュラム進行がとてもわかりやすいです。
Gakkenのグループ会社ということもあって、教材の質もかなり高いことがうかがえます。
学校の英語教育を意識したコースも多く(小学生コース、中学生コース、高校生コース)、学校で習う文法項目を意識した会話練習ができます。
そのため、英会話を習う目的のひとつとして「小中高の英語教科の先取り」を挙げているのであれば、Kimini英会話はおすすめできます。

テキストが見やすい
小学生~中学生くらいまではイラスト+文章が半々くらいで、1ページにある文章量は控えめ。
高校生以上はイラストや写真は少なくなってきますが、1ページに詰め込みすぎない量で、見やすい構成になっています。
イラストやテキスト構成は日本人向き。フォントも柔らかいものを使っているので、パッと見で読みやすいです。
「Kimini英会話
」より引用
Kimini英会話のデメリット・改善希望
良いところが多いKimini英会話ですが、「ここは改善希望!デメリット」と思うところもあります。
レッスン予約後にコースやレッスン番号の変更ができない
Kimini英会話では、予約約後にコースの変更ができません
コースを変えるには、一旦キャンセルをする必要があります。
その際注意点として、キャンセルすると同じ講師・同じ時間で再び予約することができなくなってしまいます。
ここに注意
たとえば4/1の16時からA先生に「小学生の英会話3のLesson1」の予約をお願いしていたけれど、ほかのコースをお願いしたくなった場合。
4/1の16時からのA先生の予約をキャンセルすると、4/1の16時からA先生の予約は取れない状態になってしまいます。
キャンセルしたけれど、やっぱり「小学生の英会話3のLesson1」でいいや、と思っても一旦キャンセルしたらその時間の同じ講師の予約はできなくなってしまいます。
同コースでレッスン番号のみ変えたい場合は、レッスン開始時に講師に伝えれば変えてもらえますが、管理画面上では変えることができません。

画面遷移が重たい・予約画面が使いづらい
ログイン後の管理画面全般、動作がゆっくりだと感じます。
予約画面も重たいのに加えて、操作性がいまいちです。
検索一覧を出したあと、検索条件を変えるには一旦「検索条件を変える」ボタンを押して、検索を入力画面に戻らないといけません。もうすこしサクサク動いてほしいです。
また、コースを受講する場合、通常レッスン番号1からはじめるのがデフォルトのせいか、レッスン番号の途中から始めた場合の次回予約の際は「単元(レッスン番号)」の箇所を毎回自分で設定する必要があります。
ここに注意
たとえば「小学生の英会話1」について「Lesson1」から開始した場合。
次回の予約は「コース」に「小学生の英会話1」、「単元」には「コースの進捗どおりに受講する」がデフォルトで入力されていて、次のレッスン番号(この場合はLesson2)が指定されているはずです。つまり、ここをいじる必要はありません。
しかし、コース途中から開始、たとえば「Lesson10」から始めた場合、次回の予約時の単元を「コースの進捗どおりに受講する」のままにしておくと、飛ばしたはずの「Lesson1」が選択されます。そのため、コース途中から開始、選択したい単元(Lesson番号)の前に未受講の単元が合った場合は、都度手動でどの単元を次回受けたいか都度手動でセットする必要があります。


意外にこれは気にならない。よくある不満
デメリット部分としてよく挙げられている、通信の不具合や先生の質については、いまのところ気にならないです。
QQキッズでもたまに先生が静止画になってしまうことがあったし、そもそもそうした事態も少ないものでした。Kimini英会話も同じくらいの頻度のように感じます。
また、教師の質もQQキッズとそこまで変わらない気がしました。むしろKimini英会話のほうが、英会話に不慣れな子供たちにとって合う先生が多かったように感じます。

ネイティブの発音についても、もともとKimini英会話はフィリピンの先生だということを知っていたし、重視していませんでした。

主観ですがKimini英会話は日本語圏での英会話学習に近いので、より英語圏に近い教育を希望している人・すでに一定水準の英語レベルがある人にとっては、物足りなかったり不満が出たりするかもしれません。また、ゲーム要素もあまりないので、英語でゲームを楽しみながらといったお子さんも合わないかもしれません。
まとめると
ほかの英会話サービスがおすすめの人
- 目的のカリキュラムがない(たとえばカラン(Callan)メソッドとか)
- オールイングリッシュの教材が良い
- ネイティブの発音に触れたい
- 高水準の英会話が学びたい、Kimini英会話だと物足りなくなってきた
- ゲームや歌など英語で楽しみながらレッスンしたい
Kimini英会話がおすすめの人
- オールイングリッシュの教材が合わない
- 学校の学習指導要領にも対応したカリキュラムがいい
- コスト面が良い、オプション料金がかからない
- 学び直し、初心者向きのコースが手厚い
- ゲームや歌は重視していない
わが家はもうすこしKimini英会話でやっていく予定です。
Kimini英会話で物足りなくなってきたり、不満点が高まったら、またほかのオンライン英会話サービスなど検討してみます。